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野良猫の命を救う小道具たち3/シェルター

お母さん猫のオレンジーナが家に入るきっかけを作った、テキサスの大寒波。まじシャレにならなかった大寒波、寒さで亡くなった方が多数おられました。

写真をご覧になればお解りになりますでしょうが、このレベルの寒さはもう、外にいては危険な状態な寒さ。息子がオレンジーナを抱っこして無理やり家に入れました。意外にも動物ハンドラーな息子は、今でもオレンジーナが一番信頼してる人間の様ですよ。恩は絶対に忘れないのでしょう。笑

パソコンに入ってる写真を見て爆笑してた私。歴代の野良猫のシェルターがヒューマンヒストリーの一部を見てるような進化を遂げてるからです。笑 人間と言うのは考え、改善し、また考え、改善していく、進歩的な生き物ですよね。

余りに面白かったので、先に 私の野良猫シェルターヒストリー から写真を紹介します。

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どうしていいか分からない!おお?いいものがあるぞ!と使ったものが、発泡スチロールで出来ているクーラー。笑

この時は、ストちゃんだったと思います。まだ子猫だったので大丈夫かな?このサイズでとテキトーにやってました。プッシュピンでカーテンを付けて入り口を狭くして、雨風を防ごうと考えました。結果、数回入ったようですが、あんまりシェルターとして使えないものです。

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こちらもボツだったシェルター。ダンボールの中にさっきの、発泡スチロールのクーラーボックスを入れて、ラグでダンボール箱を覆いました。御覧の通り、中に入らず、上で寝てました。笑 この猫は、ストライプ。ストちゃんです。女の子。

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仕方ないので、Chewyで購入↑。こちらの室内用ハウスが、しばらく、ストちゃんのシェルターとして活躍しました。玄関ポーチにアマゾンなどで買ったものが入ってるバブルラップの封筒を敷いて、その上にこの室内用ベッドを置いて、クッションの下に更に、遮熱性のバブルラップを敷いて、その上にクッションを乗せてあげました。このベッドはストちゃんのお気に入りで、今でも家の中で使ってます。

ストちゃんは、これで越冬しました。今となっては、信じられん!まあ、ストちゃんのお父さん猫であろう、クッキークリームと一緒だったので、凍死しないで済んだのでしょうね。猫同士の助け合いは、人間のそれより美しかったりします。

後に、歴代保護猫のヒストリーもしましょうね。興味深いですよ~!ストライプは、私が家に入れました。徐々に触らせてくれるようになっていたので、ひょいっと抱っこしたら、抱っこできたので、そのまま家に入れました。私のやり方は根気がいるやり方なので、猫に合わせ時間がかかり過ぎます。なので手っ取り早く、トラップしてケージに入れちゃう手もあると思います。

後に、やっと重い腰を上げてケンネルを出しました。笑 

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暖かいけど、嫌われたシェルター。オレンジーナ用に作った、このシェルター。息子の使い古しのダウンコンフォーターが入ってます。たぶんそれが原因で嫌われた?臭すぎたんだと思います。笑 人間のニオイバリッバリで、息子の臭さはとんでもないので、私でも嫌ですからね。笑

後に、このブランケットを上にかぶせる事にしました。そうしたら入ってくれた。けど、このブランケットに穴をあけて、住んでいたネズミが居ました。笑 みんな生きるのに必死!そのネズミは後ろ足が接着剤(たぶんネズミ用のトラップの接着剤)でくっついてしまって、羽だらけの後ろ足を引きずって前足で歩いてました、捕まえて羽を取ってあげたけど、たぶんすぐに死んでしまったと思います。可哀想だけど、しょうがない。自然界はキビシイ。人間界は人間ルール。ネズミは駆除されるんです。トホホ。

そしてグレードアップした、オレンジーナのシェルターがトップの写真の物です。雪に埋もれてますが、例のペットボトルの湯たんぽが4つ入ってます。笑

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更にアップグレードされた、クロちゃんのシェルター↑。クロちゃんが寝ている下には、ドイツ製ゴム湯たんぽが入ってます。温くって気持ち良いでしょうね。笑

昨晩も寒かったですが、クロちゃんはここに入って寝てました。夕方6時に湯たんぽを入れたので、朝までOKだったようです。私はホテルのメイドの様にクロちゃんの部屋の準備を毎日してます。「お客様!お部屋の準備出来ましたよ!」ってクロちゃんにいつも言ってます。笑 本当に私のシェルターは5つ星?じゃないか?と自分でも思います。食事もウエットとドライで贅沢三昧。たまにおやつ付です。

そうそう番外編があります。

何匹、ホームレス猫が居るか知らないので、裏庭にもアネックスを用意してあります。笑

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そしてなぜかストちゃんのお気に入りになってしまった?笑 オレンジーナとクッキークリームが使えるかな?と思って作ったシェルター(アネックス/別館)だったんですけどね。

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最近は、これらを無造作に裏庭に置いてます。寒きゃ入って寝ろ!と言う感じ。発泡スチロールのクーラーはオレンジーナのお気に入り。クーラーの使用法、この方が良いみたい。土が下に入っています。その上に除草シートを被せました。土ってそのままでも暖かいみたいですよ。

では、最新版の私の野良猫のシェルター(ホテル?)をご紹介↓。

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まだ、そんなに寒くないので、外側は薄いブランケットで覆っただけです。この様に、入り口がデカいのでカーテンをしてあげます。なるべく風を防ぐようにしてあげるといいです。猫は用心深いので、顔を出して寝ちゃってるんですけどね。笑

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お部屋の中はこんな感じです。銀色の遮熱性バブルラップは使い勝手が非常によろしい。壁にも、底にも使えます。ペットボトルのヒーターが3つ入ってます。

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こちらが、ゴム製湯たんぽが入ってる袋。この様に、遮熱性のバブルラップの上に置いてタオルマットをかけて、ブランケットをかけて、更に丸く毛糸で編んだ座布団を被せます。

猫は、丸く仕切られた中に入る習性があるのをご存知でしょうか?別に丸じゃなくっても楕円でも四角でもいいのですけどね。なので、楕円の座布団を作って、ここだよ!この上だよ!ってわかりやすくしました。笑 案の定、と言うか、暖かいので寝ますよね、楕円の上で。笑

さて、問題はこれから、どのように地元のシェルターまで持って行けるかですよね。最近は頭をごつんとやってくれたり、足にスリスリ出来る様になりましたが、シャーってすぐいうのと、捕まえて抱っこ出来ません。クロちゃんはもしかすると、バーンキャットプログラムのお世話になるかもしれません。Barn cat 又は、Farm cat、つまりネズミ退治する猫で農場で外飼いされてる猫です。

どうしても、人間嫌いの猫はその手があるんです。その前に、オレンジーナ―を何とかしなきゃいけない。順番としてはオレンジーナが次なんですよね。けど、全く抱っこさせてくれないのでアダプションが難しそう。けど、寒いの大嫌いなオレンジーナはやっぱり室内飼いが良いと思います。なので時間かけてゆっくりやってます。

↑こちらも参考にしてください。この方法は、アメリカで良く使われる方法です。新品のコンテナを使うのが勿体ない気がしますが、リサイクルショップなどで購入したりしたものを使っても良いと思います。アメリカでは、たまにゴミとして出されている、この様なコンテナがあります。そう言うのを見かけたら、私は必ず家に持って帰ってます。笑

ちょっと長くなったので今日はこの辺で。



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