【ネタばれあるよ】BEASTARS一話と二話の感想【全巻読んでる人向け】

まずBEASTARSを読もうと思ったきっかけを話そうと思います。
YOASOBIさんの「怪物」の歌を歌えるように練習していたら、毎日MVを何度も見るわけで、歌詞・映像が気になってきたというのが最初です。
歌詞の「正気の沙汰じゃない」「騙し騙し生きるのは正義か?」「もう誰も泣かないよう強く強くなりたいんだよ」「いつまでも君とただ笑っていたい」・・・思春期そのものだなぁ!いいなあ!若者よ!そんな感じの漫画ならぜひとも拝見したい、そんな気持ちになったのです。映像からはウサギと狼の恋愛であることが一目瞭然。その後YOUTUBEでアニメの一話冒頭の映像を見ました。血まみれで肉食獣を軽蔑する草食獣のセリフ。いや絶対面白いやろ。「肉食獣が獲物を食べることを我慢できるか、いやできない。」そんな明白な答えを覆してくれるファンタジーに違いない。そんな感動の予感の、実際はさらに上をいく感動を与えてくれました。このご時世、家に引きこもらざるを得なくなった私に潤いを与えてくれたBEASTARSの感想を大切に書き留めておきたいのです。

前置きがとても長くなりましたが、一話と二話の感想に移ります。

最初は完全にレゴシが犯人の空気のままストーリーが進みます。振る舞いがサイコパス食殺犯。最初の食殺のシーンで口のアップがあって、一回目に読んだときはスッと通り過ぎたけど、二回目は狼の口と熊の口を検索して見比べて、「専門の人ならもうここで犯人わかってしまうやつ」って思いました。歯並びが違いますよね?

ストーリーとは関係ないけどレゴシがエルスの手をひねり上げるシーン、とってもセクシーですよね。後にパンダのゴウヒンが「好きすぎてパートナーを食べた」という症例を出しているしこの世界では性欲と食欲が近いところにあるんだなぁ・・・ふぅん・・・エロいな・・・

次はリーダー室でレゴシとルイが二人きりになるシーン。「犬コロ」って呼んでるの、差別発言では!?てイラっとしてしまい、この世界への適応能力が高すぎて自分で笑いました。ルイとカイが争うシーンで、レゴシは牙を見せたって言われるけど本当に見せたかどうかわからない。みなさんどっちだと思います?それとも牙の並び方で犯人じゃないってわかっちゃうから作者さんは描いてないのでしょうか。私はレゴシがそんなことするわけないって思いたいけど、P.88では口をおさえてるから牙を見せたのでしょうか。そして最後のレゴシのしっぽをルイがつかむシーンは腐女子歓喜のやつやなと思いました。

三話の感想につづく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?