見出し画像

ANTへの挑戦(下)

時間のあるうちに書いていくぞーーーー

どうも、オタしまです。

前回の記事で無事に彩りを終えたANT、次は参考レシピと思っていたところ、観戦に行ったエタパで上位に残っていたセキカワさんがnoteの有料記事で最新のレシピとサイドの解説をしていたので完コピしたレシピで練習することに。ANTで勝ちたいと思っている方は是非追いかけてほしいです。今後のレシピや有料記事待ってますw

平日大会負けまくりの日々

当面の目標を7/16に晴れる屋TCで行われる「レガシー神挑戦者決定戦」と8/20に行われる「BIG MAGIC OPEN」に定めて行動を開始します。
勝つために時間をかけるTCGは好きですが、和気あいあいとフリプして遊ぶTCGはそんなに好きではないので、目標大切!
まぁ選んだデッキがフリプにまるで向いてないので、都合が良かったかもしれませんw

晴れTCは家から大体1時間くらいで行けるのですが、20代のころと比べて体力も時間もなく20時の大会に出るのは厳しかったので、あんまり参加者は多くないですが17時の大会に足を運んでいました。たまーに20時も参加する感じで。

またこの頃になると身内のデッキにも変化がありました。
自分がANTを組んだきっかけとなった神決で成績が悪かったメンバーが同じくデッキチェンジをしていたのです。
レガシーにおいてはほいほいデッキを変えるよりも一つのデッキを極めたほうが良いと思っているのですが、それぞれ思うところがあったそうです。その結果、
土地単
赤黒リアニ
スニークショー
バントコントロール
赤単プリズン
デスタク
ANT

というしょーもないグループにw

相変わらずWillとデルバーいねwww

仕事柄平日休みが多いグループだったので、休みが被ったときに2~3人で高田馬場まで大会に参加しに行きました。どうしても身内あたりが起きてしまうのですが未開催になるよりはマシですw

いよいよ本格的に揃えるもんも揃ってガチ調整開始だ!
からの連日1-2の嵐!!!!!!!!

ん???????
彩って負けるのはダサいとあれだけデカい口を叩いていたのに???
平日大会で参加費回収もできんのか??????

できません...!!

マジでできない、大体マッチも1-2で負け。しかも有利なメイン戦を落としてるマッチが多いときたもんだ。
周りからもANT向いてない、身内狩りデッキ(狩れてない)と罵詈雑言w
その日は引きが悪かった、相性が良くなかったんだと全く意味のない言い訳をしつつ、頭の中ではなぜ自分が勝たないのかを分析。

自分の中で浮かび上がった勝てない要素はこんな感じ

マナ加速集めすぎ
勝ち急ぎすぎ
チャリス最強

主にこの3つが負ける原因だと気付きました。
一つずつ分解していきます。

負ける原因を見直していくぞー

①マナ加速集めすぎ

このデッキ、マナ加速を皮切りにストームを稼ぎ、なんやかんやして最後に【苦悶の触手】に繋いで勝利するデッキなのですが、とりあえずマナ加速を手札にかき集めちゃいます。
「何枚あれば勝つのに足りるかも考えずに」←ここ重要
そう、自分は勝利への明確なビジョンが見えていない。組んだばかりの時と同じことを、気持ちを切り替えたつもりになってやり続けていたのです。
相手のデッキは?相手のライフの残量は?相手の手札は?相手の盤面のクロックは?
そういった情報を大して考えもせず(考えてるつもりだが正解が見えていない)マナ加速を無駄に集め、その結果【冥府の教示者】などのチューターが引けないうちに相手に手札を整えられ負けたり、ハンデスなどの前方確認カードを持てないままブッパ、最後のチューターをカウンターされ虚しく消えていく生みだしたマナを見送りそのまま敗北...とにかくこれが多かったです。
相手のデッキがどうやって勝利してくるのか、数ターン後の展開は?
頭でわかっていてもそれに対しての自分の正解がイメージできず、まさしく手札に不要牌をかき集めていたのです。
組んでまだ4か月程度のANT初心者ですが、この負け方で勝てない人が一番多いんだろうなとはっきり言えますw
教訓:なんとなくじゃなく、自分が勝つためのイメージをしっかり持ってドロソを使え

②勝ち急ぎすぎ

とにかく【むかつき】死が多かったです。
これもひも解いてみると、2ターン目など【むかつき】を早いターンでキャストできると判断したらなにも考えずにブッパしていました。
大体浮きマナ1で【むかつき】を打てば関係なく勝つのですが、自分がそれまでに使ったカード次第ではそれが難しいこともあります。
そもそも【むかつき】を打たなくても勝てるなら勝ちたいのがANT、打たないに越したことはないことに気づいていませんでした。
教訓:【むかつき】を無理して打つな、本当にいま必要なのか考えろ

画像1

劇薬なんだよな

最後に言い訳なんですが、【むかつき】を打ったターンに勝てないとダメみたいな先入観がこびりついていました。
身内とフリプしてるときに【むかつき】を打ったターン中に勝てないと「捲りが弱くて草www」、「2ターン目に打ったのに勝ててないwww」と煽られていたんですw
実際はライフさえあれば次のターンに捲ったカードで再度走れば勝てる目算も十分にあるのですが、当時は身内からの煽りに屈さぬよう、捲り続け、結果ライフ20を失っていました。
見てる側はアド死してるほうがおもしろいので、この煽りは当然だと思うんですけどねw
教訓:乗るな!エース!!戻れ!!!

③チャリス最強

いくら素晴らしい構築である程度メタれていても、乗り手がドロソも満足に使いこなせていなければ【虚空の杯】を超えることはできません。
つーかこのカード強すぎだろ、X=1で置かれたらデッキのカード21枚機能不全なんだが!!!!!!
しかも平日3回戦全ゲーム【虚空の杯】入りのデッキなこともありました、当たり運も少しはあるでしょ(言い訳)
置かれたメイン戦は特になすすべなく負け続けました、負けでいいです(IQ1並みの感想)

画像2

人の心がない

教訓:置かれた時の勝ち方を覚えよう

最後は駄文になりましたが、主に負けた原因はこんな感じでした。

負けの原因をアウトプットできたならそれを修正すれば大丈夫、神決は勝ち越せそうだな!
もちろんそんな簡単に解決できたら苦労しません、なぜならこの原因に対して、どうしたらいいのかを聞ける有識者がいないからです。
アウトプットはできた、じゃあどう改善すればいいのか、一人で答えにたどり着くのには神決までの半月程度ではまるで足りませんでした。(そもそも対人は週に2日できるかどうか、MOは未実装)
結局問題点を抱えたまま、何一つ解決することなく神決本番の日を迎えました。

はやくにんげんになりたい!

というわけで答えの見つからないまま本番当日、前日のオンライン調整でも案の定アド死して準備万端です(?

少し前の話なので細かい内容は割愛させていただきますが

エルフ0-2
マーベリック1-2
ジェスカイやり直し2-0
URデルバー1-2
盟友『TANABE』のバントコントロール0-2

驚異の1-4ドロップ

なんということでしょう~、あれだけデカい口を叩いていながら、腕を彩れていないではありませんか~

トーナメントプレイヤーを目指してTCGを初めて17年、いくらレガシーの日が浅いとしても、1-4て(よえへーーい♪)
あまりの勝てなさに思わず笑顔でした。
しかも過去記事を漁った限り相性有利のエルフ戦やバント戦、どちらも落とす始末。両ゲームとも【むかつき】によるアド死だったと記憶しています。
あと何故かめちゃくちゃマリガンしてました。ドロソ、ハンデス、土地、マナ加速みたいなやたらと要求値の高いハンドを目指していました。

本当は最終戦まで続けるつもりでしたが、成長がみられず、いくら継続しても意味がないと判断しドロップ、当日ほぼ同じレシピを使用しているセキカワさんが上位卓にいたので張り付いて観戦(ストーカー)
マリガンやカードの使い方を見ると自分がイメージした展開とまるで違っていて、

あ、これ考え方が根本的に違ってるんだ。

そこに気づくことができました。デッキの回し方とか全然違ってたんだ、なるほどなー、それは勝てないわとストンと納得できました。
大会はグループ6人で参加しましたが、全員3敗してしまったのでちばちゃんで打ち上げ、その日1-4を叩き出した自分ともう一人(赤単プリズン)はもう人間ですらないと妖怪の烙印を押されました。

画像3

まず目指すべきは人間

大敗で終えた最初の目標だった神決ですが、得るものも多かったです。
やはり一番はANT使いの動きを間近で見れたこと、これに尽きます。
更にその後に参加した平日大会でも別のANT使いの方に当たれて対面ごとの考え方などを聞きまくったりと「生きた情報」がインプットされはじめました。
やはりカードゲーム、一人でプレイすることはできないのです。相手の考え方と自分の考え方があり、その先に勝負の決着が待ってます。

このANT、対面からすると「一人でダンスしてて楽しい?」と思われるデッキかもしれませんが、相手がピッチカウンターを持っていたら、忍耐は、ハンデスはと考えるデッキです。一人で踊ってるわけではないのです。

「一人でダンスしてて楽しい?」は『爆走兄弟レッツ&ゴーWGP編』の最強ライバルの「ミハエル」のセリフなんですが、自分は『テニプリ』なら不二周助、『黒子のバスケ』なら黄瀬涼太と、とにかく天才キャラが好きです。MTGで遊んでいる世代はレツゴー好きだった人多いんじゃないかなと思ってますw
YouTubeで最近まで毎週配信をやっていたので見直しましたが、最高のアニメでした。MAXの配信は見てません、好きな人いたらごめんなさい。。。

画像4

ユニホームがピンクなのがまたかっこいいんだよなぁ

このあと研鑽を重ね、BMO10日前の晴れる屋レガシー杯でついに4-2(2か月ぶりくらいの勝ち越し)でTOP8に残れました!

青黒スタイフルノート2-1
URデルバー2-0
グリクシスコントロール1-2
URデルバー2-1
人間1-2
バントコントロール2-0

確かこんな感じでした、苦手な【虚空の杯】に当たらなかったのが大きかったです。
残れたことに満足してしまい、8では嘘のようにボロ負けして1没するのですが、それでもBMO直前、ここまでの努力がいよいよ報われたと感じ大喜びでした。

この時のレシピはセキカワさんが使用していたレシピから自分の使いやすいように数枚調整をしていました。
理由は簡単、上手い人たちのように全ての対面に対し無駄なくカードを選び取ることができないからです。
なら自分は少しでもピーキーな部分をドローにして丸く、また、1枚くらいなら無駄打ちできるようにハンデスを増やしたりと初心者寄りに調整をしましたw
今の自分のレベルに合った構築になったと感じたので59枚はもう完成とし、最後1枠を考えているときに【黒玉の大メダル】が熱いという情報が目についたので苦手な【虚空の杯】への対策も兼ねて採用、手応えを感じたのでそのまま採用する形でメインボードがほぼ完成しました。

この頃には対戦数をこなしたデッキに対してのみ、ドロソでマナ加速を無駄に集めなくなりました。人のプレイを見て真似て矯正できたのかなと思います。
また、盟友『カズマ』が調整用にとURデルバーを組んできてくれたので、対面をお願いするだけでなく、下手なりに自分が回すことで攻めのタイミングなど、動きへの理解度が増したのが大きかったと思います。

あとマリガンが減りました。
ふんわりマリガンしても勝たないし、考えてやってる感出してるだけ、負けた言い訳にしてるだけだと思うようになったのです。
どうしようもない手札はもちろんマリガンしますが、初手に青マナ源にドロソがあれば他はふんわりキープであとは引きと相手の動き次第と軽く考えられるようになっていました。

対【虚空の杯】だけは全然上手くなりませんでした。当たらないことを願いつつ【黒玉の大メダル】を信じることにw

画像5

試す時間はそんなに取れませんでした

さて次回は…

いよいよBMOのレポートを書いていきます、記憶がまだあるうちにw
最終的なカードの採用理由と簡易的なレポートを書いて次の大会の際に見直せる程度にしたいと思ってますw

ではではシャイドリー(本人にバレました)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?