おれはおまえのためにTwitterをやってるんじゃない

今日は最悪だった。ひさしぶりにクソ寒いし雨は降ってるしなんなんだこれは。ぼくは天気がダイレクトにお気持ちに直結するタイプの人間なので、今日みたいな日はもう本当に気が滅入ってしまう。真面目な読書noteでも書くかと思って2000文字くらい下書きしたところで、「あー今日は無理だー」ってなって全部消した。本当に嫌になりますね。

ぜんぜん関係ない話を唐突にはじめるんだけど、最近Twitterをしていると「あー、このツイートバズるだろうなあ」ってのがなんとなくわかってきて、実際バズることが増えた。バズるツイートを狙っていつでも書けるわけじゃなくて、特になにも考えずに書いたツイートの下書きを投稿直前に眺めて「あっ、これたぶんバズるわ」ってのがなんとなくわかるようになった感じ。Twitterやってるやつなんかだいたいが承認欲求の塊みたいなもんだし、ぼくもその1人なので、実際にツイートがバズると嬉しかったりもする。単純に自分の書いた文章がたくさんの人に読まれるのは気分がいい。

ただいいことばかりかというと必ずしもそうではなくて、一定数のRTを越えると必ずバカが現れる。たとえば以前ぼくが婚活中の友人について「スペック的には悪くないと思うのに、なにがダメなんだろうなあ。いいやつなんだけどなあ」とツイートしたところ、とある恋愛コンサル垢(もうこの響きが頭が悪そうで嫌なのだが)から「モテなくてつまんなそうなやつ笑」と揶揄する引用RTが届いた。また別の例を出すと、森博嗣のエッセイについて紹介ツイートをしたとき、ぼくのツイートへのリプライでアフィリエイトを貼ってきたやつがいた。この両者に対しては本当に心底「ムッキー!!!!!」となったので、実際「なめてんのかふざけてんじゃねえよ」とキレた。

「そんなことでいちいち怒るくらいならTwitterやめたらいいじゃん」というご指摘はあるかと思うんだけど、なんでバカのためにぼくがTwitterやめないといけないんだよ。でもまあ世の中には一定数のバカがいるし、こういうバカには日本語が読めないしデリカシーもないし文句を言っても仕方がないので、粛々と対応していくしかない。

日本語も読めないデリカシーもないバカは本当に救えねえなと思ったりするわけだが、なんで同じ人間なのにまともな人間とそうじゃない人間に分かれるのか少し考えてみた。たぶんこれは学力とかそういう問題じゃなくて、想像力の問題なのだ。ネットの向こうにいるのは人間だという当たり前のお話。それがわからないから頭のおかしいリプライや引用RTを絡んだこともない他人に通知がいく形で投げることができる。あるいは他人のバズったツイートに乗っかって小遣い稼ぎをしようなんてさもしい考えが湧いてくる。

これだけは言わせてくれ。おれはおまえのためにTwitterをやってるわけじゃないんだよ。わざわざ通知が届く形でクソを投げつけてくるんじゃない。せめて見えないところでやってくれ。

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