バイオハザードRE3感想
※この記事はバイオハザードRE3のネタバレが含まれます。
バイオハザードRE3皆さんはもうプレイしましたか?
私はというと全難易度Sランククリア、トロコン、全レコード解除しまして、とりあえずやり込みはひと段落ついた所です。
そんなバイオハザードRE3ですが今回のバイオハザード、10点満点中私的には何点だったのか…。ズバリ
『5点』
でした(。-_-。)
さて、これを高いと見るか低いと見るか(笑)
いや、面白かったんですよ!バイオハザード3感も味わえましたし、…………。ネメシスが人型の時まで(ボソッ)。
いやそうなんです。ネメシスが人型の時までは、実はかなり楽しんでいたんです。
REエンジンで作られた美しい映像、崩壊中のラクーンシティの空気感、人型ネメシスの強さ、ゾンビの存在感、どれを見てもしっかりリメイクされてるなーと個人的には思ってました。
しかし、プレイを進めていけば進めるほど、「おや?」っと思う部分が多くなり、最終的には5点という評価に落ち着きました。
さて、ではバイオハザードRE3の評価に繋がったポイントをいくつかお話ししたいと思います。
1.短い!
はい、確信に触れましたね(笑)
もはやこの点が全てと言っても過言ではありません。
いや短い!短すぎます!
もともと原作が短いのもありますが最早この短さはそういう問題ではありません。
前作のRE2はレオン編で約10時間、クレア編で約10時間、物語を全て知るには合計20時間程度プレイ時間が必要だったんです。
じゃあRE3は?
初見半分以下やないかい!!
これ、結構じっくりプレイしたはずなんですよ。しかも、トイレ休憩等も挟んでいましたので、そこもプレイ時間に加算されています。つまり、実際はまだ早い時間で終わっていたことになります。
少し速さを意識したらこれどのぐらいでクリア出来るんだろ?と思い2周目をやってみると…。
簡単に2時間縮まりました(笑)
もちろんこれもクリア後の特別アイテムは使用していません。
バイオハザードは周回前提とはいえこのボリュームは物足りなさを感じました。
2.ストーリーが駆け足
全体のボリュームが少ないから当然と言えば当然ですが、ストーリーも原作から比べてかなり駆け足で進みます。そのせいか、今作のキャラにあまり愛着が湧きにくい印象を受けました。ジルとカルロスの関係も、そのほとんどが別行動なのになぜそんな急に信頼関係が出来上がったの?ネメシス人型が追いかけてくるのは序盤だけ?カルロスパートは2パートのみ?etc.
とにかく物語がスピーディーに進みます。
ラクーン、下水、警察署、病院、研究室も円をくるくる回ってるだけでマップの作りがかなり小さい。
それぞれのエリアで世界観に浸る間もなくどんどん先に進みます。
キャラの掘り下げもあっさり、ネメシスもあっさり、リストラされたステージやモンスターやバリー(笑)
全体的にあっさり終わった印象です。
3.怖くない
まあ、怖くないですよね今回(笑)
よく言えば4、5、6系統のバイオって感じでした。
ただ、シリーズファンは7、RE2としっかりホラーしてただけにガッカリしたんではないでしょうか…?
開幕からネメシスが出てくる始まり方は斬新で面白くワクワクしたのですが、蓋を開けてみると早々に第二形態に変化。もうプレイ中急に出現し追いかけてこないことがわかってげんなりしました。
結構言われてますが、RE2のタイラントの方がネメシスやってましたし、恐怖感が凄かったです。
全体的に苦戦するモンスターや箇所も少なく感じました。ネメシスも定期的にあるタイマンは逆に弱い気が…(笑)
RE2がGOTYを受賞するほどの出来だっただけに、恐怖を感じずストーリーが終わったのはがっかりでした。
5.無限武器の取得方法のこれじゃない感
今回の無限武器シリーズの取得方法は「◯◯で敵を◯体撃破」のようなミッションをクリアする事で得られるポイントを使用して解除するような形になっています。このポイント案外簡単に貯まるおかげで、一番低い難易度を周回していれば最強の無限ロケットランチャーが簡単に手に入ります。
懐古厨発言で申し訳ないのですが、バイオシリーズの最強武器である無限ロケットランチャーはそう簡単に手に入れられるものであって欲しくなかったんですよね…。
確かに、これまでのシリーズだと無限ロケットランチャーを取得した頃にはやり込みが終わっており、使用する機会が無いという意見があったかもしれませんが、無限ロケットランチャーは使うものじゃなくて人にドヤるためのもの、いわば称号のような認識だったんです(私の中では笑)。
実用するロケランではなく、困難な難易度をクリアした先にある称号ロケランであって欲しかったなと思いました。
と、悪そうな点をここまで挙げましたが次は良い点を、
4.映像が素晴らしい
REエンジンを使用した3の再現は流石の一言。
荒れ果てた町から清潔感のある研究室まで全てがハイクオリティな映像に仕上がっています。
また、映画のパロディポスターやCAPCOMのキャラ「ロックマン」の海外表記「メガマン」など、ネタ要素も散りばめられていますので、純粋にラクーンシティの景観を眺めるのも楽しかったです。
5.ナイトメア、インフェルノはあり
今回は難易度ハードコア以上の難易度、ナイトメアとインフェルノが準備されていますが、個人的にこれはありでした。
正直バイオハザードシリーズが設けている最高難易度ってクリア自体は出来ない事もない難易度設定なんですよね(個人の感想です)。
歯応えある難易度をプレイしたいと思っていたので、これらの難易度はクリア自体危うくさせる非常にやりごたえのある難易度で、個人的には高評価でした。
しかし、ナイトメア以降のラスボスだけは様々な場所で言われていますが、正直「無いな」と思いました。
上記の画像はナイトメア以降のラスボスに対する私の感想です。難易度設定は絶妙だったためにラスボスだけは残念でした。
6.短い
いや、悪い点で短いと言っておいてなんなの?と思うかもしれませんが見方を変えれば良い点でもあります。今回のRE3はシリーズ経験者にとってはかなりあっさり終わり拍子抜けするかもしれませんが、シリーズ初プレイの方にとっては気軽にバイオ感を味わえ、シリーズ導入にうってつけだと感じました。
いきなりRE2をプレイすると難しく感じてしまうかもしれないので、先にRE3をプレイすることでさらに楽しむ事が出来るのではないかと思います。
まとめ
さて、良い点悪い点お話しましたが今回正直な所期待値がかなり高かっただけにがっかりしました。
ただ、シリーズ初プレイの方や初心者の方にとっては非常に入りやすい作品だと感じましたし、何よりバイオシリーズで核となる、「ラクーン事件」を体感することが出来ます。
今回、シリーズ経験者に強くおすすめはしませんが、未経験者や初心者には反対に強くおすすめします。
ぜひ、このRE3から長く続くバイオハザードシリーズに手を出してみてはいかがでしょうか?
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