月イチの憂鬱
月に1度だけ、どうしようもなく消えたくなる1週間がある。あんまりこう言うとこでは言えないけど、三途の川の向こうに行きたいとかそう言うのとはまた違くて、単にパラパラ〜と静かに散っていきたい感情だ。男性版の生理といえば一番伝わりやすいのかもしれないが、女性の生理もろくに知らないくせに男性版などと言う資格はないし言いたくもない。ただ、実際にそう言う1週間が存在する。
その2日間くらい前からやたらと気分が暗くなってくる。明日は来てほしくないし、今日はとっとと終わって欲しいと思う。その期間は常にイライラしてると言うことはないけど、常に心が表面張力でいるような感覚がある。
具体的な例を挙げると、「同じ事を何回も言わなければいけない」というシーンがなかなか精神にくる。同じ事を何度も聞き返されたり、同じ事を何度も言われたり、いらないと言ってしまえば言葉が強いが、本来あまり必要のない動作に過敏になってしまうのだ。普段であればなんとも思わないのだが、この1週間は敏感になってしまう。
あと私は中高に1人ずつしか友だちがいない激細交友関係であるのだが(あまり自分で言いたくないけど)、そのせいで地元の友だち、とか大学の友だち、とかそういう感覚があまり分からない。
自分は常に"1対1"の関係だけど、向こうからしたら"1対多"の1人であるという、その感覚が分からない。だからInstagramなどであの日自分と行こうと言っていたあの場所が、「誰か行ける人」と言う旨でストーリー投稿されていると、「そうか代わりは沢山いるんだよな」とナイーヴになってしまう。
普段であれば、「まあその日自分は他の所に行ったし」と逆に強気になりなんの気にもとめないのだが、そんなことすらも気になってしまう。
自分が相手だったら面倒くさいし、深く掘り下げたくもない。でもその相手を自分がしてしまう、そんな1週間なのだ。
人は酔っ払ったときに本性がでるとか、"根はいいやつ"なんて存在しないとか、よくそんなことを聞くが、皆の"本当の自分"は一体どれなのか。区別できて生きている人は果たしているのだろうか。
(久々に書きすぎて、書き方を忘れてしまった)
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