久しぶりに感動した一局 絶芸指導E 対某日本のプロ棋士

絶芸指導E 対 某日本のプロ棋士

この対局を観戦していたんだけど
久しぶりに感動した。絶芸指導Eに人間が勝ったときは
中国人、日本人問わず一同が祝福していた。
人間の心が一つになった瞬間だった。

絶芸指導Eとは中国のネット対局場、「野狐囲碁」で動いているAIである。
北京時間8/24時に、プロ棋士限定で打てる。

ルールは中国規則2子。
プロに2子を置かせ対局、コミなし。

絶芸指導Eの総成績は841勝36敗
(2021年1月11日現在)

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プロに2子置かせてこの強さ。


次に、日本のプロ棋士が絶芸指導Eと打ち始めた
直近を調べてみると
9/23 1局
9/25 2局
12/23 1局
12/30 4局(絶芸指導Eに1つ勝利)
1/1 1局
1/2 6局
1/3 6局
1/4 2局
1/5 4局(絶芸指導Eに1つ勝利)
1/7 2局
1/8 5局(絶芸指導Eに1つ勝利)
1/9 5局(絶芸指導Eに1つ勝利)
1/10 6局
1/11 11局

(最後の11局目は持碁で引き分けだったのだが、中国規則上、白勝ちになり
日本のプロ棋士がルール上負けた。)

なんと56回対局して4回も絶芸指導Eに勝っている。

正月ごろから、某日本のプロ棋士が絶芸指導Eと
朝から晩まで打ちまくるから
だんだんと野狐内の中国人の話題になっていく。

ただ打つだけではなく時間をかけて神経を研ぎ澄ませて打つから

中国人からも体力、精神力がすごいなと

このプロ棋士は誰なんだ?年はいくつなんだと
将来有望だぞと
賞賛のコメントが多く並んだ。

野狐内でこの某日本人棋士の名前はかなり売れ始めている。
日本人棋士でも上位の方に入る知名度になったのではないか。

1月11日最終局(持ち碁になった対局)では最終倍率が絶芸指導Eより支持された。
普通だと人間側はオッズが低く大穴として倍率が高いのだが、

通常数十倍とかなのだが
この1月11日最終局では絶芸指導Eの倍率が2.58倍で日本のプロ棋士が1.62倍と
あまり見れない光景が見れた。

画像2

俺の予想では野狐で記事になりそうなくらいだと思う
碁打ちの狂気を魅せてくれた素晴らしい対局だった。

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