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ゲームプレイ記録 ー女神転生外伝 新約ラストバイブル2ー ②

 前回から引き続き新約ラストバイブル2のプレイ記録を書きます。

 !ネタバレしかありませんのでご注意ください!

▶︎本編第二章 (サタンとの決戦まで)

①魔獣の女王

 ゲーム序盤に謎の女性ミストラに出会う。彼女は何のために生まれたか目的がわからないと言うが、主人公の冒険の傍らで世界を見た結果次第に自身の目的を思い出していく。旅の道中では、ミストラは幾度も主人公たちの前に姿を現すことになる。その際、レオンは捨て子であることを見破り、ルナは記憶が改竄されていると意味深なことを告げる。

 ミストラは魔獣の女王として、全生物のための完全な世界を作ることが目的だと言う。そして主人公一行に「人は生きるべきか」と問いかける。

生きる価値は人間が捏造した虚像に過ぎない、とも

②謎の卵

 この世界には謎の卵が3つ存在する。この卵から真の福音の子が生まれるのではないかと噂がされていた。
 狂王カインを倒したのち、ミストラと再度会うことになる主人公たち。ミストラは以前主人公たちに話した全生物のための完全な世界創造の手段を告げる。

 程なくしてサタンが生まれる。

魔獣が好きな時に人間を殺せる世界こそ完全な世界と語るサタン

 そしてもう一つの卵からはルシファーが生まれる

不完全生物である人間全てを家畜のように管理する世界を構想するルシファー

 当たり前なことに、ろくなものは生まれてきません…。人間たちはサタンとルシファーが王になることを阻止するために魔獣を狩る総力戦を始めます。
 先の戦いで聖王軍は狂王軍が生み出した勢力なので協力関係にあるため文字通りの人間対魔獣の総力戦になります。

⚪︎⚪︎編と名付けられるとなんかアツい気持ちになります笑 少年漫画みたいで

 魔獣王争奪のきっかけを作ったミストラ。何故か主人公たちがいる狂王軍本拠地に自ら捕えられに来ます。牢の中から事の顛末を見守るとのこと。

③聖王軍のクーデター

 主人公たちが打倒サタン&ルシファーに燃えている頃、アインに聖王軍の大司教からクーデターが起きたとの知らせが。
 クーデターの首謀者はルナの弟カミュ。聖王と狂王の真実に納得がいかなかった聖王兵たちを先導しているとのこと。カミュは大司教を人質に姉の失われた記憶も全て教えるから聖王軍本拠地へ来いと言う。

ステレオタイプなヤンデレシスコンでした

 カミュ自身のクーデターの動機は歪んだ姉への愛情が憎悪に変わってしまったことだった。戦いのあと、カミュは自分の両親の記憶は自分が消したことを白状する。それもルナが頼んだことだという。楽園と呼ばれる町、聖都アルケイディアに両親はいると告げる。
 元々は疫病の治療薬を開発しているアルケイディアに聖王がいると言われていたが、聖王は狂王軍の創り出した虚像に過ぎなかった。ではアルケイディアには何があるのか。次の目的地はアルケイディアに。

④聖都アルケイディア

 アルケイディアに到着した主人公たちは、信じられない光景を目撃することになる。ここは疫病に冒されつつも死ぬことのできない患者を収容する一種の閉鎖病棟のような街だった。
 マーロウという医師が開発した疫病の薬は、単純に痛みを和らげるだけの一種の麻薬のようなものだと明かされる。それでも疫病の恐怖から逃れるために魔女狩りが横行していた時代に戻らないように、このような手を打つしかない状況。
 そんな中、ルナは両親を見つけ気持ちを病んで旅のパーティから離脱してしまう。

薬漬け植物状態のことを幸せと言うのか…
シリアスな問いかけなのに名前がカラシだからちょっと和む

 薬を開発しているマーロウも薬を作成することに取り憑かれたかのように狂ってしまっている。彼の家の本棚でレオンに関する研究記録の一片を見つける主人公。
 (この時点でまだレオンの謎は明かされませんが、物語を進めるごとにマーロウの助手が研究記録の断片を見つけてくれて、最終的に謎が解けました。)

⑤サタンとの決戦

 サタンの手がかりを探すため以前訪れたディンの街に向かう主人公。
 時変わらずしてサタンと手下たちと人々を蹂躙していた。そもそもこのディンの街自体が腐った統治者に民は虐げられていたわけで…。以前主人公たちを手助けしてくれたトグチも恋人と亡命を決心した矢先に恋人をサタンの手下に目の前で殺されてしまう。

自由をつかみ取れると思った矢先…。大切な人を失う苦しみ

 サタンの手下、メフィストを倒しサタンの手がかりを掴み、その手がかりをもとにパンデモニウムという亜空間に辿り着く。ルナはまだ意気消沈しており、ここには主人公、レオン、アインの3人で行くことに。そしてアインがあからさまな死亡フラグを立てる。

死亡フラグというか死亡宣言…。

 死ぬ覚悟でこの戦いに挑んでいると言い直すも、まあアイン登場時点から死亡フラグ立ってるしなあ、なんて思いながらサタンの部下、ベリアルとバアルを撃破。
 そしてサタンを倒し残るはルシファーだけに。

ザコ敵みたいな負け惜しみを述べるサタン様

▶︎サタン撃破まで終えて

 本当にストーリーが長いし重いししっかりしているしで、本当にアプリゲームだったんですか?と言うレベルのボリューム…。前作同様ボスもザコ敵も強いしやりごたえあり過ぎる。

 ミストラの人は生きるべきかという問い、これは過去から解明されることのない命題だなあと思います。哲学あまり詳しいわけではないけど、基本的には幸福になるということが目的としているような。大学時代もっと哲学科の講義とっておけばよかったなあなんて思ったりしながらゲームプレイしてました。
 哲学書関係だと直近ではデカルトの方法序説を読みました。直近と言っても3年くらい前ですが。

 あと、サタン一派のビジュアルやっぱりいいね。終盤でベリアルとメフィストをミューテーションで作成できたので馬車馬のように働いてもらいました笑

 忘れないうちに続きをメモ残しておきたいんだけど、いま3をプレイしててなかなか書けません。

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