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私とお笑い

青山さんと交換日記を始めることになり、テーマを任せきりにしていたのですが、「お笑いがいいな」と今日ふと思っていたので、どんぴしゃで嬉しくなりました。

お笑い好きなのは知っていたけれど、そんなどっぷりとは思ってなかったので、驚きました。

私がお笑いを好きになったきっかけは正直覚えていなくて。

何となく幼い頃に「笑う犬」を見ていたこと。

「ミル姉さん」が好きだったこと。

は覚えているのですが、本当に空気みたいにいつもお笑いがすぐ側にあったから・・・。って感じなんですかね。

笑う犬、リチャードホール、エンタの神様、ココリコミラクルタイプ、ワンナイ、はねるのトビラ、オンバト、レッドカーペット、レッドシアター…書いたらキリが無いくらいに私のテレビ欄は気付かない内にお笑いでいっぱいでした。

M-1もそんなに記憶がなくて。
NON STYLEが優勝する少し前から多分流し見程度に見てたんだろうなって…。

そんな私がお笑いを意識して見始めるようになったのは、中学1年生の時だったと思います。

私、今でもコミュ障なんですけど、その当時はほんとに『人とコミュニケーションを取ることが出来ない』級のコミュ障で。

そんな私が親の希望で女子校に入学ちゃったんですよ。
もう女子校なんて毎日べしゃりの総当たり戦ですから、憂鬱で憂鬱で仕方なかったです。
「何で偏差値20も下げて学校行ったのに惨めな思いをしなきゃいけないの?」って思いながら逃げるように勉強してました。

けど、そんな私にも女は優しいから「遊ぼう!」や、「メールしよ!」と声を掛けてくれて。

『この子達に飽きられたら、終わる』って気持ちでまず勉強時間を減らして、テレビを見ることを始めました。

流行りのドラマや、嵐の番組を見て取り敢えずみんなの『興味』に付いていく。そうしてたら、大人しい優等生が集まるグループになんとか入れたんですけど、イマイチ笑うテンポが遅い。「え?それほんとに面白いか?」ってポイントでお上品に小声で笑う。

そんな毎日が窮屈になってきた時に、ふと耳に入れてしまったんですよ。

教室の真ん中で、「ほんとに聞き取れるの?」ってスピードで捲し立てるように話す大声。そして、それを囲う弾けるような下品な笑い声。称賛するような、はたまた笑い声だけでは私の楽しさは表現し足りないと言わんばかりの手を叩く音。
『あぁ、ほんとに面白くて腹の底から笑ってるんだろうな。いいな…。楽しそうだな…。』とそこに行きたくて行きたくて仕方なくなりました。

そこから、私は毎日嵐の番組を見るのをやめて、何故かバラエティを意識して齧りつくように深夜まで見るようになったんですよ。

多分私で笑って欲しかったんです。
「面白い」って言って欲しかったんです。

山里亮太さんと後藤輝基さんが私の中で「師匠」になりました。
山里亮太さんの「自虐」はコンプレックスまみれの私はすぐ実践出来そうだったこと、後藤輝基さんの「例えツッコミ」は国語が得意な私なら練習したら使えそうだったことが選定理由だったと思います。

メモを取ったりすることはしてなかったけれど、とにかく意識して見るようにしてました。
何で面白いかを考えてました。

そんなことをしている内に、私の中にお笑いは確実に棲み着いて、「好きなモノ」になりました。

面白くなりたい
話せるようになりたい
笑って貰いたい

いや、嫌わないで欲しい…離れていかないで欲しい…
っていう13歳の寂しがり屋少女の悲痛な訴えだったんだと思います。

似た事を千原ジュニアさんが『うたがいの神様』って本に記してて、最近泣きました。

青山さんの胸を撃った本は最近ありましたか?

〈フリースペース〉

SEOライティングの勉強を始めようとしています。
オススメの教材などあれば教えてください。

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