見出し画像

あなたはこの一年でどのくらい成長したか

2021年やったことを思い出す

前半は自分のための備忘録的なアレなのでこのパートは流し読みで大丈夫です。

1月:次年度全社予算策定追い込み

事業部長たちとのディスカッションと全体調整

2月:事業部へ異動し100拠点分の予算策定

兼務していた事業部に本格的に異動、3ヵ年計画、予算策定オペレーション

3月:予算fix、KPIマネジメント体制つくる

100拠点分の予算/事業KPIマネジメントツールをゴリっと改善。
mentoでコーチング学習を再開。

4月:社長-行政TOP交渉Pjt

突然降ってきた超重要案件にアサインされる
元McKの事業部長にゴリゴリにしごかれてコンサルっぽいスキルがめっちゃ上がる。

5月:HRの評価育成状況を可視化

1000人弱いる現場スタッフの評価・育成状況を可視化できるように諸々整備

6月:mento認定プロコーチになる

スクールを修了して晴れてプロコーチになる。傾聴力と質問力がめちゃくちゃ上がる。

7月:経営目標再検討Pjt

トップラインどこまで上がる?という経営からのお題に対してうんうん言いながら出店計画、採用計画を見直してPLを全部引き直す。
経営×事業部コミュニケーションのイロハを肌で覚える。

8月:あんまり記憶がない

なにしてたっけ・・・淡々と仕事をする。

9月:転職活動を始める

色々と限界を感じて異動交渉・転職活動を開始、YOUTRUSTで副業開始。
GASを組んだりマニュアル整備して自分に属人している業務を簡略化

10月:転職決める

有休消化でほぼユートラコミット。
CS Opsとしてイシュー分析をゴリっとやる。久しぶりのSQL楽しい。

11月:ひたすら課題解決の数をこなす

副業→本業になって関わり方が一気に変わり焦る。
売上目標達成、各種オペレーションや会議体の再構築、データ分析、プロダクト連携、副業インターン含めて15人のメンバーマネジメント、育成、採用、、、やり方をいろいろ急いで変えすぎてカオス

12月:いろいろやったがうまくいかなかった

いろいろトライしたけど明確に失敗。悔しい。


2021年の振り返り

あなたはこの一年でどのくらい成長したか

最終日の朝会でイワヤンさんに
「あなたはこの一年でどのくらい成長した?」
と問われた。観点はスキルの二軸。

改めて思い返すとこの一年で出来ることはかなり増えたと思う。一部上場企業の経営に近い場所で、視座は上がり視野も広がった。「どんなに綺麗事を並べても利益を上げないと意味がない」「ミッションと利益創出を両方追求する」ということを体に刻み込んだ。とにかく数字に向き合い続けた。

コーチングも(かなりの時間とお金を投資して)本格的に学び「問う力 / 傾聴力」も相当上がった。人の奥底にある「何か」に向き合い続けた。

リスクをとってユートラに転職したのも大きかった。今までは最年少キャラだったが初めて業務内容にマネジメントが入った。前職に比べて責任範囲は大きくなり考えることもやることも増えた。

だが、これだけ出来ることは増えたのに目標達成できなかったということは、求められているレベルに対して僕の成長が追いつかなかったということだと思っている。


成長の定義とは

成長という曖昧な言葉は自分の中で「他者への影響力の拡大と強化」だと定義している。どんなに出来ることが増えてもそれによって他者に良い影響を与えコトが前進しなければそれはただの自己満足でしかないからだ。なので「出来ることは増えた」と前述したがそれは成長の必要条件でしかなく、そこから周囲に影響を与えられるかどうかはまた別の問題であるのだということを今回とても痛感した。

この一年でスキル(自分が出来ること)は増えたが、ユートラでは成果を出すに至らなかった。ただ原因をよく考えると、転職を経て求められる成果が個人レベルからチームレベルに変わったことが大きい(これはまさに今回の転職で望んだことでもある)

・自分が成果を出す→結果的に他者に影響を与える
・自分が他者に影響を与える→他者(組織)が成果を出す

という違いがあるにも関わらず、それによって自分の動き方がどう変わるのかまで言語化できていなかった。
そう考えるとこの一年で個人レベルでは成長したが、組織で成果を出せるようにするという点で未熟だったのだと思う。

個人で成果を出す vs 組織で成果を出す

自分ができるようになるのと他者に教えるのとでは大きなギャップがあるのはよく言われる話だが

彼/彼女は僕ではない

という言葉にすると当たり前なことを本質的に理解するのにかなり時間を要した。

  1. 現状を正しく把握する

  2. 理想を解像度高く描く

  3. 理想と現状のギャップを埋める行動をする

出来ないことが出来るようになるまでは概ねこのフローを辿るが、1も2も3も人によって全然違うのだ。そもそも事業の成功パターンも模索中というスタートアップで最適解なんて存在しないのに、最初から自分の型を最適解としてみんなに当てはめてしまった。結果としてハレーションも起きたし、求められる成果も出せなかった。

「人によって違う」とサラッと書いたが、誰に対してもこれをちゃんと理解して行動まで落とせている人は実はそんなに多くないんじゃないかと思う。誰しも自分の色眼鏡で世界を見ているし、自分の価値観を他者に押し付けるからこそ争いはなくならない。

違いを受け入れるだけの器はあるか

ここで今一度、イワヤンさんに言われた「器」の話を考えたい。

組織が大きくなるほど多様性が増し、自分と違う他者は増える。
自分と相手との違いが大きいほど受け入れるのも大変になる。
そんな中でも相手との違いを受け入れられるかが「器」なのではないか。

組織で成果を出すために、他者に影響を与える。
他者に影響を与えるために、他者を理解する。
他者を理解するために、自分との違いを受け入れる。
違いを受け入れるために、自分を理解する。
自分を理解するために、自分にまっすぐ向き合い、考え、行動する。

雑にまとめると、器のデカさと組織の成果は比例するし、
器のデカさはどれだけ自分に真摯に向き合ってきたかに繋がるのではないかと思う(このへんはもうちょっと解像度を上げたいので誰かと話したい)


自分の小ささを受け入れ、コトに向かう

思い返せば、中学でも、学生団体でも、新卒入社したリクルートでも、スゴい人たちがゴロゴロいる環境に飛び込んだときはいつも「あー、俺しょうもないなー」と自己認知してからが本当のスタートだった。

こうやって言語化すると、ちょっと形を変えたいつもの壁にぶつかっているだけだ。

僕自身はまだ器も小さいししょうもないのだが、
欲だけは一丁前で、
もっと強くなりたいし、
もっといろんなことを知りたいし、
もっと未来をより良いものにしたいと思っている。

だからこそ、1人ではなくチームで成果を出せるようになりたい。
2022年はチームで成果を出せたと誇れる一年にしていく。


サポートいただいたお金で逗子の子どもたちと遊びにいきます