BEYONDの千秋楽が決まった

※この文章はアイドルオタクが書いています
※フィギュアスケートは雰囲気で楽しんでいます


「BEYOND」の千秋楽が決まった。決まってしまった。
すみません、本当に現実を受け入れられないんですけどどうしたらいいですか?


「BEYOND」とは浅田真央さんがプロデュースし、座長を務める今最高のエンターテイメントである(筆者の主観)。最高すぎて遠征したり、ほぼ地元の公演をとち狂って全通しかけたくらい大好きなショーだ。それが、7月に終わるらしい。

たしかになんだか嫌な予感はしていた。
宮城公演以降の追加公演のお知らせはないし、浅田真央さんが3A(トリプルアクセル)の練習をしている。しかし、栃木公演でグッズが追加されていたので、まだもう少しやってくれるのではないかなという期待でそれらからは目を背けていた。

千秋楽公演のお知らせがあった日、幸か不幸かちょうど山本恭廉さんファンの友人と飲みに行く約束をしていたのだが、即LINEが来たし、お互い仕事なんかしてる場合ではなくなってしまったので、仕事をかなり早めに切り上げて合流した。

「手が震えてきた」「7月が命日になるかもしれない」「キャストのみなさん進路希望調査票提出してほしい」「BEYOND終わるの嫌なんですけど」「見たものを角膜に埋め込むしかない」などと言いながらめちゃめちゃに飲んだ。翌朝起きたら悪い夢だったりしないかな、と思っていたが残念ながら夢ではなかった。


アイドルオタクなので、永遠などないことはよく知っていたつもりだ。

「BEYOND、永遠になってほしい」と言ってはいたが、それは永遠がないことを知っていたからだし、いつか終わることが分かっていたからこそ行けるときに行くしかないと思って、何度も公演に足を運んだ。だから、千秋楽公演が決まった今も「あの公演に行っておけばよかった」という後悔はあまりない。ないのだが、もっともっと見たかった。大好きだから。

山本恭廉さんファンの友人は「ファン人生のボーナスタイムだと思っている」とよく言っており、同じく誰かを熱心に応援する人間として、私までなんだか嬉しい気持ちがある。大好きな人が最高のショーに出演するの、どう考えてもこの世で1番羨ましいオタクだろう。

きっと「BEYOND」が終わってからも何度も何度も思い出して、幸せな気持ちになるとともに、寂しさを感じるだろう。一秒も忘れたくないけど、記憶の容量は有限だ。だからこそ、今は「BEYOND」が見られる一瞬一瞬を大事にしたい。


千秋楽公演が行われるアリーナ立川立飛は、3月にも公演が行われたので、本当に本当にチケットが取れないことをよく知っている。今からチケットが取れるか不安しかない。

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