恥の多い生涯を送ってきました。
毎度おなじみ、画像は谷間の垢です。
ダンボールを出すために外に出て戻ろうとしたらジジジジジッと隣の玄関で暴れている。
終わった。セミでした。恥の多い生涯を送ってきました。
しかし隣の玄関との間には幸い、木製のひし形が連続したような仕切りが置かれている。
心もとないが、行くしかない。薄着ででてしまっている上に、スマホもなにもない。
行こうと意気込む前にもう一度策がないか思考を懲らす。
石を投げての遠隔攻撃を目論むが、周りへの被害を考える。ターゲットは隣の玄関。もちろん複数投げた時に大きな音がでるし、何かに損傷を与えてしまうかもしれない。しかも運の悪いことにドアノブ側に近い壁に張り付いているので、ドアを引いて少しセミに近付いて入らなければいけない。最悪に最悪が重なった場合入ってくるかもしれない。
もう一度意気込む。
よし、行くしかないだろ。ここは行かないといけない。行く以外にないだろ。
────お前が始めた物語だろって────
兎のように怯える心を奮い立たせ、音を立てずに足を忍ばせる。
あ、しまった。と思った時には遅かった。
敷地備え付けのライトが私の影を照らす、照らされた影がセミの上を通過する。そりゃ絶対飛ぶわな
そう思ったと同時にセミが暴れ散らかす
ビー美じじじじ日ばばばばbeeジジじじじじビビviva馬場ッッ
バタバタと暴れすぎていて、うわもうしにてーーー
となり、ヤケクソでドアを開け中に入る
中に入れた!
心臓バクバクでした。
本当にあいつらはなにがしたいんだ
もう夏なんて、コリゴリだ〜〜〜〜〜‼️
敬具
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