YOASOBI武道館ライブ公式レポーター認定試験

問1.
①[ B  ]
②[ C  ]
③[ A  ]
④[ B  ]

問2.
①[ おはようございます。]
②[ D  ]
③コンビを組む営業担当が変わるため顧客を巡らなければならず、その後の処理等が長引くかもしれないから。
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問3.
-選んだ楽曲タイトル[  三原色 ]
-その曲とあなたの出会いやその曲に対する思い入れ


 この曲は、私の大学生活を大きく変えてくれた一曲です。


 私は現在大学二年生で地元から離れた東京の大学に通っています。高校生の時に仲の良かった友達はみんなばらばらの大学に進学していき、連絡はするものの以前よりかは連絡の回数はぐっと減り、また、新型コロナウイルスが流行していたこともありなかなか高校の友達とも会えず、大学の友達も作ることができずにずっと孤独感を感じていました。

私が進学した先が東京という事もあり、一番新型コロナウイルスが猛威を振るっている地域だっため、一年間ずっとオンライン授業でした。授業の取り方も分からないまま履修登録をし、無機質な動画や、難しいことばかりが書いてあるレジュメしか送ってこない授業を受け、ひたすら画面と向き合って一人で課題をこなしていく日々でした。

こんなの本当に私が望んでいた大学生活なのかと毎日のように思いながら授業を受けていました。

そんな中でも唯一友達が作れそうなZoomを使ったオンライン授業。最初は期待して行ったものの、先生がしゃべるだけの授業やディスカッションでも課題だけを黙々とこなすだけの授業ばかりで結局友達は作れませんでした。

このような状況が嫌というほど続き、私はずっと「高校生に戻りたい」「みんなと会って遊びたい」とナーバスな気持ちになるだけの生活を送っていました。

しかし

地元の友達や東京じゃない大学に進学した友達は対面授業が再開され、大学の友達も増えていき、SNSに充実した大学生活を載せていくことが増え、私はどこか焦りや不安や孤独感、さらには友達は何も悪くないのに、怒りすら覚えていきました。

「なんで私だけパソコンと向き合ってるだけの生活をおくっているんだろう」

「こんな気持ちになっているのはきっと私だけなんだ」

そんな思いを抱えたまま今年の二月の終わりごろ、ずっと我慢していた私の思いが爆発し、両親に当たって泣いてしまったことがありました。一年間で友達と会ったのはたったの一回だけ。それ以外はずっと一人で過ごしてきたことへの鬱憤や苛立ちで、気分は人生のなかで一番最悪な状況でした。

そんな間にも両親からは

「きっといい思い出になる。」

「みんな同じ気持ちだから大丈夫。」

と、励ましてもらったりしましたが、もう何を言われても何も響かないで孤独感は何も薄まらずに日々を過ごしていきました。

そして七月の終わりごろ。二年生になり大学の対面授業も徐々に再開され、同級生と初めて顔を合わせるような機会も徐々に増えていきました。しかし、どこかいつもさみしくて、本当に笑えなくて、趣味について話すような子は誰一人としていない上辺だけで繋がっているような関係の子しかいない、そんな状況でした。

でも、このままじゃずっと一人で、孤独感を感じながら大学生活を送るのは嫌で、自分の趣味と同じ人が集まるサークルに入部してみたりしてみましたが、あまり気分は乗る気にはなれませんでした。

そんな中、ずっと応援していたYOASOBIから一本の動画が投稿され、いつものようにわくわくした気持ちと、楽しみな気持ちがあふれ急いで動画を再生しました。


「三原色」


昔の仲間との思い出や再会が素敵な歌詞とミュージックビデオに乗って再生され、仲間とのすれ違い等が映し出された音楽や画面には、いつものように食い入るように視聴し、何回も何回も繰り返し、体に染みつくぐらい再生しました。

そんな中、新しく入ったサークルの子からLINEが届きました。


「もしかしてYOASOBI好きですか?」


私がLINE MUSICに三原色を設定していたため、サークルの子が話しかけてくれたのです。


「最高だったよね」


そこから話している中、その子もYOASOBIが好きだという事がわかり、YOASOBIの原宿の展示を見に行ったり、大正浪漫のSOUND WALKを体験しに行ったり、サークルの方でもオンラインだけれども積極的に話したり、自分でこの孤独感の中にいる自分を救い上げようと必死に動いてみました。

そして今、これを書いている私は、まだとても仲のいいとは言えないけれど、大学生活を送っていく中で初めて「友達」という存在ができました。

他人と比べて、気分が下がって孤独感を感じるそんな生活を送っていた自分を変えたくて、少しずつ動いて、自分なりに努力をして、毎日を変えていけた結果かなと思ってます。


もし、三原色という曲がなかったら。


私はその友達と仲良くなれずにまだどん底にいるような生活を送っていたかもしれません。そんなどん底にいた私を救い上げてくれた「三原色」という曲は、私にとってとても思い入れのある曲なのです。

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