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ジュースごくごく倶楽部 東名阪ツアーの記録

みなさ〜ん
ジュース、ごくごくしてますか。

カラスのフロート

このnoteは2023年5月から7月に渡り開催されたジュースごくごく倶楽部初となる東名阪ツアーの備忘録です。自分でも読み返すのに躊躇するくらい長いです。暇なときに部屋を明るくして読んでください。

職業柄、音楽との距離は近いのですが、技術的なことに詳しい訳ではないので、間違っているところがあったら優しく教えてください。あと、記憶のアーカイブをだいぶ掘り起こしながら書いているので、ナチュラル捏造していたらそれも優しく教えてください。



ちょっとだけ自己紹介

ごくごくのことは2022年頭くらいから追い始めて、配信含めるとすでに20本以上はライブを観させていただいています。逆に言うとその本数ライブを打っているという・・・。

初めての現場は2022年7月の東京初ワンマン「ジュースをこぼすな!」@SHIBUYA TAKE OFF 7。日産スタジアムで関ジャニ∞を観た次の日に渋谷のライブハウスでごくごく。7万人の後の200人。人生愉快すぎ。

本編にカメラを止めるな!要素は一個もなかったです

以降は見事にタガが外れて、東京都民ですが当時ごくごくの拠点だった大阪まで何度もライブを観に行きました。生のすばらしさに気づかされてしまった。音爆フェスや、大阪以外にも仙台のゲストライブ、今回の名古屋なども足繫く。

新幹線なんて高校の修学旅行以来でビクビクしていたのに、今や銀座線くらいの気持ちです。

ジュースごくごく倶楽部について

ジュースごくごく倶楽部をあまり知らない方も読みに来てくださっているという期待を込めて、僭越ながら~~~!!


メンバー6人全員が芸人としても活動するバンド。2019年始動。創設メンバーは辻クラシック・堂前タオル。徐々にバンドメンバーが増えていく。

辻さんがギターを弾けるのを知っていた堂前さんが、バンドをやるつもりでベースを買うところがおそらくごくごくの最初期。そこから期間があって、辻さんがキングオブコントの準々決勝で負けたのをきっかけ(ご本人談だけど真偽不明)に、2019年9月頃から本格的にスタジオに入り出す。

2021年に初ワンマンライブ「琵琶湖ワンマン王国」(※配信・無観客)を開催。2022年からは大阪を中心に対バンライブや東京ワンマンライブも活発に行う。2023年3月には初めてのパッケージ商品、1stアルバム『ジュースごくごく倶楽部の1杯目』をリリース。

店着日のタワー新宿
陳列を待つ時間が発生して気まずかった


メンバー紹介(主観たっぷり)

ジンジャーエール阪本(ボーカル・語り)From. マユリカ
カリスマボーカルにしてケツアゴ確定。歌モノ大喜利やカラオケで歌ったV6の『Darling』を辻さん・堂前さんに評価されてボーカルに誘われる。アイドルには明るいが音楽に疎い。どのくらい疎いかというと、「くるり」が好きな堂前さんに対し「くるりって(音楽で)食えてるんすか?」と真面目に聞くくらい疎い。

愛コーラ(ボーカル)From. ムームー大陸
3代目ボーカル。2022年4月に行われたつぼみ大革命との対バンにおいて、2代目ボーカルであり元相方の「エナジーなつみ」の代打でステージに立ち、そこから正式加入。ちなみにその代打ライブは当日に呼び出された。もともとよく聴いていたとはいえ凄すぎ。グッズやジャケ写などのアートワークも担当。

辻クラシック(ギター)From. ニッポンの社長
ジュースごくごく倶楽部の創設メンバー。現時点ですべての曲を作曲している。作詞もメインはジン阪さんと辻クラさん。紛れもなくごくごくの核。マントル。バンドにおいてはおふざけ一切ナシなところが信頼しかない。一切ナシすぎて、いつ何時もボケてしまう自然体の堂タオさんにピリつくのすら人間味ありすぎて好感持てる。今度エフェクターボード見せてほしいです。

堂前タオル(ベース)From. ロングコートダディ
辻さんと並んでごくごくの創設メンバー。高校生のときに軽音楽部に所属し(銀杏BOYZとかやっていたらしい、良すぎて苦しい)、ギターの経験はあるがベースはごくごくで初めて(しかし去年大阪のイベンターさんが堂タオさんの腕を絶賛していたのは今思い出しても嬉しい)。シールドがワイヤレスになって初めてのライブで、Vo.を差し置いてセンターに躍り出たらジン阪さんに機材いじられて無音になってました。

ポイズン反町(ドラム)From. シカゴ実業
バンドにドラムがいないのを知ったポイさんは、電子ドラムを購入して直談判しごくごくに加入。「コンビのサボらない方(辻さん談)」が集まっているごくごくの中でも、いちばんの努力家に感じます。朝ドラ(朝のドラム練習)もしてらっしゃるし、メキメキ上手くなっているのが素人目ながらにわかる。メキメキ筋肉も付いてデカくなっている。

あたし(キーボード)From. 滝音
ごくごくが創成期に出演していた対バンライブを、お客さんとして観に来ていたあたしさんが、辻さんに「中学のときにピアノを習っていて、1年後とかにサポートメンバーとかで入るのはどう?」と遠回しに持ち掛けて自薦で加入。ライブ中はずっとにこにこしていてほぼみんなのお母さん。ゆくゆくはショルキーとかアコーディオンとか背負ったり、TKみたいに何台ものキーボード行ったり来たりしてるあたしさんも観てみたい。



【本題】東名阪ツアー

2023年5月23日開催「ジュースの子」
@大阪 味園ユニバース

1. 留守番ロック
2. アレアレルギー
3. ワシ今どんな感じ(正式名称不明)
4. 泣く子も黙るセパレート
5. Rainbow Boy
6. 誕生日(正式名称不明)
7. フランケンシュタインの朝
8. サボリの歌
9. ピポピポ
10. 勇者にしてあげる

EN1. ジュースごくごく倶楽部のテーマ
EN2. 小悪魔なんてもんじゃない
EN3. 筒香

※大阪のセトリに関しては記憶に全ベット

東名阪ツアー初日は大阪。以前からごくごくに興味を持ってくれていた同僚Aにアルバムを送り付けてじわじわと迫り、スケジュールをバミることに成功。いつも1人で観てきたので隣に知り合いがいる初めてのライブ。整番は100番台後半。(FC先行でこの番号。大阪の層のアツさたるや)

東名阪もちあるいたフィルムカメラで撮った1枚(よすぎ)

味園ユニバースに強い憧れがあったので、会場を知ったときはさすがに心が震えました。味園の空気を吸えることが嬉しかった。以前ニガミ17才さんと対バンしたumeda TRADも個人的にかなり思い入れがあります。

ライブハウスも行きますが、わりとホールキャパ以上のライブに行くことが多いので、ごくごくには本当に良いライブハウスを経験させてもらっています!!!

ニガジューごくごく17才@umeda TRAD


ゲストあり。HI†GO feat. KU†NI、爛々 萌々さん、チェリー大作戦 宗安さん。「ワンマンなのにゲストいるのか・・・」とちょ~~~・・・っとだけ思ってしまっていたものの、結果的に初日特有の緊張感もO.A.でかなり和らげてくれた気がします。

ごくごくのライブで『ア・ラ・モード』観るの何回目だよと苦笑しながら、ゲストが発表された時点で求めている自分がいたので、やってくれて正直嬉しかった。しっかり熱唱。

公演は終始大阪ならではのアットホームな雰囲気。いつも思いますが大阪で見るごくごくは格別です。本人たちもお客さんもお互いに信頼が見える。

本編

1. 留守番ロック
2. アレアレルギー
3. ワシ今どんな感じ(正式名称不明)

1~3曲目に音源化されていない曲を持ってくる!?この攻めの姿勢!!お客さんにとっても入門的な立ち位置のワンマンでこのムーブは正直びっくりしました!!!!!
初ツアーっていうのもあって、勝手にテーマ始まりだと踏んでました。

明確には謳ってはいないものの「アルバムを引っ提げて」というテイもあるだろうに、そのアルバムに入っていない3曲。媚びが一切ない。やりたい放題やっている。良すぎ!!!でもこのセトリの意図、きになります!!!

『ワシ今どんな感じ(正式名称不明)』を味園ユニバースで歌うジン阪さんが絵になりすぎていた。目に焼き付いている。もうほとんど当時の和田アキ子さんだったかも。
味園のダンスフロアに照明、歪んだギターとキラキラしたキーボードの音色、そして昭和の名俳優顔のジン阪さん。タイムスリップしたかと思った。ブルースの曲調はジン阪さんの声質といちばん相性が良い!!!!!

あと、会場の感じも相まってディスコ・パーティー調の曲も聴いてみたくなりました。照明も落とすようなちょっと落ち着いた感じの。

味園の照明すんごかった


4. 泣く子も黙るセパレート
5. Rainbow Boy
6. 誕生日(正式名称不明)

序盤3曲が先述したとおり「初心者?知らん知らん!!置いていくで!!」スタンスの選曲だったので、右隣にいる初ごくごくの同僚をチラチラ見ながらヒヤヒヤしていた頃にやってきたセパレート。こりゃあ泣く子も黙りますわね!

ノリやすい曲なので、グッとライブに引き込まれるトリガー。僕壇場(僕の独壇場のこと)後のエイトビート手拍子が好きです。

『誕生日(正式名称不明)』。元々は3月のトリプルファイヤーさんとの対バンで、A&Rの金井さんへのサプライズとして初披露。
『金井幸男 誕生日おめでとう』、もしくは『金属バット持ってこい』として1回限りの演奏になるのかと思いきや、公演当日やその近辺が誕生日の人の「名前」と「欲しいもの」を客席から拾って、組み合わせて歌う『誕生日おめでとうの曲』(正式名称不明)になった。これ自体は4月に行われたTHE ARNOLDSさんとのライブで始まったくだり。

こんなん・・・もし誕生日にごくごくのライブが入ったら、どんな人生のビッグイベントが重なっても今の自分ならごくごくを選んでしまう。勘弁してくれ!!!!!

7. フランケンシュタインの朝

『フランケンシュタインの朝』初披露。曲調は「フランケンシュタイン」から連想するおぞましさとはかけ離れていて、常にタンバリンが裏拍で楽しげに響いています。闇夜というより快晴。
タイトルを聞いたとき、一瞬で【フランケンシュタイン=ホリが深い=ジンジャーエール阪本】の方程式が成り立ってしまったので、ジン阪さんの日常を歌う曲かと思っていたら全然違った。

ちなみに改めて調べたら、フランケンシュタインさんという人が怪物(人造人間)を創造したらしい。フランケンシュタイン=怪物だと思ってました。

中学生になったみたい 腰痛も治った気がする
通い飽きた道なのに まるで初めて通るみたいで

ああどうやって電車に乗ってたっけ
ああどうやって時間潰してたっけ

新しい朝がやってきて
昨日までがセピア色になって
まるで生まれ変わったみたいに
ああまぶしいな
・・・
初めての朝がやってきて
体もうまく動かせやしないよ
まるで誰かに作られたみたい
ああ まぶしいな

歌詞の一節。聞き取りなので間違ってるかも

曲調、歌詞から【夏休み/田舎/付き合う寸前の高校生/河川敷をチャリでビュン】みたいな爽やかラブソングの印象を受けるんだけど、タイトルの「フランケンシュタインの朝」とうまく結びつかないんだよな・・・。恋をするとまるでフランケンシュタイン(怪物の意)みたいになるよね的なことなのかな・・・。

【日常のすべてが急に新鮮に感じて「人生すばらしすぎる!」と思える状態】が【前世の記憶を持ちながら人造人間として新たに第2の人生を送ることになったフランケンシュタイン(怪物の意)】みたいだ、という・・・。

考察はずかしいのでもうやめます。

8. サボリの歌
9. ピポピポ
10. 勇者にしてあげる

新曲披露後、人気の3曲が続いて本編終了。
サボリ~ピポピポ~勇者って、ビュッフェでシェフが立ってるオムレツ~天ぷら~ステーキゾーンじゃん。そこだけ何周もしたいよ。

『ピポピポ』。毎度腕がもっていかれる。イントロでドラム~ベース~ギター~キーボードって重なり合っていくにつれて臓器がフツフツする。フツフツ・・・を味わいたい方はライブに行こう。

時の番人タイムで合唱させられた。あのメロディーで指揮とられることになるとは思わなかった。めちゃくちゃ楽しい。せっかくカッコイイ曲なのに時の番人で笑いが起きてしまうの、勿体ない感があったから、お客さんに歌わせるスタイルいい・・・またやりたいです!!!!!

『勇者にしてあげる』。ライブでやってくれるたびに思うけど、前フリだけであんなに盛り上がる立ち位置になってるのすごい。「みんなのこと、勇者にしてあげるー!」「オギャー!」ですよ。これはもう出し惜しみしてほしくなっちゃうレベルよ。目に見えてわかる人気曲はここぞというライブで、ここぞというところにブチ込んでほしくなっちゃうタイプなんだよ~~。会心の一撃でやられたい。

EN1. ジュースごくごく倶楽部のテーマ
EN2. 小悪魔なんてもんじゃない
EN3. 筒香

アンコールで客席から湧き出る「ジュースご~くごく倶楽ッ部~」の声。ライブハウスの規制が緩和してきて生まれた文化。会場によってというか、第一声によってかなりキーが左右される。あまりにも高いとキツいので、勇敢なファーストペンギンさん、これからも原キー以下で頼みます。

ラストはゲストも総出演の『筒香』。筒香選手の凄さを歌い、筒香選手に感謝するだけの曲でこの一体感。これもきっと筒香選手のおかげ。いつもありがとう筒香。本当にありがとう筒香。

元の音源にもメガホンをたたく音が入っているので、ライブでTsuTsuGoをたたいていると、一緒に演奏している、その時間・空間をつくっている感覚になる。オススメです。

TsuTsuGo(棒)

しかし遠征の度に持っていくかぎりぎり迷うサイズ。4月の仙台にも持って行ったのですが、ベンチのまま背中丸めて帰りました。大阪ではバッターボックスに立ててよかった。
ちなみにライブ用のバッグは新調がてらTsuTsuGoのサイズにあわせて買いました。

TsuTsuGo(棒)の面影


こうして東名阪ツアー初日の大阪が終演。

大阪拠点で活動していたときは、ジン阪さんが「大阪ー!!」って叫ぶ度に「いや、大阪のバンドじゃん」ってひと笑い起きていた気がするんだけど、今や東京拠点だもんな。好きなバンドが上京してくれるって経験初めてだな。

そういえば、曲終わりにボーカルがジャンプして締めるよくあるくだり、ごくごくはジン阪さんが飛んでも楽器隊が締めずに変なタイミングで終わらせるので、空中でのか弱い「勘弁してぇ」が聞けるのですが、それがなくて綺麗に締まった曲があった。なんの曲か忘れたけどちょっと動揺したのを覚えています。


終演後

ここからは少し終演後の記録。興味ない人は東京編まで読み飛ばしてください。
ごくごく初の試みであるお見送り会には参加しなかったのですが、大阪のみ会場の都合なのか、物販やチェキを販売しているフロアで並行して行われていました。まる見えのお見送り会めずっ。

お見送り会終了後にチェキ販売もスタート。辻クラさんとあたしさんが立って手渡し(!)。物販には堂タオさん(!)、ガチャに愛コさんが立ち(!)、終盤にはジン阪さんやポイさんも各所に代わる代わる立っていた(!)みたい。

これでパニックにならないお客さんすごいねって同僚も言ってました。本当にそう。やはり大阪は愛されているしお客さんも信頼されている。

物販で堂タオさんとFall Guysのことを少しお話させていただいた。「どさんく〜です」って言ったらわかってくれました。FGのIDを名乗るな。
(本当はどさんこだけど堂前さんだけがずっとどさんく〜と呼ぶ。)

いや観たライブのこと話さんかい!と、今思い出してもそう思いますが、突然現れたご本人様に話すことがまとまりきらず。引き出しの手前にある当たり障りない共通の話題を選んでしまいました。大後悔やんけ。

次来るいつかのために端的にまとめたライブの感想を話せるように鍛錬しておこっと。(この記事がすでに長すぎるのでダメそう)

Tシャツでアクキーをサンドウィッチにして渡されました。


新幹線で見る、品川つく直前の車窓


記事を分けると名古屋まで成し遂げられなさそうなので、続けて書いていきます。


2023年6月23日開催
「ジュースをかける少女」
@東京 神田スクエアホール

1. 泣く子も黙るセパレート
2. 飲み会で喋れない人
3. 井上さん
4. 留守番ロック
5. 誕生日(正式名称不明)
6. フランケンシュタインの朝
7. ぐるぐるトルネード
8. 怪獣のバラード(カバー)
9. タンパクスィッツあげるよ
10. 小悪魔なんてもんじゃない

EN1. ジュースごくごく倶楽部のテーマ
EN2. タッチ(カバー)
EN3. サボリの歌

FCから引っ張ってきたので多分あっている


この日はバチバチのライブキッズである同僚Bと。「あんたがそんなハマってるバンド、興味ある」ということでついてきてくれました。こうしてごくごくの音楽が広がっていくんだ。ありがたいです。
整番は2桁中盤。東名阪で一番良い。前方で見られるのも嬉しいけれど、もはやチケットが当たるだけで嬉しいのでわりと何番でも良い。

が、音楽ライブというより企業の総会とか講演会用に作られたようなステージなので傾斜がないわりに縦に長い。かといってステージ自体が小さいわけではないので、それなりに横幅もある。これ後方だったらキツかっただろうな。
立派な返しのモニターがめちゃくちゃあった。音響は期待していたより数倍良かったです。

ゲスト(O.A.)はトニーフランクさん。曲も含めてめちゃくちゃ良いステージだったのに、最初から最後まで名乗らなかったのでお客さん全員が「だ、誰です?」となっていたのがトニーさんらしくて面白かった。ゲストの情報が前もって出ていなかったはずなのでなおさら。

あ!!ジン阪さんのマイクがガイコツマイクじゃなくて普通のマイクだった!!なんだったんだあれ!?あのガイコツマイクがカリスマを完成させるのに・・・!!!


本編

1. 泣く子も黙るセパレート
2. 飲み会で喋れない人
3. 井上さん

セトリがっつり変わってる!!大阪で聴けなかった曲をやってくれるの、かなりうれしい。それだけで全通する意味があります。

序盤からフルドライブの選曲だな!?とひとり震えていたんだけど、東京のお客さんはシャイ(超個人的感想)なので徐々に体温が上がっていく感じがセトリ中盤まで続いていた印象。

4. 留守番ロック
5. 誕生日(正式名称不明)
6. フランケンシュタインの朝

『留守番ロック』、いつ聴いても底抜けにポップで可愛くて好き。C&Rもあるし、手拍子まである。手上げて腕振って飛び跳ねてゴリゴリに盛り上がるというより、心躍るタイプの盛り上がり。友達に1人いてほしいというニュアンスで、セトリにあったらうれしい。

曲頭のばちばちカッコイイギターリフとキーボードのグリッサンドの後に<おやつをくれた>って歌い出しが最高。オヤッツあげるよ。
ラスサビ前のポイさんのドラムソロがかなり見もの。心拍数上がる。瞬間最高視聴率間違いなし。ここだけは本当に全員ポイさんを観て。刮目して。

あと<青いクマ宝物~>の歌詞が異常に好きすぎる。歌詞にちょうどいいディティール。ないけどある。あるある大喜利。そして<ボロボロになってるけど直さなくていいよ>だって。かわいすぎる。青いクマ、木端微塵になっても直さない。留守番ロックに出てくる犬なでたい。

「にゃ~んにゃ~ん」と「わ~んわ~ん」を歌いながら、手もわんにゃんするの楽しいのでやってみてください。

誕生日~フランケンは大阪と同じ流れ。誕生日のお客さんおめでとう。


7. ぐるぐるトルネード

7. ぐるぐるトルネード

7. ぐるぐるトルネード


ぐるぐるトルネード・・・


ぐるぐるトルネード・・・・・・

は、はわ!!  !!! !!!き、きき、きたーーーーーーーーーーーーーーーーー! !!!!!!! !!!! !!!!ぐるぐるトルネードだーーーーーーーーーーーーーーーーー!!! !!!!!!!  !!!!!!! !!!! !!!!!!!!!!!!!  !!!!!!!や ったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!  !!!! !!! !! !!!!!!   !!!!!!!!!!

初生ごくごくで初披露された曲で思い入れが強いのもあるんですけど、なんか本能をくすぐられるんですよね!!!!!良い映画1本観たような満足感がある!!!!!あとベースが良すぎる!!!!!日常で気づいたら「どぅっ↓どぅっ→どぅ↑」て歌ってる!!!!!葛飾出身さんアニメーションのMVもたまらん!!!!!


ラスサビが転調したり、ジン阪さんがラップを(比較的)ただしく歌えるようになっていたり(<地球侵略は目前で!地球侵略は目前で!>ってやたら焦っていた侵略回もあった)、ライブでやるごとに良さが増す曲で・・・ジン阪さんにラップをさせたかった辻クラさんの発案で作られた曲だったはず・・・辻さんありがとうございます!!!

「キサマら全員こ〇してやる!悔しかったら俺様を退治してみろ!」みたいな煽りをし始めて、ぐるぐるトルネードの気配を察知するだけで、心臓に血液がグワッッッと集まって、ポイさんのハイハットが4つ鳴るのを合図に全身に駆け巡る感じ!!!血沸き肉躍るとはまさに!!!!!DNAの二重らせん構造がぐるぐるをやめない!!!!!!!!なんならもう曲前の煽りの時点で「やっっ っっった〜〜〜〜 〜〜〜!!! !!!!!  !!!!」と叫びたい気持ちを毎回抑えている!!!!!

大阪で聴けなかったので、いつも以上にテンション上がったの覚えてるなーー!!ツアーってこういう経験できるのもいいんだよなーーー!!!

ちなみにこの日の地球侵略レポート。
ジン阪さんが入りを間違えてイントロ部分でAメロのラップを歌い始めてしまい、ギリギリで察したジン阪さんが「こんな感じでいくからねーー!!」とバレバレのフォローを入れたのが本当に面白くて素で笑ってしまった。バンドにとっては笑えないミスな気がするけど、やたら耳に残る言い方で音源聴くたびに「こんな感じでいくからねーー!!」がカットインしてくる。勘弁して。侵略のニュアンスを教えてくれる怪物おもしろすぎるから。

東京ではステージを降りたところにある上手下手のお立ち台で地球を侵略されておりました。お立ち台前の3列目くらいにいたので、1mの距離でベッショベショにきらめく宇宙生命の最高峰を拝めました。感謝があふれた。

ライブのぐるぐるトルネード、ほんとうに良い。良いよね。おかげで音源じゃ到底満足できない身体になってしまった。4つ打ちハイハットをください。あとできれば「こんな感じでいくからねーー!!」も。

8. 怪獣のバラード(カバー)
9. タンパクスィッツあげるよ
10. 小悪魔なんてもんじゃない

『怪獣のバラード(カバー)』。東京ワンマン恒例になりつつあるカバー!!以前ラジオでかけていたから選曲は堂タオさんとみていますが、「怪獣の・・・」と聞いて一瞬「Vaundy!?」となったのは自分だけじゃないと思う。ゴリゴリの合唱曲です。何個か下の学年が歌ってた。いいよなあ〜合唱曲カバー。絶対的な認知度もあるし。

由縁のあるアーティストの曲だったり、それぞれの思い入れがあるバンドの曲だったりのカバーをやりがちだけど、いつも一癖ある選曲をするのがごくごくっぽくていい。これからもアニソンとかアイドルソングとかガンガンやってほしい。と言いつつ普通に著名バンド・著名曲のカバーも聴きたいです。
個人的にごくごくにやってほしいカバーをメモっているのでそれはまたいつかの機会に!!!

『タンパクスィッツあげるよ』。後半戦で疲れてきたころにぶち込まれるタンパクスィッツ、き、効くう~~~。これまた大好きな曲だし、大阪で聴けていない曲なのでうれしい。

音源で言うAメロのタンバリンを、ライブではあたしさんがニッコニコしながら手拍子してらっしゃるんだけど、どうしても裏拍で取りたくなっちゃって最初の頃だいぶ苦労したなあ。

タンパクスィッツの前フリで「みんな疲れてきたんじゃない?」って聞いてくるくだり。「疲れていない」と言えばタンパクスィッツくれなくなっちゃうし、かといって「疲れた」とも言いにくいので、いつも微妙なリアクションをしてしまう。ホントの勇気見せたい。もっとワイルドにもっとたくましく生きたい。

『小悪魔なんてもんじゃない』。サビも好きなんだけどBメロが好き。ごくごくの曲のなかで「この曲流されたらジッとしていられないランキング」たぶん3位以内に入る。ライブでやるパン・パパン・ハイてなんであんなに楽しいんでしょうね。家でやってもたぶん楽しくないからみんなライブに来てやったほうがいい。

EN1. ジュースごくごく倶楽部のテーマ
EN2. タッチ(カバー)
EN3. サボリの歌

東京でもフロアはテーマを歌ってアンコール。メンバーが再登場しながら「そのまま続けて!」とジン阪さん。流れで『ジュースごくごく倶楽部のテーマ』。いつも登場曲に使われて焦らされ続けてたけど、テーマ本編聴いたのひっさしぶりな気が。ポルノグラフィティが『Before Century』だけで終わるライブが続いてて『Century Lovers』やってくれたときの感じ。

「僕らと一緒に歌ってくれる人!」とのことで客席から数名ステージへ。突然!!!!!なんだこの豪華なカラオケは!!!!!走馬灯にランクインしてくるだろ!!!!!
ステージに上がったお客さんと話してる堂タオさんを見て「おいそこイチャイチャするな😡」ってキレてたジン阪さんがめちゃくちゃジン阪さんでした。

『タッチ(カバー)』。2022年末の東京ワンマン「ジュースの名は。」でも披露されたタッチ。その時の映像はごくごくのTwitterで見られるので是非(歌詞がハチャメチャでもはや潔い)。

クリスマスプレゼント、家で大事に飾ってる

タッチってカラオケの最後の方に起きる大団円みたいなイメージがあるので、アンコールにすごくいいなあ。男性ボーカルで原キーのタッチ歌えるの結構すごいと思う。ジン阪さんはやはりカリスマボーカル。野球知識ゼロだけど。
去年は現場で聴けなくて悲しんでいた勢がたくさんいるみたいだったので、今回大きめの箱でやってくれてホクホクした。しあわせ空間だった。

ラストは『サボリの歌』。みんなだいすきサボリの歌。隣の同僚も、自分が普段からよく歌っていて植え付けているので楽しんでくれたみたいでした。サボリってなんとなくセトリ前半のイメージがついているから意外だった。この曲もBメロでPPPH(パン・パパン・ハイ)があるからウキウキする。

拳突き上げてみんなで<二度寝して夢の中にいつまでもいたい>って歌ってる空間、良い。とても良い。みんな無意識に日常をがんばりすぎているんだよな~サボリたいのは自分だけじゃないよな~って妙に安心する。しみじみって感じではないけど毎回ふんわり。

『勇者にしてあげる』で勇者にさせてくれるでもなく、『入玉したいよ』で明日から入玉させてくれるでもなく、『サボリの歌』で終わる大都会・コンクリートジャングル・東京公演・・・。これからも一生懸命サボろうね、みんな・・・。

話は逸れますが、4月の仙台で観た『サボリの歌』の演出が良すぎて、毎回期待してしまう。ジン阪さんがMVで着ていたジェラピケのパジャマで、枕抱えてあわてて出てきて。サボリたい感が数倍。
しかし"ジンジャーエール阪本"ではなくただひたすらに"阪本匠伍"。(いつ見てもいい名前)


という感じで東京本編終了。

1万字書いてます、ここまでで。もう誰もいないかもしれない。こわいので振り返らずいきます。

終演後

ガチャガチャの結果をおしらせします。

せめて全色そろってくれよ

大阪で3回くらいやって缶マグとごくごくちゃんキーホルダーとかだったので、「こりゃいいや!!!」と思って1か月間がんばって貯めた500円玉がこうなりました。開演前にやっとけばちょっとは違ったかもしれない。スタッフさんがこのキーホルダー補充してるのを横目に無心で500円玉投入し続けたよ。

ガチャガチャだいすきッ!

同行してもらった同僚に、神保町で焼肉を食べながら感想を根掘り葉掘り。誰かと同じライブを観ると、これができるのがうれしい。忖度なしに正面からザスザス刺されまくったけど。


2023年7月28日開催
「ジュースと雪の女王2」
@名古屋 Electric Lady Land(E.L.L.)


名古屋が1番よかった。
何がかはわからないんですけど、なんかよかったんですよね・・・。
ありますよね、そういうこと。生きているなかで。というかプラスの感情って全部それなのかも。
人生でそれを経験できるの、かなりうれしすぎる。書きながらその良さを反芻していきます。


開演前

終演後物販がない・・・新グッズ出る・・・ということで先行物販へ。
会場からギリギリ歩ける距離にホテルを取っていたので、のこのこ歩いて向かいました。灼熱の名古屋。視界に入ってくる日傘の大名行列。あっ っっっ っっっつ・・・日傘なんてもってないよ・・・。

16:30開始で16:15くらいに並び始めて、そこから購入まで1時間。先行物販、ほとんど参加しないから舐めてた。これほど大学4年間、外部活やっててよかったと思うことはないですよ。耐えさせていただいた。

タイダイTはすでにサイズ欠け始めていたけど、お目当てを無事購入。
辻クラさんも公演中仰ってましたが、即完のわりにライブで着てる人すくねっっっ!!!というかそもそもグッズT着てる人すくねっっっ!!!!!めちゃくちゃかわいいのに!!!!!
制作ロット少ない・・・!?もしくは持ち込んでなさすぎる・・・!?もっと作って良いのですよ・・・買うのでね・・・!!!!!

Jがぴゅってなってうにょってなってる

東京で引いた割引券を使用しました。兼ステッカーになっていたので財布に一旦貼って。スタンプカードも無事コンプ。

しばらくこれで生活をしていた


チェキはいつもなら周回するんですが1回で心折れました。猛暑の前に人間はとても無力。ライブが本番!!!体力蓄えておかないと!!!!!!

東阪は同僚と一緒でしたが名古屋はソロ参戦。ずっとそうだったので慣れた。ひとりもなかなかいいもんですよ。


本編

1. サボリの歌
2. 泣く子も黙るセパレート
3. 留守番ロック
4. アレアレルギー
5. 筒香
6. ぐるぐるトルネード
7. Rainbow Boy
8. 街の花
9. ぴーち鬼ぱーち鬼~We are the world~
10. 誕生日(正式名称不明)
11. 小悪魔なんてもんじゃない
12. 勇者にしてあげる

EN1. フランケンシュタインの朝
EN2. タンパクスィッツあげるよ
EN3. 入玉したいよ

さすがに配信観ながら記録したのであっている


名古屋はゲスト、O.A.なし。これだよこれ。これも良かったんだよな。開演前のそわそわは正面から真っ当に殴られたいよ。オーラス、ワンマンという感じ。かっこいい。

整番は2桁中盤。2柵最前ゲット!!!ありがてっ!!!!!
3段になっているとても良心的な箱でした。E.L.L.いいね!!!!!

柵なで


1. サボリの歌
2. 泣く子も黙るセパレート

登場曲でメンバー登壇。客席すでにアッチアチ。
さすがに今日すごいかもと思った。

1曲目は『サボリの歌』。サボリで締めた東京からバトンをつなぐように、サボリで走り出した名古屋。立ち上がりからごくごくもアッチアチ。ジン阪さんの「キャー!!」とか「イヤーン!!」とか聞いたことない合いの手。

Bメロとサビをスライドでつなぐベースの1音。ライブではクラップしてる部分だし何気なく聴いてしまっているけど、これあるなしで全然違うんだろうな~~。「テゥ~ン」ってやつ。「これか~~!!」ってなると思うので音源聴いてみてください。

『泣く子も黙るセパレート』。Aメロのジャッジャーンでノるの、「あ~~ライブ来てるわ~~!!」ってひしひし感じる。サビに入るときの「やるやんけ~~!!」とか「せや~~!!」も。拳突き上げちゃう。

サボリからのセパレート、最高にアガる・・・。トップ独走ウィニングラン・・・。

3. 留守番ロック
4. アレアレルギー
5. 筒香

『留守番ロック』。東名阪セトリ入り皆勤賞。すべて序盤に置かれていた曲。愛コさん声出てたな~出しやすい音域なのかな。歌詞が聞き取りやすい歌い方してくれるのとてもありがたい。

ポイさんのドラムソロ、配信でめちゃくちゃ観た。「か~っこええ」って普通に声出た。音源化されたら是非そこだけでも聴いてほしい。ライブでも味わってほしい。
これからの人生で家出るとき、電車乗るとき、降りたときの3回どこからともなく流れてほしい。ドゥンドコドコデンドンデンドンドゥンドコドコデン!!!アイッ!!!

『アレアレルギー』。初日の大阪ぶり。アレルギーのキーボード、華やかでめっちゃ良い。バンドにキーボード・シンセできる人がいるって個人的にめっちゃデカイ。すまし顔で弾いてらっしゃるけどめっちゃ良い。

いつの間にか始まった、Aメロで「オイ!オイ!」ってするやつ。あれ好きです。ベースがお休みのターンなので堂タオさんも楽しそう。

『筒香』。ありがとうございます、TsuTsuGo選手の出番です。名古屋まで連れてきた理由がここにある。どこに遠征するにも一緒だからそろそろTsuTsuGoじゃない名前つけたいよ。

名古屋のTsuTsuGo

2柵最前で前に人がいないので思いっきりTsuTsuGoをしばける。めちゃくちゃ楽しかった。しかも声が出せるのでレスポンスもできる。ジン阪さんが客席に歌ってほしい素振りを見せてくるのでそれも相まって高まる・・・。コロナ禍のライブではありえなかったもんな~。でもやっぱりライブってこれだよな~。

「みんなでひとつになろうぜ!」っていう感じじゃなくて、気づいたら肩組んでましたみたいな感じでぬるっと温かく会場をアゲてくれるのが筒香。4分ない曲なのにとんでもない満足感。個人的に過去イチの筒香が出ました。

6. ぐるぐるトルネード
7. Rainbow Boy

ア・・・ア・・・・・・
ぐる・・・ぐるぐる・・・・・・

『ぐるぐるトルネード』!!!!!!!!
東京に続きありがとうございます!!!!!!!!!
(ぐるぐるトルネードへの狂いっぷりは東京編をご参照ください。)

2番のラップがぐちゃぐちゃになったジン阪さんに笑ってたら<おい笑うなよそこのガキッ!!>って急に正歌詞にもどってビクついた。

サビの振付、おとビさんかニガミさんとの対バンですでに固まっていた気がするんだけど、毎ライブレクチャーしてくれるわけじゃないのでそろそろリマインドしてくれないと自然消滅しそう。あれ楽しいのに!!!!!「羞恥心」世代だしさ!!!!!!!

宇宙生命の最高峰を退治し終え、アウトロで思い出したように後ろを向くジン阪さん。振り返ると口から血糊べっとり。この後本編ラストまでずっとうっすら血糊付き。みんなのせいとのことです。じゃあ仕方ない。

「え、こっち向いて阪本・・・おまえ・・・ケツアゴの部分がッ!」
「おまえケツアゴっておまえ血ィの"ケツ"アゴってことォ!?」
「痔が破裂したってこと?」
「マジのおしりちゃうねん」

曲終わりすぐでこの掛け合い。すばらしいチームワーク。

『Rainbow Boy』。東名阪初登場!!!これも好きな曲だからめちゃくちゃ嬉しかった~~~!!!基本的に明るくてポップな曲が多いから、こういうニュアンスの曲が入るとセトリに緩急がついて没入感が出ていいですよね。

愛コさんの声質と曲調が相性ピッタリでキャラソンみたい。サビのジン阪さんの下ハモもいい。絶妙にキーが高いので自分が歌うときは下ハモやらせてもろてます。

間奏のキーボードソロがいいんだよなあ。以前、左手のオクターブをどこにするか悩んでらっしゃって・・・毎月のようにライブをやってくれるから、そういう試行錯誤やちょっとした変化を現場や配信で見られるのがありがたい。

ちなみに愛コさん作詞曲。<君>とか<僕>とか、<虹色>とか<黒色>とか<赤色>とか、ごっちゃごちゃになる要素しかないからめちゃくちゃ集中するだろうなあ。
<ラパンで君を迎えにゆくよ>って歌詞が大好き。語感とか含めてラパンってチョイス良すぎる。意味もなく何回も言いたい。

8. 街の花
9. ぴーち鬼ぱーち鬼~We are the world~

辻クラさんがアコギに持ち替えた時点で、もしやと大そわそわしていたのですが、MCで「アルバム買ってくれた人?」「人前で歌うのが初めての曲をやります」と言われて確信に変わりました。

「街の花」がくる・・・念願の・・・!!!!!!!!!!!!
いや~~~この曲も大好きなんだよ~~~ギター耳コピして歌ってるくらい・・・!!!!!!!
やっっっっっっった・・・・・うれしくてもぞもぞ拍手したりコロンビア並みに両手掲げちゃったよ・・・・・・・・・・。

アルバム曲ってなかなかやるタイミングも今後なくなってくるだろうし、名古屋でスルーされていたらちょっと落ち込んでいたかもしれない。

歌詞は辻クラさん、ジン阪さん、愛コさん。たぶん<昼下がり~>から1サビ、<うまいねと~>から2サビ、<久しぶりの~>から3サビまでそれぞれ担当されているのかな。2サビがめちゃくちゃ好き。良すぎ。

落ち込んだそんな日は
ふらりふらふらふら酒を飲もう
良い明日を期待して
ふわりふわふわふわ夢を見よう

たぶん愛コさん作詞パート よすぎ

音源よりだいぶテンポは速め。意図的にというより走ってた感じかなあ。これぞライブ。ライブは生もの。
1番はボーカル、アコギ、キーボードのみで、2番からベース、ドラムが入ってくる構成。ドラムの入りがせつなくて歌詞があるみたいで鳥肌立った。

ジン阪さん、高音域がか~なりつらそうだった。何かの媒体でも「街の花」はキーが高くて難しいと仰ってた(YouTubeでのオンラインサイン会かラジオだった気がする)。たぶんごくごくの曲のなかで、最高音が出てる曲になるのかな。

雑誌「THE LIVE PRESS」のインタビューで辻クラさんが「阪本は、音程通り歌うことがかっこいいと思っている」と仰っていて、ジン阪さんも「自分でライブ映像見た時に音痴だったら、なんかちょっと、"はぁ"ってなる」と。

わかる。自分もどちらかというと、ライブでもアレンジとか含めてできるだけ音源に近いほうが嬉しい派ですごくわかる。し、音程通りのほうがそりゃ耳慣れしてるし聴き心地も良い。

そんなことよりもビッキビキに青筋立てて汗だくで何かをつたえようと一生懸命に歌ってくれたら、音程がどうこうを超えて心が動きますよ。何よりごくごくは"ライブが良い"バンドだと思うので、そういうのがこれからも沢山観られたら、うれしいよね・・・!!!!!

新曲「ぴーち鬼ぱーち鬼~We are the world~」。辻クラさんはアコギのまま。愛コさんメインVo.の曲で歌詞もなんとなく愛コさんっぽい。ジン阪さんは裏拍で鳴るマラカス職人に徹して、上ハモでサビに入る程度。

曲調はポルカみたいな。アイルランドとかその辺の民謡チック。すでに音色がそれっぽかったけど、マジもんのアコーディオンとかバクパイプあいそ〜〜〜!!!あたしさん、弾きながらセンターまで出てきてほしい。変な楽器とかどんどん観たい。

うしろのポイさんとあたしさんがニヤニヤ笑っていたので、何か盛大にミスっているんだろうなと思ったら、頭の時点で2番の歌詞から入ってしまい構成がぐちゃぐちゃだったらしい。
足絡まりながらなんとかみんなでゴールして、「マラカス振りながらめちゃくちゃパニックになった」って嘆くジン阪さんに「マラカス全然ええやんまだ!」って笑う堂タオさん。それはマジでそうかも。竿隊とドラムキーボードのほうが絶対冷や汗止まらんかったと思う。

ところで有楽町の劇場に「ぴーち鬼ぱーち鬼」というチョコプラさんがやられてるショートアニメのビラが置いてあって初めて知ったんですが、華大千鳥やダウンタウンDXと同じような吉本絡みのタイアップですかねえ。

10. 誕生日(正式名称不明)
11. 小悪魔なんてもんじゃない
12. 勇者にしてあげる

いつもの誕生日。かたくなに誕生日。毎日が誰かの誕生日。おめでとうございます!

『小悪魔なんてもんじゃない』。そういえば「パフッ」じゃなくてエアガンになったのいつからだろう。3月のトリプルファイヤーさんとの対バンか4月の仙台?記憶が・・・。
(血)顎にうすくなった血糊をつけたままなのでエアガンが意味を持ちすぎてテンション上がった。あれ客席にもしっかり聞こえる音で鳴るから、曲終わりで両こめかみに当てて発砲してるのきっと命がけだと思う。

ライブではなかなか歌詞聞き取れないので早くどこかにアップされないかな・・・。

小悪魔からそのまま、本編ラストは『勇者にしてあげる』。初日大阪ぶりの勇者。イントロでジン阪さんが言った「みんなのこと勇者にしてあげるー!」でなぜかもう涙腺にきていて、勇者のメロディーって不思議な力が・・・あるよね・・・。

そういえば初めて生でごくごくのライブを観た渋谷で、勇者をやってくれたときもなぜか泣けてしまって、なんかそれは楽しすぎてというか、ああ好きな曲、めったに観れないバンド、生で聴けてる!という感情だった気がする。
なんにせよごくごくに泣かされてたまるかというスタンスでは常にいるんですけどね・・・。なんか、ごくごくからしても本意じゃない気がするし。

ただ、パフォーマンスを観ながら、勇者のMVが発表されたときの記憶から始まり、日記を一頁ずつめくるみたいに思い出がバババ~ッって押し寄せてきて・・・あ~これずっと覚えてる光景になるんだろうなと思いました。

こんなにエモくなってしまったのは、勇者がごくごくのなかで1番聴いた曲かもしれないのもある。そういう曲って必然的に思い出とともにありますもんね。

なんとか仕事やりくりして月イチで大阪にライブ観に行ってたときのこととか(出張がくっついたことも何回かあった)、弾丸で行った道頓堀の船上ライブとか、音爆フェスでこっちが謎に緊張したこととか、アルバムが出るって決まったときのことなんかを思い出して、そこに東名阪ツアーというバンドにとってひとつ大きなイベントがまた追加されて。そりゃギュ~ンとなりますよ。そんでちょっとだけホロリと。ちょっっっとだけ。

船上ライブ ライブ直前に雨があがった
音爆フェス なんかずっと緊張しながら観てた


人生で大切にしたい良い時間でした。


アンコールいってみよう!


EN1. フランケンシュタインの朝
EN2. タンパクスィッツあげるよ
EN3. 入玉したいよ

『フランケンシュタインの朝』。大阪・東京は本編に入ってた曲なので、アンコールでは初登場。やっぱり「トゥットゥールトゥットゥットゥルールー」たのしい。これ定着したらきっともっとたのしい。ジン阪さん⇔竿隊&愛コさんで歌うパートにあわせてスポットライト入れ替わってたの良かったな。

血糊はすっかり取れてました。

『タンパクスィッツあげるよ』。あたしさんのサウンドチェックの段階でタンパクスィッツ!!!が!!!やってくる!!!ってなる。うれしくなる。
Aメロ、愛コさんがやる空手の素振りみたいなのをやる派と、あたしさんがやるパン・パパン派で分かれるよね。いまのところ後者派です。

歌詞に<菓子パン>やら<ゆで卵>やら<サラダチキン>やらって、初めて聴いたときわりと衝撃だった。よくある「エピソードが身近で共感する!」じゃなくて、「歌詞に出てくるワードが身近で共感する!」って新しいアプローチで新体験。ジン阪さん、言葉選びが独特で良い詞だなあっていつも思います。

Bメロのハモリいつ聴いても良い。2番の歌詞が好きです。

ほんとの最後の最後の最後。この東名阪ツアーの締めくくり。選ばれたのは『入玉したいよ』。わかるわ~~~~~わかりすぎる~~~~~!!!!!みんなで入玉したいよね~~~~~~~~~~~!!!!!!!!
しかも大阪・東京でやらなかったので名古屋で東名阪初登場!!!!!

名古屋弁ver.。地方でやるときは方言ver.になるからわりとグダつくけど入玉できたら全然いい。入玉パワー。これは自分だけかもしれないですがサビは将棋指す手つきでノるのがたのしい。入玉感が3割増すのでオススメです。

入玉の大団円感はすさまじい。長く続けていると、本編ラストに持ってくる曲とか、アンコールに持ってくる曲とか、なんとなく決まってくると思うんですけど、入玉ってもうすでにその立ち位置にある気がする。あと勇者も。

曲にそういうイメージついちゃうのってメリットもあればデメリットもあり・・・「はいはい入玉入玉」とか「はいはい勇者勇者」とかには1ミリもなりたくないな・・・。当たり前の幸せに気づけなくなるの、嫌だな・・・・・・・・・。いらん心配ですかね・・・・・・・・・・・・。

だからこれからも新曲がいっぱい聴けたら嬉しいですね!!!
持ち曲がたくさんだといいことがたくさんあるし!!!!!何より新曲をリアルタイムで追えるの、うれしっ!!!!!

こうして名古屋公演も無事終了!!!!!!!!思い出していまだにふわふわするくらいよかった。良い経験した。ありがとうございました。


終演後


満足感エグすぎて、名古屋メシをしばく気が全然起きませんでした。身体に魂置いていかれてる感覚。歩いてる自分の姿がうしろから見えた。

どうにもならなかったのでホテルまでの帰り道にあったすき家の牛丼(♪)で満たしました。ちなみに大阪でもココイチ食べたり松屋食べたりしてるからもう慣れました。

ただの500円貯金

ちなみに名古屋はガチャガチャがなかったので、東京からしこしこ貯めてきた500円玉はただ貯金しただけになった。ごくごくって貯金もさせてくれるの?ありがたすぎるだろ。

(おまけ)
ちゃんと名古屋に来たのが初めてだったので、観光して帰りました。会社の名古屋オフィスの前を意味もなく通ったり、科学館のネコ展に犬のTシャツで行く謀反をおかしました。隣あってる美術館もめちゃくちゃよかった。

犬のTシャツとフジテレビみたいな科学館



おわりに


おわりにの前に。各公演限定曲。
大阪・・・『ワシ今どんな感じ(正式名称不明)』『ピポピポ』
東京・・・『飲み会で喋れない人』『井上さん』『怪獣のバラード(カバー)』『タッチ(カバー)』
名古屋・・・『街の花』『ぴーち鬼ぱーち鬼~We are the world~』『入玉したいよ』

いや~~~本当に楽しい東名阪ツアーでした。
楽しいというか、良いというか、充実したというか・・・。
ご褒美が約束された状態で生きるのって、良いなって実感しました。

初日の大阪前の5月が、仕事的にだいぶしんどい時期だったので、本当に助けられました。なんとか動物にもどらず人間を保っていられたのはごくごくのライブがあったからです。

アーティストを応援する前提として、言うのも恥ずかしいくらい当たり前かもしれないんですけど、曲が本当に好きなことが絶対的に重要というのが自分の中であって、結局これ。本当にというのが肝で、10回繰り返し聴いても10回ちゃんと身体が動いちゃうくらい。
ライブが良かったらその曲も好きになるから、ライブが楽しいというのも大事。

ごくごくはドストレートに当てはまるので、人生を彩ってくれてありがとうございます。たのしいときは全力で、しんどいときは薄目で、これからもマイペースに追わせていただきます。

直近もライブは続くので、また「これを乗り越えたらごくごくのライブがある」というギリギリの状態で生きていけると思うとゾクゾクしますね。


~今後の予定~

8/31 「ジュースをかける女王の子3〜東名阪ワンマンアフターパーティー〜」@下北沢440(four forty)
9/7 「ジューストリトリ想」@Shibuya eggman
10/27 「THEラブ人間決起集会 秋麗-あきうらら-」@下北沢 近道

eggman近道のチケットはまだあるみたいなのでご興味がありましたらぜひ会場で入玉しましょう!ラブ人間さんのゲストライブ以外は配信もあるみたい!


それでは読んでいただきありがとうございました!
またライブレポとか書けたらいいなと思います!

osho

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