見出し画像

好きを言い訳にしていませんか

嫌いには理由があるが
好きには理由がない。

もしくは好きに理由なんていらない。

なんて言葉、聞いたことありませんか。

おおよそそうだよなぁと思います。
「なぜだか分からないが好きじゃない」
というのも、嫌いな理由をうまく言葉にできてないだけであって、やはり理由あってのことだと思うのです。

私は大人になるまで嫌いな理由・好きじゃない理由をまとめることにとてつもなく時間がかかっていました。全てが終わった後に「だから私はあの時イヤだった」「こんな理由でできなかった」と、ようやく明白になることがほとんどでした。

時間がかかるというのも、10年、20年レベルです。かかりすぎ。

小学生の時に揉めたささいなことに対して高校生の頃にようやく(あの時のあれはこうだった!)とハッキリする感覚ですので、その頃の友達に説明する機会もなく今に至る、という案件がいくつもあります。

なので、学生時代に分かち合えた友達というのが少ない方だと思うのです。だからこそ、同窓会に行ってみたいなあと思います。今なら、ありのままの自分でもう一度みんなと友達になれる気がするのです。

理由と言い訳は紙一重ですね。
今の私はきちんと、そしてなるべくすぐ、理由を伝えることができます。成長成長。

話は変わりますが私はクリスマスが好きです。
じりじりと迫り来る元旦にビクついているのに、ツリーの片付けにまったく取りかかれないでいます。

人目につく玄関ドアのリースは早々に片したのに、家の中にあるというだけでこのざまです。しめしめ、どうせ誰にもバレちゃいないよと私の中の不良が顔を出すのです。

しかしあんなに毎日ウキウキと眺めていたツリーに今度は24時間こちらが監視されているような感覚で、吊るしてある赤い小人もソリに乗ったサンタも、みんなして私を見てくるのです。12月26日から12月31日までのいい加減ツリーを片付けなさいよというこの圧迫感。これ以上の無言の圧はありません。

耳を澄まして秒針の音を聞き入ってしまうとたまらなく焦ります。
「今日も片づけなかった」という後悔なのか反省なのだか、バツの悪い気持ちに襲われる日々。
ただ、最後に言わせてほしいです。

私はクリスマスが大好きなのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?