throwback 2023

このページは『推しは推せるときに推せ、アドカレは書けるときに書け Advent Calendar 2023』22日目の記事です。

こんにちは|こんばんは|おはようございます|はじめましての方は初めまして!水晶発振器です。前年に引き続き小餅氏主催のAdventar22日目を担当します。対戦よろしくお願いします。


軽く自己紹介

今年KCCT専攻科を卒業して7年間の高専生活を終え,現在は筑波大学の博士前期課程に在籍しています。関東圏在住の方,是非仲良くしてください。この記事では,新たにつくば一人暮らしを始めた2023年をトピックごとに振り返っていきたいと思います。
LET’S GO

2023.01~2023.03

つくば生活始めたと言うものの今年の1月~3月までは普通に神戸で生活してたんですよね。引っ越しで生活環境変わり過ぎて自分のなかでは全然そんな感覚は無いんですけど。この時期はKCCTで特別研究論文書いて,最終発表してましたね。教師陣が忙しかったのか,最終発表は全然人がいなくてこんなんで本当に卒業できてええんかの気持ちでした。まあ卒業できたのでヨシ!

7年間クソお世話になりました

大学院

晴れてキラキラ大学(院)デビューを果たしたわけですが,大学院生活は結構楽しめてます。研究室の先輩方・同級生共にいい人ばっかりで恵まれているなとつくづく感じます。研究室のボスも頻繁に学生の研究室を覗きにきてくれたりと,いい先生だと個人的には思います。欠点があるとすれば学生とボスの視点の違いですかね。ボスの専門分野では,ボスは(誇張抜きで)神の領域に達しているので,ボスが言わんとしていることを我々が解釈するのに日々苦戦しています。自分が所属している研究室は超ゆるゆるで,マストになっているのは年4回(春学期2回秋学期2回)ゼミで発表するだけです。これが何を意味するのかというと,自分でコツコツ研究を進めておかないとボスは何も助けてくれないことを意味します。まあ私は平日は毎日研究室に行って研究や授業の課題などなどをするようにはしているので,このスタイルが自分に合っててラッキ~って感じです。研究で困ったらメールで先生に相談!お兄さんとの約束だぞ!

大学院の授業は面白いのもありましたが,授業の内容というよりは筑波大学のポイントシステムが悪だと感じています。筑波大学の博士前期課程では必修+選択で30単位取らないといけないのですが,実はそれだけでは修了できません。筑波大学の大学院の授業では,授業ごとに"知の活用力"・"研究力"などのポイントが授業の内容に従って割り振られており,このポイントを規定値以上満たすように授業を取らないと修了できないようになっています。この制度のおかげで,ポイントのために全然興味ない授業をとる必要が出てきたりと,なかなかめんどくさいことになっているのです。この制度考えたやつ絶対許さん。まあ春学期と秋学期でほとんどポイント集め終わる(予定)なのでええけど。

というかそもそも大学院の授業っているんですかね?大学院生の本分は研究だろ!と自分は思うんですけど,教授陣の中でも"大学院生なんだから授業より研究に集中してほしい"派と"大学院生なんだから発展的なところまでやりたい"派に分かれており,前者は課題少なくてすごい楽,後者は課題多くて大変面倒な傾向にあります。前述したポイント制度のこともあって,大学院の授業は授業内容ではなく課題が楽かポイントがおいしいかで選ばれるようになってしまっています。まーじでやる意味あるんかこれ。まあ授業でやった内容が研究に役に立つときが来たらラッキーくらいの感覚ですね。

平日の生息地周辺にて

お金周り

大学院生なんだからバイトなんかよりも研究をするべきだというありがたいアドバイスをTKD先生からいただいたので,つくばに引っ越してから現在までバイトはしていません。いまのところ生活費は学生支援機構の奨学金(第1種)と給付型の奨学金1つで得ています。いろいろ奨学金に応募した方がいいというのもTKD先生のアドバイスなのですが,結果的に給付型の奨学金1つ当たってマジで助かってます。学校推薦の奨学金がアツい。大学の授業料に関しては春学期は全額免除でした(母子家庭で世帯収入が少ないから免除に当たりやすいんだと思われ)。秋学期も全額免除当たるといいな~

ラーメン

TKD先生にも教えてもらいましたが,つくばはおいしいラーメン屋さんがいっぱいあります。研究室の先輩につくば周辺のラーメン屋に詳しい方がいたので,話を伺いつつちょくちょくラーメンを食べに行っています。つくばのラーメン店制覇を目指したい。以下,食べに行って特においしかったラーメン

ラーメン 龍郎
はりけんラーメン
麺処はいから

イベント

つくばはそこそこ東京に近いので,東京や東京近郊でやっているイベントに割と気軽に足を運びやすいというのは引っ越しで得られたメリットの1つと言えるでしょう。今年はRAINBOW SIX SIEGEやプロジェクトセカイ カラフルステージといった自分が普段遊んでいるゲームのイベントに足を運びました。Twitterで知り合った人とリアルで会うということを人生で初めてやったんですが,なかなか刺激的な体験になりましたね。来年も関東付近で開催されるなら足を運びたいと思っています。以下,今年行ったイベント

  • DreamHack Japan 2023

  • プロセカ クリエイターズフェスタ

  • Rainbow Six Japan Invitational 2023

  • プロセカ感謝祭

  • TOKYO GAME SHOW 2023

DREAMHACK JAPANにて,シージ界のレジェンドPenguと
プロセカ感謝祭。感謝祭のミニライブがとてもよかったです

休日

皆さんは休日をどのように過ごしていますか?自分は平日は毎日研究室に行っているので,休日は別のことをしてメリハリをつけたいな~と思っています。何も計画してないと休日は家でダラダラするか研究室でダラダラするかの2択になってしまうので,できればそれは避けたいわけです。となるとどこかに出かけるしかないのですが,そうすると次はどこに行くかというのが問題になるわけです。私が考えた答えとしては,

  1. (前述した)イベントがあればそれに行く

  2. 博物館・美術館に行く

  3. バイクのツーリングスポットに行く(詳細は次のトピックにて)

の3つを考えました。筑波大学は芸術系の学部があるおかげか,芸術系と全然関係ない学部にいる私でも学生証を見せるだけで入館料を割引してくれる博物館や美術館が存在します。ありがたい話です。学生証パワーを使って私は

  • 国立科学博物館

  • 国立西洋美術館

  • 筑波実験植物園

  • 国立新美術館

を見学しました。特に国立科学博物館は一日潰せるくらいの展示物のボリュームで満足感が高かったです。この他にも東京国立博物館や東京国立近代美術館は筑波大学の学生証パワーで割引が受けられるみたいなので,面白い企画展がやってるタイミングを狙って行ってみたいですね。

国立新美術館に行ったときは企画展でイヴ=サンローラン展がやってました。大変良かった

バイク(自動二輪車:motorcycle)

バイクは孤独を楽しむことができる。そこが好きだ。

仮面ライダー第2号 一文字 隼人 『シン・仮面ライダー』より

バイクはとてもすばらしい乗り物です。ギアをどんどん上に引っ張って,スロットルを開けて加速する,これに勝る快感を私は知りません。前述したイベントや美術館・博物館は自宅からバイクで行っています。むしろバイクに乗ることが主目的で,イベントや美術館・博物館見学は副次的なものになっています。バイクに乗りたいから行先としてイベント会場や美術館・博物館を選んでいる感じですね。

11月末はイベント会場や美術館・博物館とは関係なく,紅葉を見るために茨城県北部の花園渓谷・花貫渓谷へ行きました。結構寒かったですがこれが非常に楽しかったです。渓谷の紅葉もさることながら,そこへたどり着くまでの山道を走るのがとても楽しくて…カーブ前では十分に減速して,後半はスロットルを開けてタイヤを押し付けながら立ち上がっていく,この動作の連続が楽しすぎて大満足でした。花貫渓谷の紅葉ライトアップを見た関係で,帰りは夜だったのでバカ寒かったけど。家から往復で260km程度走って充実した一日でした。今後はこういう穴場的なツーリングスポットに行ったりといったこともどんどんやっていきたいな~と思っています。防寒対策と路面凍結には気をつけよう!お兄さんとの約束だぞ!

我が鋼鉄の愛馬 GIXXER SF 250 @花園渓谷

人間関係について

皆さんは彼女|彼氏がいますか?私はいません。また,彼女|彼氏が欲しいと思ったことはありますか?私は今のところ欲しいとは思いません。単純にめんどくさいんですよね。というのも,出会いを探すこと,彼女ができたとして交際活動を継続させること,それらに非常に多くのリソースが必要だと思っていて,私はこのあたりがすごく面倒だと思うんですよね。彼女|彼氏がいて交際活動を続けている人を私は本当に尊敬しています,私には到底できるとは思えないので。。。

暇なときはバイクでどっか行く,バイクに乗ってスロットルやギアをガチャガチャしとけばそれが気分転換やストレス発散になる,とかしてると彼女が欲しいと思うタイミングが本当に無いんですよね。実はバイクがあればソロプレイでもそれなりに楽しめるんですよ。ボッチでさみしいと思っているそこのアナタ!バイク,おすすめです。もし彼女|彼氏がいるという方がいれば,どういう経緯で交際に至ったか,彼女|彼氏が居てよかったことは何か,この辺りを聞きたいところです。

とはいえ,ずっと孤独というのもあまりよろしくないと思っていて,彼女|彼氏しかり,はたまた研究室しかりといった他人と会話できるコミュニティの存在は絶対に必要だなと最近感じています。人は一人では生きていけないというのはよく言ったもので,自分の中で考えていることを何らかの形でアウトプットしないと,自分の頭の中でどんどん腐っていくんですよね。定期的にアウトプットしてリフレッシュすることが大切だと最近実感するようになりました。前述した通り私は平日はほぼ毎日研究室にいるのですが,私の他にもほぼ毎日研究室に来ている同学年のラボメンバーが居て,研究テーマは少し違うのですが研究でわからないところは互いに相談しあったりと,すごくいい刺激を受けています。この点でもやはり研究室には恵まれましたね。
などなど,もうすぐ自分の年齢が母親が自分を産んだ時の年齢に追いつくようになったりだとか,電子科の同級生が結婚目前とかいう噂を耳にするようになったりして,このようなことを考えられずにはいられません。

進路

博士前期課程修了後の進路については結構悩んでいました。あまり就活には力を入れていなかったのですが,運よくTea〇Labのインターンに受かり,夏は2週間インターンに行きました。あまり使ったことのないpythonでの開発や,インターンで初対面の人と共同で開発をしたり,この2週間は本当にいい経験をしました。

Tea〇Labのオフィス

インターンが本当に楽しかったのもあって就職か進学か悩んでいたのですが,結果的には博士後期課程に行こうと考えています。インターンが終わってから本格的に研究がスタートして,それが楽しかったのもあるのですが,自分としては"行けるところまで行ってみたい"というのが大きな理由です。博士後期課程に進学する動機としてはあまりよろしくないのかもしれませんが。ボスにも確認したところ,あと4年でご定年となるみたいで,オーラスで今いる研究室で博士後期課程に滑りこめるみたいです。

他の大学に進学するというのも手ではありますが,自分がやっている研究分野については,ボス曰く「頭がおかしい人しか研究していない」とのことで,外部の大学で自分がやっている研究分野をやっている先生はそんなにいないとの事でした。悲しい。厳密にはボスのご家族のこともあり,自分がD3となる年には筑波大学を離れるようですが,それでもいいならとのことでボスから博士後期課程進学の了承をいただけました。博士後期課程の入試に向けて研究を進めていくというのが当面の目標になりそうです。

総括

2023年は22年以上住んだ神戸を離れてつくばで一人暮らしを始め,自分の生活環境が大きく変わった年でした。不安要素だった大学院デビューも,運よくよい人間関係に恵まれ,素晴らしい出会いに感謝する日々です。今年はそこそこ楽しめたんじゃないでしょうか。来年は研究を進めつつ,つくばでの生活を謳歌していきたいです。

以上,水晶発振器の2023振り返りでした。社会人デビューから逃げ続けようと画策している博士後期課程に進学しようとしている水晶発振器ですが,今後とも仲良くしてくださると幸いです。ここまで読んでくれてありがとうございました。

追伸:この記事が公開される12/22は『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ』の公開日です。映画館へ急げ!

次回予告

水晶発振器vs修士論文 2024冬の陣


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