むだなこと

無駄なこと考えてしまっているんだろうな

そんなことを思いながら、
洗濯物をたたみながら、
外を行く車の音とか聞きながら、
ふと、立ち止まって今これを書いてる。



今、私は人よりも自分のために
使える時間がたくさんあって、
そんなふうに窓から入ってくる
心地いい風に吹かれながら、
考え事をすることができる。



今だって、
パートナーがいつも着ているフリースの
洗い立ての香りとフリース素材のふわふわを、
顔を埋めて感じていられる時間がある。

愛おしいな、と思える。


それなのに、こんな風に1人でいると、
考えたくもない嫌なことを思い出す。 

なんだか勝手に頭が連想ゲームを始めて
次々に思い出してしまう。

嫌な性質だ。

こんな性質だから、
いつまで経ってもわたしは、
わたしを抜け出せないんだ。

毒でいっぱいになりそうな頭の中を
どうにかしたくて、こういう時、
私は片っ端から占いの本を読み漁ったり、
インターネットで、無料で占えるサイトを
探したりしてしまう。

今日は改めて、その自分を認識して、
こう思った。

わたしはわたしの心の安定のためなら、
きっとできる限りのことをこれからも
たくさんたくさんやっていくんだろうな。

わたしはネガティブな気質を持つ。

だから、少し嫌なことがあると、
持ち前の想像力もはたらいて、
どんどん嫌なことがたくさん、
これでもかと思い浮かべてしまう。


そんな時、頭の中はぐちゃぐちゃで、
こころは乱れてどうしようもなく、
毒ばかり溜まっていくような感覚になる。
整理整頓も、昔から苦手なためか。


そんな毒は、不安を呼び、安定を求める。

そして、無性に占いにすがりたくなるのだ。


嫌なことを考えなければいいけれど、
それをやめるのも難しい。

ネガティブな部分も、わたしの一部だと
わたしはどこかで知っているからだ。

めんどくさくてむだなことばかりで、
でも、
生きることには貪欲だ。

まったく美しくないかもしれないが
自分のことは、嫌いではない。

これから這い上がっていく気がある。

むだなことでも、
エネルギーに変えていくのだ。

むだなことが、
むだじゃなかったって言えるその日まで。

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