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【衝撃】FTXはバイナンスが買収へ!

FTXの信用不安の問題は、昨日の夜中にドラマチックな展開になりました。

朝起きたらまさかのニュースで一気に目が覚めました(笑)

なんとまぁ、FTXの顧客による出金ドミノを引き起こした張本人であるバイナンスがFTXを買収する方向で合意とは!

バイナンスはこれを初めから狙っていたのか、どうなのか・・

さすがにそこまでのストーリーを目論んでいたとは思いませんが。

バイナンスが自身の保有するFTT(FTXの発行するトークン)を全て売却することを発表した結果、FTXのクレジット・クランチが発生したわけです。

バイナンスによるFTTの売却が引き金となってはいますが、FTXもダメですね。

自分の発行したFTTを担保にしたものが会社資産の大半を占めていたなんて・・

そんな怪しげな仕組みでは、遅かれ早かれ、今回のような危機を迎えていたんでしょう。

FTXも自業自得ですかね。

昨日のバイナンスCEOのツイート

2つの大きな学び
1:決して自分の作ったトークンを担保として使うな。
2:仮想通貨ビジネスをするなら借り入れをするな。資本を"効率的に"使うな。大量の積立金を維持しろ。

バイナンスCEOのツイート

バイナンスCEOは完全にFTXをバカにしてますね(笑)

FTXのやっていたことを全否定。まあ、言ってることは正しい。

FTXのCEOはどんな気持ちなんだろう??

犬猿の仲と言われていた自分の競合であるバイナンスに助けを求め、会社ごと買収されるなんて。

しかもバイナンスが仕掛けた罠とも言えなくもない。

ほんとにドラマチックな展開でした。映画一本作れますね。NETFLIXあたりがドラマ化するかも。

ただ、今回の件でクリプトの世界はまた不安定だし、取引所の財務状況が不明瞭だということが明るみになりました。

FTXみたいなところが他にないのか?

まだ、この件の余波は広がっていきそうです。

それに、バイナンスよるFTXの買収も確定したわけではありません。

バイナンスCEOが言っているのは、「non-binding LOI」、つまり「法的拘束力のない基本合意書」にサインしたということ。

ですので、これからバイナンスとFTXで交渉した結果、条件が折り合わなければ買収は破談になる可能性も残っています。

さらには、取引所大手2社が1つになるので、独占禁止法上で問題になり当局が買収を認めないシナリオも考えられます。

いずれにせよ、この買収劇が完結するまで、もう一つや二つ大きな動きがあるかもしれません。

ただ、FTXの顧客の財産はきちんと保全され、詐欺まがいの結果にならないことを祈るのみ。

ホントにクリプトの世界は何が起こるか分かりませんね。

その点を踏まえ、クリプトへの投資は全財産をつぎ込むようなことはせず、投資する場合でも分散が基本だと改めて勉強になりました。


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