何故ブログを今更始めたのか

どうもこんばんは、京都の弾語り田渕です。

普段はライブ喫茶での調理担当、音楽スタジオでのスタッフ兼レコーディングエンジニアなどやっています。音楽に携わる何かという事をやっている感じです。

音楽活動に関しては、3ピースバンド「スナフ」のギターボーカルで3年程活動して、解散後弾語りで一人で活動して、今で音楽活動13年目くらいかな。

もう”若手“と言われる期間はとうに過ぎて、今や活動年数だけ見れば立派な中堅です。活動する中で全国各地に音楽を通しての知り合いは沢山出来たし、京都のライブハウスでは「こんちはーす!!」と店に入れば、店長やブッカー(ライブキャストをオーガナイズする人)さんは「おー久しぶりー」と挨拶する場所は沢山ある。ライブでは共演者が顔馴染みということも珍しくなくなりました。

ただビックリするくらいに人気がない。ほんとビックリするくらいに。いつも応援してくれているファンの方々、本当にありがとうございます。今ついてきてくれている方には本当に勇気を頂いているし、感謝しかありません。ありがとう。

けども残念ながら人気がない。スカスカのライブハウスで演奏する事が普通のように感じてしまっている時期さえありました。

有名になりたい!とか音楽ででっかい事成し遂げたい!というような野心的な所はぶっちゃけないんです。好きだから歌っているというところ。けど、多くの人が携わって成り立っている音楽という現場に、人に、何も返せてないぞ!!と強く思ったのが一昨年くらい。貰ってばかりじゃないかと。一人で歌作って、歌って、「んーーーめちゃいいやん!!」と自画自賛をすることと、ステージで歌うということは別物なのだと。

ちょっと話は変わって、音楽を通しての知り合った人によく言われるのが

「怖そう」

「何考えてるか分からない」

というこの2つ。怖そうってどういうことよ!こんなfunnyじゃないかい!っと思ったりもするけども、僕自身何考えてるかわからない不思議な空気を纏った人に興味が湧くから、そんな悪い気はしないっちゃしない。最近言われて一番凄かったのが「バツ3の48歳」です笑

今年入ってからカヴァー動画をYoutubeにアップしました。お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが今年の冬公開する映画「えんとつ町のプペル」の主題歌を歌って投稿して下さいという企画に参加したんです。西野さん本人の作詞作曲で、おべっかなしでめちゃくちゃ良い曲でした。これに関してはまた別の機会で書きます。それで演奏している自分を撮り、編集してアップしたんです。出来上がって自分自身で見た時、そもそも全く慣れない動画編集作業で徹夜したりで妙な達成感があってか、なかなかええ動画やん!って思いました。ただ、ちょっと時間が経ってから見た時に、あれ?自分自身から人を寄せ付けない空気出てるなーと思ったんです。さっきも言ったように不思議な空気を纏った人、まぁよく言われるのがミステリアスな人かな、そういう人は好きだし、リスペクトしてるミュージシャンもそういう人が多いです。だけど自分の映っている動画を見た時に、それとは違う「アウトだなこりゃ。」っていうラインに足を踏み入れてるなって感覚がしたんです。

そうしたら、普段よく言われる「怖い」「何考えてるかわからない」って言葉が妙にリフレインされて、

「ああ、あれは本当にマイナスの意味だったのだなぁ」

と思い至りました。そしてそれ故に人気ないんじゃね?と薄々感付いてはいたんだけど、確信的に思いました。変わらなきゃならんなと思いました。

でも180度違う自分に一気に変わる事も何か違うぞ、それは気持ち悪い、と思い(面倒くさい奴なんです)出来る事をやっていこうと思いました。その中で今までやった事のない事にトライしようと。もっと多くの人に自分の事も曲も知って貰いたいなら自分自身から変わっていかないとなと。

だいぶ遠回りになってしまったけれど、ブログを始めた経緯というのはこんな感じです。話づらいなぁと思う人はぜひ読んでほしいな。それで嫌いならそれまでだし、へーそんな事思ってるんだと思ってくれたら一言交わしましょう。そんなツールになればいいなと思っていて、今後色々と綴っていきたいと思います。毒も吐くだろうし、打って変わって飼い猫の話になったらただデレデレする事もあるでしょう笑

お付き合い頂けると幸いです。


日付変わって今日は埼玉越谷でライブです。お時間宜しければぜひ!14:30から歌います。昼からしこたま飲んで楽しみますわ!

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