東方神起、5人だったんだね
このnoteは、2022年、私が"5人の東方神起"に出会うまでのお話です。
東方神起が5人での活動を終了した2010年、私は小学校5年生でした。
当時、私の家庭はあまりテレビを見せてもらえず、また、弟がいることからよく見るテレビ番組は少年向けアニメでした。そのため、その頃の私がハッキリ認識していた芸能人は、小学校で大流行していた嵐くらいだと思います。
売れっ子だったであろう東方神起を、私はよく覚えていません。(人生大損!)
JYJとの出会い
しかし、小学6年生の頃、私はJYJと出会います。東方神起から脱退した3人が結成したグループですね。(脱退は宣言していないという主張もあるかもしれませんが、便宜上脱退と書きます)
当時、母親が韓国ドラマ『トキメキ成均館スキャンダル』(原題:성균관 스캔들)を視聴していて、余っ程気に入ったのか、自家用車ではそのOST(オリジナルサウンドトラック)が流れていました。
私自身はドラマは見ていませんでしたが、車に乗る度にOSTを聴いていた結果、主題歌の『見つけた』(原題:찾았다)にひどくハマったことを、今でも覚えています。
それから母親にいろいろと教えてもらいました。
トキメキ成均館スキャンダルの主演俳優はユチョンと言うこと、ユチョンが所属するJYJというグループが主題歌を担当していること、JYJが3人組グループであること、その3人は元々東方神起というグループに所属していたということ。
……ん?東方神起?
前述の通り、日本で絶大な人気を誇っていた頃の東方神起を、私はよく知りませんでした。(人生大損!)
しかし、紅白歌合戦やニュース番組等で彼らを見かけたことがあったのでしょう。「東方神起は5人組ボーイズグループ」、そう何となく認識していたのです。
メンバーの顔と名前はおろか、東方神起が韓国のグループであることすら知りませんでしたが、5人という数字だけが何故か印象に残っていました。そのため、東方神起が2人になっていたという事実を、JYJを通じて初めて知り、とても驚いたのです。
JYJの顔を知った
私がJYJ、東方神起について知った少しあとのことです。
母親が専業主婦の休暇として、友達と韓国旅行に行きまして。JYJのクリアファイルをお土産として貰った私は、彼らの顔を初めて知ります。
(今時スマホを持っている小学生は多くいるかもしれないが、当時の私は親に連絡する用のキッズケータイしか持っておらず、また、パソコンも使わせて貰えなかったため、インターネットで調べることが不可能だった)
ジェジュンの顔面が良すぎて、本当にびっくりしました。それまで出会った男性の中で1番かっこよかったです。
かなり彼に惚れ込んだものの、JYJは日本のテレビ番組に出ておらず、また、小学生に彼らをまともに追いかける財力がある訳もなく、JYJのオタクになる事はありませんでした。
2人になった東方神起は日本での活動を再開し、2011年の紅白歌合戦で2人を見たことは今でもハッキリと覚えていますが、あくまで私はジェジュンが好きだったため、東方神起のオタクになることもありませんでした。
そのうち他のアイドルを好きになり、いつの間にか私の中でJYJ及び東方神起の存在は薄くなっていきました。(人生大損!)(n回目)
ジェジュンとの再会
時は飛びまして…。ここ数年、ジェジュンを日本のテレビ番組でよく見かけるようになりましたね。
日本で活動するようになったんだ!相変わらずカッコイイなぁ、と思いながら見ていました。JYJとしては活動しないのかな?という気持ちも少しありましたが、グループを追いかけていたわけではないため、綺麗なお顔をただぼんやりと眺めていた気がします。
あまり覚えていませんが、私はジェジュンのInstagramを2019年にフォローしたという記録があったので、それなりに気にしていたらしいです。(急に他人事)
原点をふと思い出す
ジェジュンが日本での活動を再会し、私が彼のInstagramをフォローし、彼のことを目にする機会ができたおかげで、頭の片隅にJYJの存在が居残り続けてくれたのでしょうか。
2022年1月、私がJYJに出会った例の曲をふと思い出すことになったのです。
本当に、ふと、です。なんの脈絡もなく、です。頭の片隅にあったそれが、突然ど真ん中にやってきました。
…が、メロディーはわかるのにタイトルが思い出せない。どういうわけかドラマのタイトルは覚えていたので、世界のGoogle大先生に聞いてみました。
🔎「トキメキ成均館スキャンダル 主題歌」
そこからはトントン拍子です。本当にスマートフォンって便利ですね。あの頃、小学6年生の頃の私にはできなかったことが簡単に出来てしまう。
Apple Musicで찾았다を聞きました。
ネットの海で、彼らが찾았다を歌っている映像に辿り着きました。
……そして、ユチョンの笑顔に落ちました。
ユチョンとの出会い
ユチョンについて、性暴行に関する問題があったことや、薬物使用で有罪判決を受けたことは、日本のニュースでも報道されていたため知っていました。
悪いイメージが付いてしまっているユチョン。
ただそれでも、ユチョンが歌う姿を初めてしっかりと見て、彼はすごい才能を持っている人なのだと思わざるを得なかったです。魅せる力を持っていると、一目見ただけで感じました。
母親がDVDを持っているので、トキメキ成均館スキャンダルを見せてもらいました。演技もできるのか、この人は…。
魅力がありすぎるからこそ、「どうしてユチョンは"スター"という肩書きを自ら放り出すようなことをしてしまったのだろう」と悲しくもなりましたが、それでもユチョンに対する興味関心は薄れませんでした。
ネットを駆使し、最近のユチョンから昔のユチョンまで、たくさんの動画を見漁りました。
5人時代の東方神起の映像が、初めて私の脳に焼き付きました。
衝撃的でした。
東方神起、5人だったんだね
長々と語ってきた通り、東方神起が5人であったことはもう既に知っていたのですが、5人であった東方神起が売れていた時代を、2022年になって初めて知りました。
・歌唱力・ダンス力ともに全員がハイレベル
・個性豊かなキャラクター
・日本語の上手さ
・5人の掛け合いの愉快さ
そういえば、当時日本で活躍していたK-POPアーティストはみんな日本語を話していた気がします。最近は、BTSのように世界的に活躍しているグループが目立つので、K-POPアーティストに日本語を話す印象が無くなっていました。
ただそれでも、あそこまで日本語が上手だとは思いませんでした。努力の賜物ですね…。
いじられリーダーのユンホが可愛くて、チャンミンの顔がめちゃくちゃタイプで、親父ギャグを連発するジュンスが面白くて。
昔好きだったジェジュン、そして、5人時代の東方神起を見るきっかけになったユチョンも好きですが、新たに3人好きになってしまいました。
誰か1人なんて、選べません。
私は、東方神起を推した瞬間に、東方神起の亡霊オタクになりました。
まさにこれが、「どうして君を好きになってしまったんだろう?」状態だ! (激寒)
投稿日:2022年2月10日