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「私のことよく知らないくせに!」の解決策

相手のことを知るための努力、
これは友人や恋人に関わらず
コミュニーケーションにおいて必要な行動だと思う。

「何か食べたいものある?」
「確か最近イタリアンハマってたよね?」
この2つの提案の差は “情報保持量” だ。

■□□□□□□□□□
「何か食べたいものある?」=無知
■■■■■□□□□□
「確か○○が好きだったよね」=配慮
■■■■■■■■■■
「昨日は○○食べてたから××にしよう」=過剰

但し、知られ過ぎているのも時として、
いや、普通に恐怖を感じる。

この「相手を知るための情報」について
今日は考えてみたい。

①過去に話したコトとSNS

これは「相手に覚えてもらえていたら嬉しい」
範囲に収まる。

話の始まりが
「最近何かいいことあった?」から
「この前の旅行どうだった?」には
自分への関心を確認できる上に
会話の解像度が高い。

ここで考えたいのは
「その話ができるかどうか」である。

問題提起をしたい。
僕みたいな私情感情をTwitterに連ねて
最近の行った場所はInstagramに投稿され
将来の話をFacebookで語る人って……
いないよね。

問題提起: 君のこと知りたいのに情報非開示!

そちらがそうくるなら、
こちらはこっそり君のことを調べてやる!
と努力家の僕は思うが、
残念ながらほとんどアウトだった。

②ストーカー規制法

【引用】東京新聞
https://www.google.com/amp/s/www.tokyo-np.co.jp/amp/article/45997

2020年7月、日本の法律解釈に関して
決定権を持つというべき最高裁が
「GPSで相手の居場所を知るのは
 ストーカー行為に当たらない」

という解釈を示した。
つまり、相手の居場所を知るだけでは
ストーカーとはいえないよってことだ。
重要なのはこれが「今の法律」の解釈で、
時代にそぐわない法律だから変えていこうよ
という考えが広まって来ている。

対策: GPSで行動観測 →今はOK

③シャーロックホームズ並みの観察眼

事前調査がダメなら、その場で情報を仕入れる。

「観察」というのは目にしたものの中から
あらゆる情報の結び付きをもって
幾億の可能性から浮かび上がる真実に近づく行為

映画、ドラマ、小説、関連する作品ほぼ全てを
網羅しているホームズファンの僕も
「手袋による手首の跡、綺麗目な服装、
 マスクをかける時の仕草、看護師ですね」
という予測を当てたことがあるが、
当然推理の帰結なんかではなく当て感だった。
「観察による推理の帰結」は常人では不可能だ。

対策: 観察による情報収集と推理の帰結→不可


④最後に

お手上げである。

僕は如何なる手段をもってしても
「投稿数1桁、卒業写真のみ」のアカウントを持つ
友人のことを事前に調べることできない。

でも、僕にはできないし、
僕には許されていないのに
君の今朝行ったカフェも
最近気になっている漫画も
好きなタレントさんも知る人物がいる……

Google だ。

僕はこの検索履歴について
政府主導の現DX対象やAI婚活なんかより遥かに
メスを入れるべきはここだと思う。

プライバシーレベルはトップクラス、だが
裏を返すと検索履歴は

「私」を構成する具体的要素 だ。

「私のことは放っておいて」
という人はそれでいい。でももし、
自分を知ってくれようとする人が
自分に関心を持ってくれる人が、
悪意からでなく善意で私を知りたいなら

一部制限付きであっても「検索履歴」の開示は
自分を知ってもらう上で
有利なツールになるのではないだろうか。

結論: 検索履歴を僕に見せて

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