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エロ同人ゲームの考察004[いつまで生きられるか]

あまりエロ同人について触れられていませんが、今回はショックな事があったのでそれを書きます。
先日、声優田中敦子さんの訃報がありました。
大変にショッキングでして、親の死に目より泣き腫らし、狼狽えてしまいました。
恐らく私が思う中の女性声優さんでは本当にトップ中のトップというイメージで、声の質、演技、それら全てが本当に神だったと思います。
そんな方がまだ61歳という若さで亡くなってしまいました。
もう少佐の声が聞けないのか……と考えるとやるせなさでいっぱいです。
私が攻殻機動隊をちゃんと観るようになったのは、パチスロのSACで知ってからでした。そこからアニメにハマっていった感じです。まだ若い頃にゴースト・イン・ザ・シェルという劇場版も一応観たりしてましたが、頭悪すぎてあの映画の凄さも面白さも何も理解できなかったので、ずっと遠ざかっていました。
少佐、草薙素子という存在感。小さい身体の素子の時は坂本真綾さんですが(もちろんこちらも素晴らしいのですけども)田中敦子さんの喋っただけであの説得力、色気、本当に凄いものがありました。
みなさんご存知の通り私は口リが好きですが、お姉さんキャラも実は好きだったりします。

世の中に不満があるなら自分を変えろ
それが嫌なら、耳と目を閉じ口をつぐんで孤独に暮らせ

SAC1話冒頭で少佐の最初のセリフです。名言とかでもよく出てきますこのセリフですが、凄い好きでして。
辛い時には何度もこの言葉を思い返して頑張ろうとなったことがあります。
こんないい言葉をあの雑魚みたいなテロリストになぜ少佐は言い放ったんでしょうか。
考察のブログでなるほどなと思ったことがあったのでそれをかいつまんで説明しますが、この時少佐はとても苛立つ感じだったそうです。
考えてみれば基本クールな少佐がわりと感情を出して言い放ってる感があります。
その考察の考えはこうです。
「自分を変えざるを得なかったことへのいらだち」をぶつけてるのでは
ざっくり言うとこんな感じの事を書いていました(違ってたらすみません)
その考察を見るまで私は何も考えずにそのセリフそのままを受け取りありがたく思い、日々頑張っていたわけですがなんというかかなりハッとしたというか、その可能性がだいぶ高いな……って思ったりして。
それが合ってるかどうかは別問題ですからいいとして、真実というものが隠されていたりするものなのかもな……と思った次第でした。
※もちろんこの言葉自体は笑い男事件自体の伏線になっているからというのはありますけども。

脱線してしまいました。
田中敦子さんが死んでしまったという事実に、改めて思うわけです。
なんだかんだで、死んでしまう。人は、必ずいつか死ぬ。
病気、事故、自殺、老衰。
その時にどう生きてきたか、が周りによって証明されます。そういうものだと思っています。
昔は自分さえよければそれでいい、その感覚が大きく家族も蔑ろにしがちでしたが、なぜか最近はそういうのがだいぶ薄れてきました。
死を意識した時、いい弔いをされたいのかもしれません。
いい加減に生きてしまえばきっと「あいつ死んだんだ、よかったわ」と影で言われることでしょう。
死ぬ時くらいそんな事言われたくないなってやっぱ思うんですよね。
ただ、自分を仮に作家というものにした場合、作品もただひたすらに残したいという思いも同じくらいあります。
エロゲなので、ただエロいものであればそれでいいのかもしれません。
でもうちのゲームもそれだけでなく真実が隠されているような
そんな中身のある作品を残してみたい。生きられるその日までとにかく作品をゲームを作っていきたい。
いつ死ぬかわからないのなら、やはり迷っている時間はないんだなと思います。
現在作っているゲームは大手を振り家族に自慢できるものではありませんが、それでも作っていきたい、作り続けたいと思っています。

大事な人が死ぬたびにそんな事を思います。
みなさんはどうですか?人生を通してやりたいことはありますか?


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