金八曰忙←めちゃめちゃ北朝鮮の書記長感ある

「忙」と言う漢字が、今2文字目でゲシュタルト崩壊を起こした。流石に疲れを感じている。
クソ始まり辞めてください。そういう私と、この2文字の「忙」でゲシュタルト崩壊を起こしたと言う事実に独り嗤ってしまう私との死闘の末、嗤ってた私が勝ってしまい、今この文を打っている。
あの、大変申し上げにくいのですが、やりなおしていいですか?

=============キリトリセン✂︎==============

「忙」という漢字は「心」を「亡くす」と書く。だから忙しい時、我々は心を損なっているのだ。

久々のクソ長残業で疲弊しきった私の脳に
金八先生みたいな文言が過ぎる。

二週間オフィスに放置したが誰にも盗まれなかった、私以外誰にも愛される事のない黒い傘も、ビニールの傘袋を着て私に寄り掛かる。

言葉は現実に対して先行する側面があると思うが、流石に漢字は常に現実の足跡を追っているだろう。

キンパチズムの、リアルに則さない所が妙に可笑しく思う。あたかも、漢字の意味を読み解けば現実を啓き、理解できるかのような物言いに口角が歪む。

普段は何とも思わなかったキンパチズムが今日に限って思考の網に引っ掛かるのはきっと、私が22:00まで残業した挙句、電車のタイミングが悪く23:00以降の帰宅が確定して、メンタルが腐ったトマトのように腫れてふにゃふにゃになったためだろう。加えていうなら私に付与された、残業で疲れたため勉強する気力も起きない、一握りの社会性を求められる場で無気力に耐えることを強いられた1時間というゴミのせいだろう。家ならばたりと倒れ、人の形を留めていないだろう。

家に着いた。

このクソみたいな話になんとかマシな落とし所をつけようと、コンビニで10分もご飯を選ぶフリをしていたが、どうしても思いつかなかったのでのり弁にした。みんなも食べよう。のり弁。

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