【詩】花束

適当な花束を買いに出かけた
行きしなの駅の花屋のに目を付けて
歩いてたら満開の桜に見惚れて忘れてしまった
玉川上水もちかぢか綺麗になるらしい 
あの薄暗いのも消える 
途中のケーキ屋で並んでケーキを買おうとしたけど前の男の強い香水に咽せて買う気を無くした
男は財布から札束を出して大きな箱を受け取っていた
誰かの誕生日かなと思ったけど違うよう
帰りの電車は満員
人混みを避けて降りてみる
階段はやめてエレベーターに乗ろうかそれも満員だ振り返る
ホームドアの無い駅を見る

まだ電車は来ないと確認した
黄色の線に沿って歩いてみる
NICE WALKと昔誰かが何処かで言った






投げ銭制です
気に入った金額を気が向いたら 


5円からにしようとしたんだけどnoteでは100円からなのでそれに消費税率10%を付けました


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