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お城めぐり部 - 今治城 (2023年9月)

2023年9月9日、10日に、四国のお城をめぐってきましたのでレポートします。
本ブログでは今治城をご紹介します。

今治城

日本の 100 名城 79 番、今治城に行ってきました。
二回目の登城でした。

藤堂高虎が築城した海城で、砂の吹き上げる海岸に建つため「吹揚城」、海岸を意味する「須賀」から「美須賀城(みすかじょう)」などの別名があります。

現在は埋め立てられて内陸にありますが、水路で今治港に繋がっているそうです。そのため堀にはクロダイなどの海洋魚が生息していると記載されていました。
城に隣接して駐車場があります。30 分ほど滞在して駐車場代は 200 円でした。

大通りから車も通行できる橋を渡ると鉄御門 (くろがねごもん) という立派な門があります。

関ヶ原の戦いが終わって、東軍についた藤堂高虎はその戦功から伊予の国を与えられたそうです。で、1602 年から 1608 年まで約 6 年ほどの歳月を経て今治城が完成しました。

城は 1980 年に再建されたということで、綺麗です。
入場料は 520 円で、天守閣は海洋生物や近隣の動物のはく製、牧野富太郎にちなんだ植物展示などを拝見できました。

最上階は見晴らしがよく、しまなみ街道の島々を一望できました。

前回、2015年8月14日に登城した際の写真です。天守以外に複数の櫓を内覧できましたが、今回は時間の兼ね合いで天守と神社参拝だけで、次の城を目指しました。

出世の白餅

藤堂高虎は築城の名手として有名で、城めぐりをしていると度々登場します。
この今治城だけでなく、伊賀上野城、宇和島城、江戸城も設計していて、インテリな感じかというとそうではなく、非常に大男だったそうで、身体中に傷があり、手足の指もいくつか無いような戦国の時代を生き抜いた兵 (つわもの) だったそうです。

若い頃、お世話になった餅屋に後世で出世してから恩返しをした「白餅 = 城持ち」という有名なエピソードが印象的でした。
彼の旗には白い丸が三つ並んでいます。

次回は松山城をレポートしたいと思います。

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