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僕のお魚突き遍歴

あれは今から4年ぐらい前でしたね。

友人が、お魚突きを本格的にやろうと僕を誘ってきました。

それまでは釣りはやってたんですけど、お魚突きは

ほとんどやったことがなく、ホームセンターで買った

1000円の竹銛で何回かお遊びしたのみでした。

体調10センチ程度の魚を追いかけまわして、

小さい小さいガシラを突いたりしてそれなりには

楽しんでやっていました。

それを

「本格的にやろう」となったのです。

友人の会社の先輩がかなりのベテランで

その人に触発されて僕を誘ってきたのが始まりでした。

でも、道具は何がいる?どこで買う?どこで潜る?

なんか法律でやったらあかん場所とかあるんちゃうん?

と、なかなか話が進まない。ベテランの人も丁寧に手取り足取り

教えてくれないので、自分たちで調べて、とりあえず

初めてのお魚突きにでかけました。

結果は、開始10分で波酔い、寒い、魚なんか突けない、潜れないので、

車でずっと寝てました。

今思えば死んでもおかしくないようなことをやってました。

ウエットは着ていない、道具も銛以外持っていない、肌はむき出し、

などなど、お魚突きをする資格の全くない状態で、

「とりあえずやってみてから」と考えてました。

そんな状態で何回か行ったのですが、まともにお魚突きができるわけもなく

ただただ空っぽのクーラーボックスを運ぶ作業を繰り返してました。

そのうちに、ちょっとづつ潜ることができるようになり、

小さいガシラを突く事ができるようになり、

水深2mぐらいのところで、30センチのアコウを突くことができたのです。

あんなにアドレナリンを感じたのはいつぶりだろうって感じでした。

それから、やっと本格的にやろうという気になって

「道具」を買いはじめました。

その時は、「道具」を持たずにお魚突きをやるという事が

どれほど危険かという事を理解していなかったので、

必要な道具を調べて買い足していくうちに、今まで

行っていた事が自殺行為だったことに徐々に気づいていきました。

道具を買いそろえるのは、それなりにお金もかかります。

なので、「とりあえず水着でやってみよう」

「もう少ししたらナイフを買おう」

なんて事を思っていましたが、本当に死ななくてよかった。

道具をそろえてからは、単純にそれまでよりも

安心して楽に長時間お魚突きをする事ができるようになりました。

そしたら当然潜る回数も多くなり徐々に潜れる水深も深くなっていき、

突ける魚の数も多くなっていきました。

こうなると楽しく楽しくてもう毎日でも行きたいぐらいに

はまってしまうのです。それぐらい魅力的なスポーツです。

これから始められる方には是非とりあえずここまで行って欲しいですね♪

魚突きは、「道具」がもの凄く大切です。

魚を突く、潜る、体温保護、周囲への注意喚起など

全てを道具によって行います。

自分の持っている能力、体力、脚力、腕力などは

海の中では何の役にも立ちません。

早く中級者になるには、道具をそろえてください。

でないと中級者になれませんし、なる資格もありません。

僕のこれまでの遍歴をざっと書いてみましたが、

今改めて思うこと。

本当に死ななくてよかった。

楽しい素潜りライフを!





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