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矢不来天満宮例大祭でいただいた木札

矢不来(やふらい)と読みます。
北海道の北斗市に、矢不来天満宮が鎮座しております。
祭神は、菅原道眞公(すがわらのみちざねこう)、学問の神様ですね。
この拝殿は、昔の大森稲荷神社の拝殿で移築した拝殿ということを聞いたことがあります。

ここの大きなお祭り(渡御祭)は、3年にごとに行われております。
行列の先頭は、猿田彦の側には小猿が付いております。道南地域の渡御祭を見ていてもこの「小猿」を見ることが出来るのは、尻岸内(しりきしない)八幡神社の渡御祭にも小猿が付きます。
この祭りの最大の特徴は、奴行列です。勇壮な奴行列の中では、今ではほとんど見られなくなった、女性用の襦袢(じゅばん)を着ているということです。半纏が多くなっている奴行列ですが、この襦袢を着ているという点では、大変貴重な奴行列であると言えます。

6年ぶりに行われた北斗市茂辺地にある、矢不来天満宮例大祭の渡御祭の時に関係者に配布された「木札」をいただきました。祭り関係者との一体感というか、その仲間に参加できているという有り難さを感じます。
何の変哲もない木札ですが、制作した業者を知りたく関係者に聞くと、祭りに参加された氏子さんだという。

この木札を自分も何処かに使いたくて、いろいろと調べておりました。
何処で作られたのかと、その氏子さんに聞いてみると、自作ということで驚きました。作りも非常にいいので何処かに制作を依頼して、出来上がりを配布していると思っておりました。
その方は工務店を営んでいる方で、木札も制作して焼印を発注し木札の片側に焼印し、スタンプも注文して出来た物でした。

矢不来天満宮例大祭 木札裏面
矢不来天満宮例大祭 木札表面

さすが!と感じます。

材料は、なんと矢不来天満宮の以前鳥居の木を使用しているとのことで、大変な木札でした。矢不来天満宮は、学問の神様・菅原道真をお祀りしておりますので、受験生やこれから何か学ぶ人に大変ご利益のありそうな木札でした。
頒布はしておりませんとのことで、ご注意ください。

ロケ先で、木札をいただくのですが大変ご利益とご縁をいただいていると感じられるアイテムですね。今度、個人で制作してみたいですね。

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