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G1 ホープフルステークス 2023 (12/28)

※ 雨天で重馬場になった場合や、展開のキーになる馬が回避となった場合は     予想が変わります。


1. ホープフルステークスの特徴と好走パターン

 中山競馬場 内回り 芝2000m  Aコース

https://race.netkeiba.com/race/shutuba.html?race_id=202306050911&rf=top_pickup

 ホームストレッチ直線入口からのスタートなので第1コーナーまで距離があり、位置取り争いは激化傾向。とはいえ直線の急坂があるため、外枠の馬や出遅れた馬にとっては良い位置を取るのに相当足を使うことになり内枠やスタートの器用な馬が好位を取りやすい。有馬記念ほどではないが間違いなく外枠は不利。ペースはそこまで上がりやすくないので、残り800mあたりからのタフな持続力勝負になることが多く、後方一気の瞬発力では厳しい。
 実際に近年のホープフルステークスのレースを見ても、内をロスなく立ち回った馬の好走がほとんどで、内目の枠の馬に期待でき、外目の枠の馬を軽視すべき傾向にあることは間違いない。ただ、もちろん実力上位の馬であれば外枠スタート後方まくりでも直線で突っ込んでくるケースもある。
 ホープフルステークスは2歳戦でキャリア2or3戦という馬がほとんどであり、まだ実力がはっきり見えないところがあるが、クラシックの舞台でもそれなりに走るような強い馬がいる可能性がある。そのためオッズに惑わされる必要はいつも以上にないし、外枠で人気馬でもないからといって盲目的に切ることはあまりおすすめできない。

2. 今回のメンバーで想定できる展開と好走パターンにハマる馬

 今回出走する17頭(17番のサンライズアースは回避)を見ると、逃げて勝った経験がある馬は
1. ゴンバデカーブース
2. ヴェロキラプトル
15. ウインマクシマム
16. センチュリボンド
の4頭いるが、
1,2,16については前走では逃げておらず、逃げずに我慢する競馬を教えた段階にあると思うので今回逃げることは考えづらい。
したがって今回のメンバーでハナを切るのは15. ウインマクシマム だと考える。
ウインマクシマムの前走 2歳未勝利戦でのレースは当馬以外の先行馬は崩れる展開で強い勝ち方をしたが、メンバーレベルは低いと見られ、また、今回と同じ中山2000mの舞台で2番枠からスムーズに逃げられた前走と15番枠スタートとなる今回ではハナに立つまでに使う脚が違うのでスローペースで逃げることができたとしてもこの馬が残ることは考えにくい。(最終追い切りが抜群なので切りにくいが、、)
15番が馬券内にくることは考えにくいという見解になったが、逃げ先行争い自体が激化するとは予想していないのでスローペースになると考えている。

以上より狙いたい馬は
・スムーズに先行して残り800mくらいから長く良い足を使える小回り向きの
 先行馬    
・内目の枠から中団最内で待機して足を溜めて追走し直線で弾ける馬

よって以下の2頭を今回は推奨する。

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