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thinkfeeldraw
冬の訪問者に安堵のため息をつかせる方法~融雪マットの心理的効果~
関東で数センチ雪が降って転ぶ人を見て笑う人もいるが、革靴で駅のタイルを歩けばそりゃ転ぶ。私もよくスリップした。
例えば靴の裏が革製の高価な革靴なんてスケート靴のようにすべる。まずは靴を変えなければいけないのだが、氷でも滑らない革靴は降雪のない地域ではなかなか売っていない。
こういう靴底のやつ。ぱっと見は普通の革靴だけど靴底が違う。滑りにくい歩き方もあるけれど、さすがに全面革張りでは雪国の人でも歩けない。それでもツルツルの道は歩いていてつかれるものです。
だからみんな気を付けて歩いているから会社や老健施設の玄関に融雪マットが敷いてあると「お、助かる!分かってるなぁ~」となる。
「融雪マットで転倒を防げるのは数メートルの範囲だけだから意味ないでしょ」と思うだろうがそうではない。
誰かの家に行って玄関がきれいだと、なんだかその家の住人やモノがすべて洗練されたもののように感じますよね?フワッといい香りがしようものならさすがだなぁと尊敬してしまいます。
玄関ってそういうもの。
たった数歩の空間なんだけど、汚ければその家の人、物のすべてが残念に見えるし、綺麗ならばすべてが素敵に感じる。
みんなが雪に困っている時に、除雪してお客様を迎える姿勢に訪問者は絶対に好印象を持ちます。
融雪マットを敷いても、そこ以外で転ぶ人はいるから根本的な解決にはならない。
でもせめてウチの玄関くらいは安心して歩いてねというおもてなしの精神が現れます。
嘘だと思うならやってみてください。ツルツルの雪道を歩いてきて融雪マットに足をついた時の安心感。思わず「っふ~」と安堵のため息もれますから。
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