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すべてがNになる〜中村たかえ県知事候補第一声〜

 衆院選が終わりましたが広島在住の身としては広島県知事選の方が本命のような気がしています。 

 人力でやると結構大変な文字起こしを有志のきんかんこなつさんがされていたのでコピペさせていただきます。チラッとYouTube自動字幕の方も見て見ましたが意味の通る字幕になっていませんでした。

 文字起こし

 おはようございます。
共産党県知事候補の中村たかえです。

 今日は寒い中、この場にお集まりいただき、またオンラインでもお聞きいただきありがとうございます。
ついに広島県知事選挙、始まりました。私は今回、県知事選挙、立候補決意したのは、若い人の声をどうしてもこの広島県で活かしたい、若い人が大事にされる、誰もが大事にされる広島県を作りたいという想いからです。

 最近も、紹介していただきましたが、街頭のシールアンケートなど、若い人の声、聞いてきました。専門学校生の彼女は、「教育問題、ブラック校則やいじめがなければ、もっと社会のことを良い方向で考えられるようになるんじゃないか」、そう話してくれました。看護師の彼女は、「コロナ前から医療現場は疲れ切っていた、その上コロナだ。政治家は現場を知らなすぎる。」、医療現場の深刻さを語ってくれました。

 学生の彼は、「来年春、就職します。ブラック企業、なくしてほしい。大学学費が半額だったら良かったのに。」、そう話してくれました。

 私はこうした声に、応えられる広島県にしたい。

 そして、「このコロナ禍のもと、今のままでいいんだろうか、より良い社会はどんなものがあるだろうか。」、そう話す方。一方で、「自分の今の生活が大変すぎて自分や家族のことだけで精一杯だ。」という方。「選挙はどうせ行ったって自分の一票じゃ変わらない。」、諦めている方。こういう方々に寄り添える広島県にしたいと思っています。何より、諦めているその人たちは、政治や広島県政に、何も求めてないわけではありません。選挙に行かないと話してくれた青年は、「本当は学費半額にしてほしい。最低賃金上げてほしい。クリーンな政治作ってほしい。平和な社会作ってほしい」、挙げればきりがないくらい願いにあふれていました。この願いに応えられない政治が問題です。私はこの、政治に諦めている全ての人たちと一緒に、「カラフルな広島県」を作る決意です。

 一部の人ではなく、今日ここに参加してくださっている方、そして、今日ここには来れてないけど応援してくれる方、そして、広島に住む全ての人が大事にされる広島県を作っていきます。そのために、皆さんと一緒に、「三つの希望」、この広島で実現するために頑張ります。

 一つは、このコロナ禍のもと、くらしに安心を届けます。ケアを支え、くらし、生業を守るための安心の医療体制、まず作りましょう。そして、子どもの医療費、中学校卒業まで無料にしましょう。何より国民健康保険や介護保険の負担、軽くしましょう。それでやっと、安心して命を守るために病院へ通うことができます。中小企業を応援するための中小企業予算も増やしましょう。暮らせる農業へ、農業振興条例も作りましょう。何より、学生が安心して学び続けられるために、県独自の給付制奨学金制度を再開させましょう。

 広島県は先ほどご紹介があったように、17年間も、子どもの医療費の無料化を小学校入学までに据え置いたままです。県民が望んでも応える気配はありません。進学する高校生に向けた給付制奨学金も一年で止めてしまいました。安心して子育てができる、安心して学び続けられる広島県を、ご一緒に作っていきましょう。

 二つ目は、ジェンダー平等の実現です。多様性と個人の尊厳が大事にされる広島県を目指します。まずは、一人一人が大事にされる教育実現へ、35人学級を中学3年まで拡げましょう。そして、男女の賃金格差、なくすのがジェンダー平等の土台です。広島県の企業も、女性管理職の割合は全国45位と、とても低い。先ほどもあったように、女性の非正規労働者の割合も、大変多いです。これが男女の賃金格差につながっているのは明らかです。

 この広島から、男女の賃金格差をなくし、正社員が当たり前の社会、ご一緒に作っていきましょう。そして、パートナーシップ条例、県として作りましょう。ジェンダー平等社会の実現へ、この広島から、自分らしい生き方、諦めなくてもいい社会、ご一緒に作っていきましょう。

 三つ目は、待ったなしの気候危機の打開と備えです。国連の研究機関は、2030年までにCO2削減目標が達成できなければ、もう後戻りできないと警告をしています。毎年のように繰り返される豪雨土砂災害。もう気候危機の被害は、広島も全国も体験しています。もう待ったなしです。私は再生可能エネルギーを、地域の合意のもと進め、企業にはCO2削減目標を引き上げてもらい、達成を促します。そして、災害への備えとして、公共事業のインフラの老朽化対策に切り替えます。先日、関東地方で地震があった際、水道管の劣化によって大変な被害が広がりました。交通も被害が出ました。

 いま、広島県が予算を使うべきは、大型開発ではなく、県民の命を守るインフラの老朽化対策ではないでしょうか。私は、災害に備える広島県、そして県民が命を守る広島県を作りたい。そして、災害が起こった後、被災者の生活再建に支援を充実もさせたいと思います。

 この「三つの希望」を皆さまと実現するために、私、日本共産党の中村たかえは全力で頑張ります。そして、この広島県、特別の責任がある、核兵器の廃絶です。私はもっとリーダーシップを発揮します。

 広島生まれ、広島育ちの被曝三世として、私自身の願いでもある、被曝者の方々の、「二度と被曝者を作らない、自分が生きているうちに核兵器なくしたい。」というこの心からの願い、どうしても叶えたい。私はこの広島から核兵器の廃絶、強く求めていきます

 何より、世界は被曝者が声をあげ願い続けた核兵器禁止条約を手に入れました。核兵器を違法な兵器として、使用も、所有も、製造も、威嚇も禁止するものです。核兵器の廃絶に、世界が覚悟を決めています。覚悟を決めていないのは日本政府です。

 私はこの日本政府に対して、広島県の知事として、核兵器禁止条約の参加を強く求めたいと思います。

 これらの実現には、みんなで知恵を出し合い、一人一人が、その力を存分に発揮できることが不可欠です。

 私は、この広島に住むすべての人が、大事にされる、「カラフルな広島県」でこそ実現できると思っています。そのために、あなたの力を借りたいと思っています。あなたが大事にされる広島県の実現へ、あなたの力を貸してください。政治に諦めている方、あなたの一票で、政治は必ず変わります。

 社会も必ず変わります。どうかあなたの大事な一票を、日本共産党の中村たかえに託してください。そして、ご一緒にあなたが大事にされる広島県、作っていきましょう。そのために全力で頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。

(終わり)

 以下、引用先のツイートを貼っておきます。自動字幕が進んだとはいえなかなかうまく文字化してくれなかったりで労力かけて文字起こししてくれるのは非常にありがたいです(経験談)

 いやあでも文字起こし大変だったでしょうね。ありがとうございます‼️

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