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SD-F-75フルチョイスレポ

新システムになってから初めてフルチョイスオーダーをしたので、自分用の記録も兼ねてレポを残すことにしました。

このnoteをお読みになっている方は「フルチョイスシステムとは…」みたいな導入部分は公式や他の人の親切丁寧なレポや実体験から百も承知だと思いますので、その辺りは省かせていただきます。記事内にシステムについての補足以外の記述はございません。

また、フルチョイスシステムの「オーナー様のイメージや想いを形にすることができるSD」というコンセプトを尊重するため、記事内の画像およびメイク指定をそのまま使用したフルチョイスオーダーはご遠慮願います。部分的に参考にすることは構いませんが、あくまで参考までにご閲覧ください。
これらの理由から記事内の画像にはマークが入っていますが、ご了承願います。

前置きが長くなりましたが、どなたかの理想のフルチョイスSDを誕生させる手助けになりましたら幸いです。


◆オーダー前のこと

日々ぼんやりSD男の子が欲しいな…と考えつつもこれというヘッド選びが出来なかったところに「天使の窓 夏の期間限定パーツ SD-F-75」とTwitterに流れて来たのでここぞとばかりに即窓に予約の電話をしました。
鉄は熱いうちに打て。オーダー受付開始日に予約枠を確保してもらい、そこからどんな子にしていこうか考えていきました。
推薦メイクの2点変更で自分の理想の雰囲気に近付けていけそうか判断つかなかったのでオーダーメイクのつもりでとりあえずのイメージを固めていきます。

自分の好みの傾向を分析しつつ、導き出したのが次の3点。
・太眉
・オーバーリップ
・カントリー系
これらをまとめてざっくりこんな雰囲気の顔になるといいな、というものを描いて同じものを2枚プリントアウトして当日持込みの資料としました。1枚は予備です。
この時点では「絶対この顔にしてください!」というものではなく「とりあえず絵を提示してDAさんとイメージを共有して、当日は店頭のメイクブックを見てアドバイスを受けつつ指定を決めていけたらいいかな」くらいのつもりでした。

予約日まであまり時間もなく、事前にメイク参考となるSD画像を漁る時間も取れなかったため、やや大雑把な事前準備となりました。



◆ボディ・パーツ選び

当日は30分以上早くお店に到着してしまい、申し訳なくなりつつも店頭のメイクブックをパラパラめくりつつ待たせてもらうことに。試験直前の学生のように事前準備出来てなかった分をここで少しでも参考に出来る子が見つかれば…と思って見ていたのですが、結果としてこれ以降メイクブックを開くことはありませんでした。

DAさんに「時間には早いですがもう始めましょうか」と気を利かせてもらって定刻より早くオーダーを開始しました。本当にありがとうございます。ご迷惑おかけしました。


【ボディ】
予約の段階でSD男の子フェア肌と伝えてはいたのですが、記入シートを用意してもらうときに「Grじゃなくて SDの男の子でいいんですか?」と確認が入りました。F-75は端正なかっこいい男の子のイメージが強いせいでしょうか。
今回はかっこいいよりあどけない感じにしたかったのでSDを希望してたのですが、一応実物でバランスをチェックしつつ予定通りSDボディのままオーダーしました。
後からボディを変更しようとするとオーダーシートごと書き直さなくてはいけなくなるのでここは少し慎重になりつつ、SDボディのF-75は星間リゲルっぽいバランスにだったので「ボディは腕以外リゲルと同じにしてください」と伝えてオーダーシートを埋めてもらいました。星間学寮シリーズ大好きです。
筋肉表現はちょっと違うかな、と思ったので腕だけ普通腕です。

【ハンドパーツ】
SD-H-13。
ハンドもリゲルと同じ男の子表現のもの。

フェア肌のハンドは既にそこそこ所持しているので追加購入していませんが、ここで追加しておくと店頭価格より少しだけ安くなるので店頭商品でも買っておくとお得です。

【グラスアイ】
取り付け有り。あまりイメージに合うものがなかったのでなんとなく色が好みだったものを16mmから選びました。

グルーと格闘する手間を考えて取り付け無しにする方が多数だとは思いますが、オーダーメイクは付属のメイクアップフォトに取り付けの有無が影響してしまうので敢えての取り付け有りにしています。
生まれてきたばかりの写真ならせめて美坊主を写して欲しいという個人的な願いです。あとコツさえ掴めばグルー剥がしは案外楽しい作業ですし。

【つけまつげ】
WT-1-1、取り付け有り。内付け。
一番短くてシンプルな黒いつけまつげで、わたしはいつもこれを選んでいます。
短い方が目に光が入りやすいということと、本音を言うと重ね貼り前提なのであまりこだわりがありません。

ワンオフと同じものを付けたい方は人気のクロスタイプを選ぶといいと思います。

【ウィッグ】
エアリーウルフのリッチブラウン。
フルチョイス限定ではないですが汎用性の高そうなものを選びました。追加購入なし。

【テンションゴム】
普通。
普通を選択し続けて困ったことが無いので日本人らしく普通で。

【里帰りオプション】
デコレパーツでリアルタイプの黒猫耳だけ追加。
あとは頑張れば自分で出来るのでなし。
昔はみんな愛し子のために自分でやったから大丈夫!


◆オーダーメイク指定

今回は参考にしたいSD画像が見つけられなかったので〜…と前置きしつつ自作の絵を提出しました。
これを元にアドバイスをもらう気満々でいたら「全然これで伝わると思うのでこのイメージで進めていきましょう」とのことで、結局持ち込みの絵をベースのイメージ資料にして伝わりにくそうな点をDAさんが指摘していって捕捉をオーダーシートに記入していくという流れになりました。

DAさんのこと信じてるけど自分のことは信じられないのでこの時点では不安MAX。


【全体のイメージ】

画像2

ベースイメージは絵です。
このイメージで全部おまかせで進んでいきます。
適当に描きすぎているので落書きの星すら欠けていてちょっと恥ずかしい…。

太眉のカントリー系のイメージはなんとなくピンクハウスっぽいのかなぁというイメージ共有のつもりで「ピンクハウスのモデルのような感じ」と書いています。ピンクハウスコラボSDのアンジェラとソフィーも好きな系統なので、こんな感じならはずれないかなと。

メイクの濃さの指定については「メイクが濃くなるように」というおまじないの言葉があると思うんですけど、濃さの基準が結構個人でぶれるんじゃないかなと思ってるのでわたしはある程度の基準を示して匙加減を指定するようにしています。
今回は全体的に推薦アンニュイメイクっぽい色味になるかなと想定したのでアンニュイメイクより薄くならないように指定しています。

【眉】
太眉で無造作な感じを希望して完全におまかせ。

【目元・アイシャドウ】
アイシャドウは肌馴染みのいいナチュラルな色にして、アイラインと瞼は丸目がちでなんとなく瞼が重くてシャッキリしてない子みたいなイメージで描きました。再現出来る限りおまかせ。

ここで少し躓いてしまったことですが、資料がわたし自身が見やすいように描いた絵なので造形を表す線の濃いピンクと粘膜の塗りが紛らわしくなっていたようでした。
この点の混乱がないように、メイン資料として提出したものとは別に予備に用意しておいた同じ用紙に後ほどDAさんが書き込みをして追加資料として受け付けてもらえることになりました。予備用意しておいてよかった!
どんな書き方をしたのかは確認していませんが全然気が付かなかった点なので助かりました。
次に手書き資料を付けるときはメイク以外の部分は無難な色で描いていこうと思います。

【下まつげ】
肌馴染みのいいように3色使って適当に。おまかせ。

【口元】
オーバーリップ、オープンマウス、口角上げNG。あとはおまかせ。

【チーク・シャドウ

鼻が高いので鼻にもシャドウを吹いてもらってます。そばかすが入る部分にもそばかすが浮かないように肌に馴染むブラウン色でシャドウを入れて、ここもおまかせ。

【そばかす】
カントリー系のイメージなのでそばかすはここぞとばかりに入れてもらいました。個人的にホクロそばかすのあるドール大好きです!
ただ、単にそばかすを入れるだけの指定にしてしまうと焦げ茶系で目立たない入れ方だったり大きめで均等な入れ方になって仕上がりがちなので「大小不揃いのそばかすを指定の範囲に入れる」として、肌の自然な色素のシミっぽさを出したくて「色はモカ系ベージュ」と指定しました。
そばかす指定する人そんなにいないみたいですがわたしは好きなのでこだわる部分です。

過去に「写真に写るようにしっかりめにそばかす描いてください」と指定しても小さく薄くしか入れられてこなかったこともあるので説明が難しい部分とも感じています。

【目元グロス・唇のグロス・唇の縦線】
オーダーメイクの場合はこの項目も少し融通が利くのでプラスで指定しました。

目元グロス:下のみ、少しはみ出すように。
唇のグロス:塗ってあれば量はおまかせ。
唇の縦線:唇より濃い色と白を混ぜて描いて欲しかったのでイメージに近いフルチョイスハンドブック2018の口元がアップになっている画像と同じに指定。


ここまでで一通りの指定が終わりオーダーシートが完成しました。

画像3

内容を確認して完成を待つだけに。
オーダーメイクの完成予定は75日後。長い。


◆完成後お迎え

オーダーから63日目にお迎え準備が完了したと電話をいただきました。
早すぎて推薦メイクと間違えてるんじゃないかと思いましたが、お迎えに行ってみるとちゃんと自分の理想の子が待っていてくれました。
お互いに早めに着いてしまう癖があるようです。

仕上がりはこんな感じ。
※グラスアイ変更、まつげ増量はしています。

画像1

比較としてイメージ資料も再度載せます。

画像4

再現度は個人の受け取り方で変わってくるとは思いますが、個人的には自分の描いたイメージをメイクする方がうまくまとめて仕上げていただけて嬉しかったですし、なにしろ好みの顔で生まれてきてくれたので満足です。

DAさんを信じて一度もメイク変更しなくてよかったです。


◆終わってみて思うこと

フルチョイス自体は初めてではないものの今までパーツごとに参考モデルを指定した所謂「継ぎ接ぎメイク」だったので、自分の絵だけが判断材料のオーダーは正直どうなんだろう…と不安がありました。
しかし終わってみれば実在のSDメイクが存在しない分モデルとの比較もしなくて済むので気持ちが疲れることが少なかったですし、出来上がりのイメージが正確に共有できれば指定は平面な絵であっても問題は無いのかなと感じました。

いつも公式の過去メイクを参考にするため探す作業に時間をかけていて、この作業が結構大変だなと感じていたので、絵を描くだけでいいなら個人的には楽なので大失敗するまでは次もこれでお願いしようかなと思います。

どんな指定でも基本的には自分の好きな顔が出来上がってくるので、このフルチョイスというシステムがわたしは大好きです。

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