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引き寄せの法則除霊などスピリチュアニズムにおける人間について

実践的なことを書きます。

①まずアファメーションや浄化、念力を伴わないヒーリングがなぜ有効なのかについて。

以上の画像は人間の脳を大きく分けたところです。ポールマクリーンの論です。

ご覧の通り、人間の頭の中には左脳の言語、右脳のイメージ。外側が覆っている内側の脳は感情を。脳幹は生命維持や感覚、五感を担当しています。

外側の霊長類の脳、人間を人間たらしめる脳ですが。これの支配権は大きさに比例せずそんなに無いです。無駄に大きい。大きいですが、使い方次第で他の2つの脳の領域を飼い慣らすことができます。

多くの人はずっと悩んでいると思います。それは脳の使い方を間違っているからです。悩むのは哺乳類脳である大脳辺緑系が霊長類の脳よりも優位だからです。

人間は自分の感情を観察しなくてはならないのです。黙って眺めないといけないのです。母なるミトコンドリアがずーっとDNAの中に折り込み抱えてきた人類の苦痛を何も言わず評価せず驚かずじっと気が済むまで味わう。つまり観察しないといけないのです。

その観察は何で行われるのか。言葉あるいはイメージもしくはこの2つです。それぞれのその人の、個々の得意分野によります。

要するに脳幹、爬虫類脳から沸き起こってきた化学物質に哺乳類脳が大騒ぎし、大脳新皮質である霊長類脳でそのザワザワ感をじっと目をつむりジャッジせず味わうのです。

やり方は自分の部屋で、もしくは布団の中で。「怖いなぁ」と思うことを自分が思うその最悪なケースまで描写しつくします。それが現実化するのが怖ければ「これは現実化しません」「私は守られています」と頭の中で言ってください。最悪なそれを「味わう、味わう、味わった、味わった」と頭の中で言いながら気の済むまで、そのイメージ、映像、胸が苦しいなどの感覚あるいは言葉の羅列が終わるまで眺めるだけです。あまりの気持ち悪さも溢れる涙もそのままにじっとしておくだけです。何も言わず、強制終了せず意識をそらさず無理に書き換えようとせず、介入せず。それで、終わったら、空白ができます。「空白は愛で埋まるでしょ」「今開いたスペースを無条件の愛で埋めます」とでも思っていてください。

なぜ頭の中で「私は守られている」「愛で埋まる」などと言う必要があるのか。それは哺乳類脳も爬虫類脳も自分が感じているもの、自分から発生しているものが何なのかわからないからです。そこで霊長類脳がそれを言葉で描写し、言葉によってラベルを貼ってあげること。意識である私達が言葉を知らない部分に向かって言葉を与えること。これが愛で観察で内観です。

言葉のニュアンスを、それが幸せなものか否か哺乳類脳はキャッチします。

よく言われる、「自分の使う言葉に気をつけろ」というのは。つまり哺乳類脳、大脳辺緑系は言葉のニュアンスのみを汲み取ります。主語?わかりません。とりあえずすべて自分に向けています。その証明は、大脳新皮質の部分、霊長類脳の発した言葉のニュアンスをくみ取りそれを爬虫類脳つまり脳幹に送り肉体に反映させるからです。

自分で言ってて気分悪くなったり、愚痴を言って重苦しいから取り繕おうとしたりもっと言おうとしたり、楽しいこと妄想していて心臓がどきどきしてきたり。これらがその証明です。


なのでアファメーションや除霊、念力を伴わないヒーリングが効くのは脳の仕組みと言葉の力というわけです。

ついでに言うとなぜ他人がおこなう遠隔ヒーリングで効果が出たと思うのか。心理学者ユングは「人間には集合無意識ってのがあって、これってば全人類の脳とつながってるんだよ」と言いました。大脳新皮質、霊長類脳は私達”意識”、哺乳類脳は”無意識”脳幹の領域は”潜在無意識”とも言われるそうですね。この集合無意識というのは潜在無意識の奥底にあると言われています。あとテレパシー、虫の知らせ、これらもこの領域、人間の脳幹の領域でキャッチしているとも言われています。

量子力学という物理学のさらにディープな分野では。「言葉はエネルギー、周波数。思考した言葉もしかり」と言われています。

神様にお願いする時も「自分の名前、住所、具体的に何を望むのか言うこと」なんてあります。これは座標をきちんと言えということなんですね。

なので言葉にする、と言っても、具体的に描写したほうが、哺乳類脳も爬虫類脳もより仲良くなりやすいわけです。

おわり。(2015年6月30日執筆OTANI)

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