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debian9 stretch の Live ブート(超書きかけ)

訳あって(例によって?)書きかけで公開。来た人ごめんね
下記は本家。ここを読もう
https://live-team.pages.debian.net/live-manual/html/live-manual/about-manual.ja.html

URLは近いが、これが本編かも(英語版でGoogle翻訳のが良いかも)
https://live-team.pages.debian.net/live-manual/html/live-manual.ja.html

こちらも
https://manpages.debian.org/stretch/live-build/live-build.7.ja.html

本体インストールしたら、先ずはこれかも
live-build --usage

本体のインストール

# apt install live-build
※2024/04 現在debian9 stretch のリポジトリはアーカイブに移っていたので、source.list は書き換え(抜粋)。
この2行を残してコメントアウトした。(上だけでもいいかな)

deb http://archive.debian.org/debian/ stretch contrib main
deb-src http://archive.debian.org/debian/ stretch contrib main

※ root での実行は apt だけだと思うが、うっかり全部 root で実行した

作業用ディレクトリ作成

作業用ディレクトリを作って移動

mkdir live-default
cd live-default

環境生成

lb config を実行して、環境を作る。各種ディレクトリやファイル common, chroot, build, bootstrap, binary が作られる。初回はデフォルトの状態の iso を作って動作確認を行おうと思うので、設定は変更しない。ただし、リポジトリのアドレスが変わっているので、URL周りを書き換える。

chroot
LB_SECURITY="false"
LB_UPDATES="false"

build, bootstrap, binary はURLを検索して変更

"ftp.debian.org" ⇛ "security.debian.org"
"security.debian.org" ⇛ "archive.debian.org"
"httpredir.debian.org" ⇛ "archive.debian.org"
(最後のは苦肉の策。他に良い方法があるのかもしれない)

common は変更なし…なはず

完了までにかなりの時間がかかる。時間はマシンなり。ここでは10分ぐらいだろうか。
エラーはポツポツ出た。マメに潰す。概ね環境設定ファイルの書き換え不足

ISOファイルの起動確認

最後までエラーなく走れば一段落。作業ディレクトリのトップに"live-image-amd64.hybrid.iso"ができていた。
これをVMにかけて動作を確認する。起動メニューの一番上で一応、走った。

デフォルトでビルドしたISOの起動画面

デフォルトでは、デスクトップはなくコンソールだけ。コマンドは一通りあるもよう。dd も使えた。カーソルキーでヒストリーも辿れる。これで今回の仕事向けには最低ラインをクリアした。
LAN も DHCP が対応していて、ping は通った。

ん?

rcu_sched kthread starved for 5262 jiffies! g9119 c9118 f0x0 RCU_GP_WAIT_FQS(3) ->state=0x1

これ定期的にでるな。なんじゃこりゃ
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テストに使った使い古しの VM の HDD が FAT32 だったのが原因の模様。ext4にしたら止まった…でも真因ではないかもswapかな?。
HDD必要ってライブと言うのかね。puppy に慣れすぎたか
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この段階で容量は 225.4MB 宜しいのでは。

パッケージの追加

デスクトップはどうしようか迷ったが、入れてみる。
できればパーティションの変更もしたいので、gpartedも入れてみる。
指定方法は、下記に任意のテキストファイルでパッケージ名を記入しておく
config/package-lists

例:desktop.list.chroot
これで、gnomeの標準デスクトップとgpartedとgeanyエディタが入る(commonはなしでも自動で入るかも)

task-gnome-desktop
gparted
geany
geany-common


ブート時のスプラッシュの変更

ブートメニューとともに表示される背景画像に個別のものを使いたい場合は 640x480 ピクセルの画像を splash.png に上書き。
binary/boot/grub/splash.png
しかし、上手く行かない。

日本語の件

日本語に関しては、日本語の表示、キーボード配列、かな漢字変換、時計…を設定する必要があり、現在分かっているのは日本語の表示とキーボード配列
build 時ではなく、config 時。設定したら一旦cleanしてからbuild。いろいろ消されるが、configで設定したものは消されない模様(たぶん)

lb config --bootappend-live "boot=live components locales=ja_JP.UTF-8 keyboard-layouts=jp"

これで、build すると日本語表示とキー配列が切り替わっている。キーボードのパラメタで ja と解説されているが上手く行かず jp で成功した。バージョンの違いとかあるのだろうか?

clean の件

普通はオプション無しで良いような感じだが、ものによってはパラメタの追加がいるらしい。
意味はないが、お試しでやったところ
--binary はそこそこ消えるが、ISOは消えなかった
--purge はほとんど消えて、肝を冷やした。config だけ残るようだ
真面目に調べよう。(´Д`)ハァ…

[2024-05-08 21:26:32] lb clean --help
live-build - clean up system build directories

Usage:

live-build [--all] [--cache] [--chroot] [--binary] [--purge] [--remove] [--stage] [--source]

  live-build [-h|--help]
  live-build [-u|--usage]
  live-build [-v|--version]

Report bugs to the Live Systems project <http://live-systems.org/>.
root@indgou:/home/indgou/live-default# lb clean --source
[2024-05-12 17:08:18] lb clean --source
root@indgou:/home/indgou/live-default# lb clean --stage
[2024-05-12 17:09:28] lb clean --stage
root@indgou:/home/indgou/live-default# lb clean --remove
[2024-05-12 17:10:00] lb clean --remove
P: Cleaning chroot
root@indgou:/home/indgou/live-default# 

--removeでcache と config が残った
--binary binary と 最終的なiso が消える
--source 不明
--stage 不明
--chroot binary と cachs と config が残る build するとそれらしく動くが、   ISOやbinary は更新されない。消してないせいか?
splash のけん
https://www.debian-fr.org/t/live-helper-clavier-reste-en-qwerty/29364

--stage

config から行くか?
https://unix.stackexchange.com/questions/325390/customize-grub-menu-label-in-debian-live-build

lb config noauto \
    -b iso-hybrid \
    --apt-options "--force-yes --yes" \
    --cache true \
    --apt-recommends true \
    --architecture amd64 \
    --mirror-bootstrap "http://debian.csail.mit.edu/debian/" \
    --mirror-chroot "http://debian.csail.mit.edu/debian/" \
    --archive-areas "main contrib non-free" \
    --parent-archive-areas "main contrib non-free" \
    --debian-installer live \
    --mode debian \
    --debian-installer-gui true \
    --win32-loader false  \
    --grub-splash "/boot/grub/spash.png" \
    --security true \
    --backports true \
    --updates true \
    --image-name "MY_LINUX" \
    --verbose \

live-helper は古く、 live-buildになってた。ノリはおなじか


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