見出し画像

第25回ツール・ド・美ヶ原に参加してきました

2024年6月30日、第25回となる、長野県松本市で開催されるツール・ド・美ヶ原に参加してきました。

垂れ流しYouTube動画はこちら


これは松本ヒルクライムの1つでして、美ヶ原がシリーズ1戦目、8月に開催予定の乗鞍ヒルクライムが2戦目となります。
私は両方ともエントリーしていました。

美ヶ原は(乗鞍もですが)試走すらしたことがなく、いきなり本番を迎えることになりました。

激坂で過酷なヒルクライムレースで有名な美ヶ原ですが、一度も走らず無謀な挑戦と言えるでしょう。

わたしは一般男子Fカテゴリー(51歳〜60歳)での参加となります。

7時50分から15分間の間で好きな時にスタートします。

まず、受付は前日となるため、会場には土曜に入りました。
受付を済ませると、シリーズ2戦の両方エントリーしているとヘッドトップキャップをもらえました。地味に嬉しい。

早々にホテルにチェックインし荷物を置いたあと、松本市内を散策しました(本当はロードバイクで散策、、と思いましたが車から下ろすのがしんどいので、徒歩での散策)
四柱神社に参拝→松本城を一周。

四柱神社にて参拝。そしてお守りも。。
松本城。
どの角度から見てもカッコ良過ぎ。

お昼ご飯を食べてなかったからお腹が減ったので、駅ビルの中にあったお蕎麦屋さん「いいだや」で野菜天ざる蕎麦をいただきました(Withビールも)。


※このブログの下の方に、レース中に撮影していた動画を切り抜いた写真をいくつか貼っておきます。

大会当日。

4時に起きて、前日買っておいたコンビニのおにぎりとサンドイッチを食べて、5時に会場近くの駐車場へ。
富士ヒルやハルヒルの時のように、「あなたはどこの駐車場に停めてね」という指定が無いので、複数ある指定駐車場が満車になってしまうのでは?という心配から、割と早めに駐車場入りしました。
会場に一番近いのは松本野球場ですが、そこはあえて外して松本キッセイ文化ホールの方へ。台数も多く停められるらしかったし。
とはいえ、まだ自分のスタートまでだいぶ時間があるし、しばらく車の中でボーっとしてました(アップしろよって話)。
5時半にロードバイクを車から出して、またボーっと・・
そしたら、あ。。。💩したくなってきた。
ここにはトイレがなさそう(文化ホールももちろん閉まってるだろうし)。
ってことで、会場へ。。野球場のトイレは開放されてるだろうと思って。
そして💩。
体重は多少軽くなったでしょう。

会場をうろうろしていると、「オツカレー部の方ですか?」
と声をかけられました。
その方もオツカレー部のかたでした。
私が一度も走ったことがないんですっていうような話をしたら、
「いきなり激坂になりますが、下手にダンシングすると空転するので気をつけてくださいね」とアドバイスをいただきました。

当日の松本市の天気予報は曇りで午前中には雨が降る予報。
スタート前の天気は曇りでしたが、スタート時にはポツポツと雨が降り始めました。

7時50分前にスタート位置に着きます。
男子Fカテゴリーが一番参加者が多かったのですが、割と前の方に並んじゃったので、スタート合図から数十秒後にはスタートしてました。

浅間温泉を抜け、多分スタートから1キロも走らずにいきなり名物の激坂ゾーンへ突入。
ご近所の方や宿泊してるお客さんの声援を受け、激坂にチャレンジです。
サイコンの勾配表示を見ている余裕は無し。
すると、目の前で落車発生!
間一髪かわすことができてよかった。。
ここで足を付いてしまったら、激坂ゾーンではもうクリートをはめることができずに歩いてゾーンを抜けるしかないからです。
それだけ激坂だったということです。
情報によると、勾配20%のところもあったとか。。。
この時は、あまりに激坂すぎて足をつく前に落車したのかと思ったのですが、動画を撮っていたので帰宅後に見返して見たら、どうやら踏み込んだ際に何らかの拍子でクリートがペダルから外れてしまった様子でした。
すぐ隣を走っていたファットバイクの人、大丈夫だったかな・・(動画には落車直後の様子が映ってなかったので不明)。

美鈴湖まで3キロちょっと。ここまで激坂が続いたと思います。
美鈴湖あたりは一旦平坦になり、加速装置作動。
が、すぐにまた坂が。。
激坂とまで行かないですが、10%〜の坂が続きます。

あれ?ラクになったぞ、よかったー
と思ってサイコンの勾配表示を見ると7〜8%。
白石峠レベルの勾配が楽に感じるほど、激坂だったということです。

レース前半は雨にほとんど降られることはありませんでしたが、途中から路面がウェットになり、おそらく雨が降ってたんだなと思いました。
登坂ではトルクかけ過ぎて空転しないように気をつけます。
左を見ると松本市街が遠くに見え、おぉ、いい景色!
と思えるほど余裕が出てきました。
が、、、そのうちガスってきました。

一度も走ったことがないので目標タイムも未設定です。でも、唯一の目標は立てていて、それは
「足を付かずにゴールすること」
でした。
でも、途中で私のミスで足をつくことになってしまいました。。
それは、勾配の緩いところで水分補給をした後、ボトルをゲージに戻す時に手元が滑ってボトルを落としてしまったことです。
落としたまま、あとでスタッフさんが回収してくれるのを期待する、でもよかったのかもしれませんが、私の後ろを来る他の選手にも迷惑がかかるし、と思って、コース左端に寄ってバイクを降りることにしました。
さいわい、私のすぐ後ろをついてくる選手がいなかったので、周りに迷惑をかけることなくボトルを回収。
今までボトルを落とすことなんてミスしたことがないのでちょっとショックでした。
そういえば、アイウェア(サングラス)が落ちてたりしてたので、意外とオトシモノって多いのかも。

レース後半、ガスも濃くなってきて雨や風も強くなってきました。
残り5キロくらいのあたりで、スタッフさん達が
「この先平坦になるからもう少し頑張ってー」と声援。
確か調べておいた情報だと、残り4キロあたりから平坦だったはず。
そしてやっぱりその後も1キロくらい登坂が続きました。
この辺りまで来ると標高もかなり高くて呼吸は乱れるし心拍もなぜか上がらなく、辛い状況が続きます。

この辺りからゴールまで○Kmの看板が。
残り4キロ。ここから平坦だ。
がしかし、ガスが濃過ぎて視界が悪く前方がほぼ見えず。
先に走っている選手を抜こうと思えば抜けましたがその先に選手がいない(見えない)ので、怖いので抜けず。
しかも風が「台風か?」ってくらいの強風で、かつ雨も横殴りで。。
ハンドルも取られるし路面ももちろん超ウェットで、こんなところで落車したらマジでヤバい。
なので慎重に行くしかなかったのです。
後ろからガンガン攻めてくる選手もいましたが、彼らについていけるような余裕もなく。

そしてやっとゴール。

とにかく、ものすごい風と・・・

ゴール後、バナナとアミノバイタルをもらって荷物を受け取って防寒対策をして下山。

下山待ちも超絶寒くて、これは回収された方がいいか?と思ったほど。
結局自力で下山しましたが、横殴りの雨と暴風で生きた心地がしませんでした。。
降りてくるに従って雨もやみ、風もそれほど強くなくなりましたが。。

下山中、美鈴湖あたりで人だかりが。
なんと、カフェ?で無料でスープを振る舞っていたので私も立ち寄りまして、ミネストローネスープをいただきました。


後で調べて見たら、カフェ ピラータ さんという喫茶店でした。
お店のサイトを見つけたので貼っておきます。


総じて、激坂、天気ともに、本当に過酷なレースでした。

もう2度と出走しない。。。?
いや、雄大な美ヶ原の景色が今回悪天候で見られなかったので、次回リベンジ!
かな。


レース中の写真(動画から切り抜いたので画質悪いです)

いよいよスタート
浅間温泉街を駆け抜ける!
いや、そんなにスピード出てない。すでに勾配5%とかだし。
温泉街を抜けるとすぐに激坂がお出迎え❤️
わっ!目の前で落車!
激坂は果てしなく続く。。
中盤。まだ曇りで路面もほぼドライ。
だったのに、後半に差し掛かると路面もウェットに。
さらにガスってきた。
ゴール手前1キロくらいだったかな。
完全に悪天候。
写真だと分かりづらいですが、かなり風が強かった。
ここで踏めれば強いんでしょうけど、ずっと勾配きつかったし、天気は最悪だし、標高も高いからしんど過ぎて脚が回らない。
そして、やっとこさゴール。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?