萩生田氏不起訴は不当パー券事件 上脇氏、検察審申し立て〜すべてがNになる〜


2024年5月24日【社会】

 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、「清和政策研究会」(安倍派)からの還流分を収支報告書に記載しなかったとして、政治資金規正法違反容疑で刑事告発され、不起訴となった萩生田光一前党政調会長と当時の秘書ら計4人について、神戸学院大の上脇博之教授が22日、東京の検察審査会に審査申立書を郵送しました。
 萩生田氏は2018~22年、自身が代表を務める政治団体、都第24選挙区支部の収支報告書に、派閥から還流を受けたパーティー券販売のノルマ超過分計2728万円を収入として記載しなかったなどとして刑事告発され、不起訴(嫌疑不十分)となりました。
 申立書では、時効にかかる18年の不記載分438万円については含まれていません。
 議員側の還流分不記載を巡っては今月、上脇教授が世耕弘成前党参院幹事長=離党=についても検察審査会に申し立てています。(時事)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?