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ANTへの挑戦(上)

挨拶


どうもお久しぶりです、オタしまです。

今までデジカのことしか書いてませんでしたが、2022年8月20日に行われたBMOレガシーという、メインでやってるMTG(マジックザギャザリング)の大会で16位という非常に嬉しい(惜しい、悔しい)結果を出すことができたので、今後への糧になればと思い、いろいろ書いていこうかと思います。

このMTGというカードゲーム、古くから続くゲームなこともあり多様なフォーマットが用意されてるのが魅力の一つです。
そんな中自分が遊ばせてもらっているのが「レガシー」という、古いカードもたくさん使えるフォーマットです。
自分の仕事柄定期的に大会に行くのも難しく、そもそもいいおじさんなので身内と時間を合わせて紙をしばける機会もあまり多くはありません。
なので使えるカードが定期的に変化するフォーマットではなく、手元の資産で長く遊べる(仮に離れても戻ってきた時同じデッキで遊べる可能性の高い)フォーマットとして、身内とレガシーを選んで遊んでいました。
以前は同じ理由でEDHも遊んでいたのですが競技レベルで遊ぶのが好きなので、レガシーに熱が入るのに比例してやらなくなりましたw

そんな理由で身内と遊び始めたのがコロナの流行から2年目くらい、次第に制限が緩和されて晴れる屋などでイベントが開催されるようになったとき、いよいよその日はやってきました。

運命を決めた日

2022年3月、晴れる屋で定期的に開催されている「神挑戦者決定戦」というイベントに参加しました。
当時は「サルベイジャーコンボ」という、俗に言う無限マナ、無限ドロー、無限火力のデッキを使っていました。このデッキに1枚だけ入れられている「最高工匠卿、ウルザ」というカードが好きだったので、強く使えるデッキとして愛用していました。

組んだ時のレシピ、大会では少し調整してました

自分はmtgではコンボデッキを使うようにしています。
これには理由があって、1番は冒頭に書いた練習の時間を取れないこと。
いわゆるフェアデッキのような正攻法デッキでは、自分とやりこみ続けている人との差を埋めることができません。本気でやれば埋まるかもしれないですが、膨大な時間を要すると思っているのでまぁ厳しいなとw
コンボデッキは勝ち筋が決まっており、そのほとんどが特殊な勝ち方になるため相手との腕の差を対戦が始まった時点で少なからず誤魔化せること、メインボード戦が特に強く2-1でマッチ勝ちを狙えることが主な理由です。
学生の頃からガンダムウォー、ガンダムウォーネグザに本気で取り組んでいた時はコンボなんて使わなかったし使っても勝てなかったのに…人間変われるものですね(
とまぁそんな理由でこのデッキを握りしめて神決へ。
そもそもショップの大会にもまともに出ていなかったのでレガシーの多様なデッキなんてほとんど知らず、当時は身内とこういうイベントに出れるだけで満足していたので、まぁ勝ち越せればええやろの気持ちで参加。

3-2で迎えた6回戦でそれは起こります。

対戦相手はmtg世界チャンプの高橋優太選手。
ほぼ入賞の目はないので純粋に上手い人と対戦できることがプラスになると思い嬉々として対戦卓へ。
そんな対戦相手の使用デッキは「ANT」

このカードでいっぱい捲ることしか知らなかった


古くからレガシー界に存在するコンボデッキの代名詞的なデッキなのは知っていたのですが、対戦するのはこれが初めて、相手の先行でゲームスタート。
結果は0-2で敗北、先手2キルと後手1キルでした…
瞬殺されたことよりも、流れるようにコンボを決められた美しさに感動w
後から聞いてみると、自分はサイドボードに「深海の破滅、ジャイルーダ」を採用していたため、ピッチのカウンターがデッキに存在しないことが筒抜けだったので、前方確認しないままコンボ始動できたと教えられました。

マナコスト5
マナコスト3
このカードを相棒にしたデッキは奇数のマナコスト呪文をデッキに入れられないのだ


2セット目からは「虚空の杯」がブッ刺さりそうな予感はあったのでハードマリガンして探すべきだったのかもしれませんが、1マリガン後の手札がこちらも先手2キルできるパーツが揃っていたのでスタートしたところ、まさかそれより早く決められるとは思っていませんでしたw
当日の大会はここでドロップ、その後高橋優太選手の対戦を後ろから見て、そんな都合よく決まるものなのかと観戦。大体3から4キルくらいだったので相手の引きが上振れた部分もあったのかもしれませんw
その後の打ち上げ飲み会でぼくは大きく宣言します。

「ANT」組むわwww

誕生、父の残したニューマシン

別に父が残してくれたわけではないのですが、
新世紀GPXサイバーフォーミュラというアニメのサブタイトルから拝借しています。(最初の見出しも)
最高の作品なので皆さん是非見てください。
TVシリーズとOVA4作品と非常に多いですけど最高です。

さて、神決でのANTへの敗戦で自分もANTを組みたいと思ってからの行動は非常にスピーディでした。
元々組みたいと思ったデッキがあればすぐ組む性分だったのもあり次の仕事の休みでアキバ中を歩いて揃えましたw

オタクなのがバレちゃう

幸い関門とされてるLEDはサルベイジャーで使っていたおかげで所持しており、思ってたくらいの金額で揃えられました。
自分は昔からどのTCGでも複数デッキは持ち歩かず、常に一つだけ練習するスタイルで遊んでいたのでANT作成の際にデジモンカードの一部資産、サルベイジャーのパーツや8castのパーツとは全てお別れすることとなりましたが…それのおかげでデュアランも0から集め切ることができましたw
また、紙を買う際(ぼくはカードのことを紙と呼ぶことが多いです)働いて稼いだお金ではなく、なるべく紙を売ったお金で買うようにしています。
大した意味はないのですが、そうしないと際限なく買い物して貯金できないと思ったからですw

とまぁそんな感じでついに

完成したぞ、我が子アプサラス

ANTは色マナを出すからわかりやすくするにはやっぱ英雄勲章っしょってことで使いそうな色をそれぞれ用意、自己満足だし大会だと出しすらしないのですが、テンションが上がります^_^
レシピはその時フラッと見たデッキをとりあえず完コピしました。

最後に

めちゃくちゃ長い前置きになりましたが、こんな感じでぼくはANTに出会いました。
いざ完成して、これからめちゃくちゃ苦しい思いをして動きを覚えていくのですが、同じくANTを組み始めた人がもしいるなら参考…にはならないと思いますが共感してもらえるかなーと思う内容を中心に次の記事から綴っていきますので、気が向いたら読んでみてください(完成日未定)

ではではシャイドリー(死語)

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