ザ・街録に出るまでもない・番外編4
サブカテで、偶然シリーズ やってみようかと思う。今日は、猫の話。
我が家のラスボス、ラリッサは、サンアントニオのSan Antonio Humane Societyから貰って来た猫。フランクフルトに老猫ハンナを置いてきたこともあり(もちろん里親を見つけてその人にお願いした)、当時高校生だった娘がどうしても猫が欲しいと言い出して、シェルターに何回も足を運んで、黒猫を見つけた。その猫は、リーフ。↓ ラリッサの兄弟猫。
ある時、「じゃあ今日行って、良ーく考えて、それでも欲しかったら、貰ってこようね。」と言って、私と夫と娘でシェルターまで車で出かけたのだった。
私の計画はこうだった。その場で、もう一度、娘を説得して猫を飼わない方向で行こうと。なぜなら、ペットがいると旅行に気軽に行けなくなるからだった。せっかくリタイアして自由になったのに、また猫を飼ったら、何処へも行けなくなってしまうから。娘も、もうじき大学進学だった時期だったし、そうなるとまた私が面倒見ることになるから。
そう思って出かけたのだが、夫がシェルターのボランティアに、「リーフって黒い猫はどこ?」と聞いて探しに行くと、ボックス型の猫の隠れ家の中にいてので、出してみると、リーフそっくりのラリッサだった。少し小さいぞ、は?と思って中を見ると、もう一匹そっくりなのがいて、それがリーフだった。
なんだ双子だったのか!と思ったと同時に、しょうがないな、2匹いっぺんに貰ってくれる人なんかいないだろうね、うちに来るしかないだろう と、なんと私が即決してしまったのだった。笑
そして、リーフのおまけで、ラリッサが付いてきた。
その後、大学には美術を勉強しに行こうと決めていた娘が、ある日、図書館で本を借りて来た。その本の作者についてネット検索してたら、ブログが出てきた。サンアントニオのアーティストのブログだ。そのブログにこの動画が貼られてたそうだ。↓
ホットピンクのあの紙の首輪。あれはシェルターの首輪。そしてラリッサと書いてあるのも同じ。ヤバ!これラリちゃんやん!動画を良ーく検証してラリッサの癖である、頭をなでようとすると、口が開いちゃうっていうのも同じ。これは絶対ラリちゃん。ラリッサは、ここでお世話してもらったんだ!と、こんな風に繋がるって凄いねって、娘と言っていた。
Lisa kerpoeと言う人はアーティストで、当時サンアントニオのシェルターでフォスターケアのボランティアをされていたようだ。メールアドレスがあれば、連絡を取ると娘が言っていた。ラリッサが元気だと知ったら、フォスターペアレント冥利に尽きると私も思う。笑
ナッキー1の話は、↑このマガジンの中に記事を書いたと思う。このシリーズ、最近全然書いてないけど、また書き始めようかと思う。また寒い冬が来るんでね。冬用のTIPを書き加えようと思う。ここ数か月、作品作りが忙しく書いてなかった保護猫シリーズ。そろそろ引っ越しに向けて真剣に動くだろうから、作品作りの方もスローダウンしてくる時期なので、これからは、もう少し保護猫活動について書けると思う。
トップの写真は、私のお店にも出してる写真で、最近のラリちゃん。私のお店↓
100匹の猫に、100のストーリーよね。旅行に行けないから猫を飼いたくない!と言ってた私は、今5匹の猫を世話してる。笑笑 あまりに野良猫になってしまった飼い猫が多すぎて、私は見て見ぬふりが出来ないのよね。
アメリカに帰って来て、助けた猫は、シェルターで貰ってきた猫3匹を含めると、10匹。まだ外に、11匹目の、しまじろう がいるので、これはエンドレスな仕事だとつくづく思う。何故捨てる?捨てるなら飼うな!産ませないように手術して!毎回思うわ。
ここは大学が近くにあるので、学生さんで飼えなくなった人が、猫を置いて行ってしまうみたいよ。可哀想。やめてって思う。このクソ暑い夏のテキサス。本当に猫を外に出しっぱなしにしないでって思うわ。私の切実な願い。
まだまだ私の偶然話は続く。偶然が私の人生に花を添える?笑
余談:今年で11歳?ラリちゃんは最近老猫特有のフケの問題が出て来て、毎年夏になると、バリカンで毛を刈って、お風呂に入る。そして、昨日お風呂に入れた。歳をとっていて、抵抗もあまりできないのでお風呂に入れるのはそんなに面倒ではない。ただ、毛が長いので、毛が刈れる夏場だけお風呂に入れることにしている。ラリちゃんの毛は本当に柔らかくってフワフワなんだ。「お風呂入る?」と言うと、「え?マジ?」って顔をするラリちゃんが面白い。猫は人間の言葉が理解できるというのは本当だと思う。うちの場合、日本語と英語のバイリンガルよ。
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