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4月2日 小西ただかず 大阪府知事候補 街宣演説@梅田ヨドバシカメラ前

寒い中お集まりいただきましたみなさん、ご通行中のみなさま、知事候補の小西ただかずでございます。私も64歳にして初めての選挙戦をたたかっております。初めてのことばかりで、戸惑うことばかりですけれども、府民のみなさまの「頑張れ」「負けるな」という励ましの言葉を各所でお聞きして今日までたたかいを続けてまいりました。
しかし、今回の選挙、相手が突然仕掛けてきた選挙です。こちら側のたち遅れは明らかです。懸命にいま追いかけているところです。たいへん、たいへん、厳しい選挙です(「がんばれー」の声)。しかし、この選挙、絶対に勝たなければなりません(「そうだー」の声)。この選挙は大阪を変える絶好のチャンス、そして、最後のチャンスです。(「そうだ!」の声)
維新のおごり高ぶった、府民・市民をないがしろにして、党利党略で選挙をもてあそぶ、こうした府政・市政を府民・市民の手に取り戻すたたかいです。このことに今こそ、府民のみなさん、市民のみなさん、怒りの声を、上げてください!(「そのとーり!」の声援、拍手)。ここで、怒らなかったら、どうしますか!(「そうだ」の声、拍手)この維新政治に、この選挙で、必ずやストップをかけようではありませんか。(「そうだー」の声、拍手)
もう一つは、いま大阪が元気になれる絶好のチャンスです。この機会は、逃してはならない最後のチャンスです。政府の観光立国宣言によりインバウンドは好調です。そしてなによりも政府の懸命の招致により、2025年の大阪関西万博の開催が決定いたしました。これを大きく成功させて、その持てるバイオや医療技術、ものづくりのいろんな技術をもって世界に貢献する、世界につながる、世界に向かって輝く絶好のチャンスです。このチャンスを絶対に逃してはなりません。開催まであと6年です。大阪市は930億円をかけて基盤整備を進めるといっています。これから進めるんです。そういったときに彼らは大阪市をなくすという。まったく理解ができません(「そうだ」の声)。万博を成功させるためには、必ずこの選挙で都構想議論に終止符を打たなければならないんです(「その通り!」の声)。大阪市と大阪府、これまでもさまざまな事業を一緒に展開してきました。大阪市をなくすことは、大阪市民にとってだけでなく、大阪府民にとっても大きな損失なんです。都構想議論、必ずやこの選挙でストップをかけようではありませんか。(拍手)
残り5日間、ここまで、彼らとも論戦を重ねてきました。しかし、「都構想って大阪市をなくして四つに分割することでしょ」って言ったらなんて言ったか。「いや街は残る」と。行政の長がそんなアホなこと言いますか。行政体としての大阪市の話をしているんです。こんなデタラメを言って府民・市民を惑わす。これは私は決して許すことはできません。(「そうだ」の声、拍手)
またこの10年、大阪はいったいどうなったでしょうか。彼らは都合のいい数字を並べて「よくなった。これは維新府政、維新市政のおかげだ」と宣伝をしています。数字を見れば、事実は明らかです。大阪の経済力は愛知に抜かれて3位に転落しました。企業の流出が後を絶ちません。児童虐待、犯罪ランキングは残念ながらワーストワンを続けているんです。昨年の完全失業率、沖縄についで2番目に悪いんです。この状態でなんで大阪がよくなったと言えるんでしょうか。府民の生活、府民の暮らしの実態に目を向けない行政は失格だと、言わなければなりません。(「その通り」の声、拍手)
私は、中小企業や商都大阪の商店街の振興をしっかりとやってまいります。この10年間で、この大阪府の商工関係予算、実質的な予算を見ますと、88%も減少しています。大幅な減少です。こんなことでは大阪の本来持つ強みである中小企業、商店街の振興はできません。そして、児童虐待の問題、子どもの貧困の問題、いまこそ大阪府、市町村、民間諸団体、手を携えて、貧困の連鎖を断ち切る大運動を起こそうではありませんか。そのことを通じて子どもたちの学力・体力の向上をはかってまいります。
昨年、大阪でも北部地震、台風21号、災害が相次ぎました。私も当時、社協の会長として、市町村の応援をさせていただきました。その教訓を踏まえて、本当に災害に強い大阪府をつくっていこうではありませんか。
いま大阪には課題が山積しています。でも、その課題に真剣に正面から取り組めば大阪は元気になります。みなさんと一緒に大阪万博を大きく成功させ、もう一度、元気な大阪を、対立と分断ではない、対話と協調、府民が一丸となってつくり上げる大阪の中心の仕事をぜひ私に担わせていただきたい(拍手)。必ずやみなさまの負託にお応えいたします(「よし」の声)。そのためにどうかどうか、みなさんの力強いご支援、ご支持を賜りますよう、心からお願いをいたしまして、私の訴えとさせていただきます。どうもみなさん、どうもありがとうございます。