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ゲームプレイ記録 ー女神転生外伝 新約ラストバイブル2ー ①
1作目楽しくプレイできたので2作目も!ということで、新約ラストバイブル2をクリアしました。また自分用の記録に色々書いていきます。
裏ボス全種倒すところまで終わり、振り返ってみるとかなりのボリュームがあったので記事も分割スタイルでのんびり書いていきます。
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今回も当たり前にネタバレ記事なので、お気をつけください。
▶︎ざっくりプロローグ
①惑星ホルスと2人の王
物語の舞台は宇宙のどこかに存在するホルスという星。
ここでは疫病が蔓延しており、世界を統一した英雄カインの力を以てしても疫病の蔓延は止められなかった。
王となったカインも王妃の死により狂っていってしまう。人が変わってしまったカインは、自らを狂王と称し、民には重税を課し、この世界に魔獣を呼び出してしまった。
疫病蔓延、王の圧政、魔獣の出現と絶望的な世界にどこからともなく現れた聖王アベル。聖王は疫病の治療薬を開発し、聖王軍は人々に治療薬を配布した。狂王に抗う存在の聖王は人々の心の拠り所になった。
そんな中、同時に2人の王は宣言する。
『福音の子 光と共に現れ 世界に変革をもたらすであろう』と。
カインとアベルというと旧約聖書を思い出すね。アダムとイブの子供達であり人類初の殺人といえばこの2人。何か関係あるのかなと序盤からワクワクさせてくれました。
②主人公の悲劇
世界を治めた英雄カインが乱心してから十数年の歳月が経ったホルス。かつて偉大な英雄として信奉され獅子王とまで呼ばれた彼は、変わらず狂王と呼ばれていた。聖王軍の疫病治療薬も不完全なもので、投薬しても完治には至らない。
主人公はそんな世界の中でも、父・母・妹と仲良く暮らしていた。大抵この手の主人公の家族ってろくな目に合わないし、とメタ的に彼の平和な日常が少しでも長く続くことを祈った矢先に大事件が。謎の魔獣「笛吹き」の出現により平穏は奪われてしまう。まあそうだよね、っていう展開。
魔獣に攫われ食べられてしまった妹、母はすでに事切れ、致命傷を負った瀕死状態の父親からは主人公は実の子ではなく拾い子であるということを打ち明けられ…
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とまあこんな感じで物語が始まります。
今作は前作に比べてストーリーのボリュームが多かったし、とにかく重い話だった。ギャグパートも散りばめられていたけど、それを差し引いても暗くて重いシナリオだった…。
今回主人公の名前にデフォルト名がなかったので、カラシと名付けました。ちょうどゲーム開始したとき辛子煎餅を食べていたので。笑
▶︎本編第一章
大きく分けてストーリーはこんな感じで分けられるかな。
1. 狂王カイン打倒編
2. 魔獣王争奪編
3. 月爆破計画編
こうやって書くと少年漫画みたいだ。実際に魔獣王争奪編という単語は登場人物が言ってくれます笑
この記事では、最初の狂王カイン打倒編の話を書いていきます。
①死を呼ぶ仮面レオン
主人公の旅は、家族の仇である笛吹き魔獣を追うことが目的。
旅の途中では、狂王の圧政、重税に苦しむ人々に出会う。旅を続けていると、狂王の右腕アインと出会うことに。アインは主人公を気に入り、なぜか「狂王を倒さないか?」と提案。打倒カイン編が始まる。
確かに、魔獣をこの世界に呼んだのは狂王だから仇を討つ相手としては理にかなってはいるが。この時点でアインの思惑は不明。
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そうして最初に仲間になるのが、“狂王軍の福音の子、死を呼ぶ仮面レオン“。肩書きは名ばかりで実は弱虫でいつもアインに守られていたレオン。常に逃げることばかり考えている彼は実戦でも本当に弱くて、アイテム使用要因でした笑
②福音の聖女ルナ
次に仲間になるのが“聖王軍の福音の子、福音の聖女ルナ“。
彼女は自分が正しいことをして名を上げれば、いなくなってしまった両親が帰ってきてくれると信じて福音の子の役を引き継いだとのこと。敵対組織のはずの狂王軍の福音の子がすでにこちらの仲間としているので、もちろんスムーズにとはいきませんが、色々あって仲間になってくれます。目的は打倒カインなので同じ目的ということで。
レオンとは対照的に勝気な女の子。回復魔法も覚えるけどそれなりに殴って強いタイプの聖女様でした。
③ついに狂王軍本部へ
レオンとルナと各地を冒険しながら、ついにカイン打倒の時がくる。
かつてアインに言われたように、狂王を倒すためまずは狂王軍の本部に到着した主人公一行。そこで出迎えてくれたのはアインと部下のサドとリン。自分の無茶な言葉を信じて歩みを進めてくれた主人公たちに感謝の言葉を述べたかと思いきや、いきなりバトルへ。
強すぎてワンパンで召されて即ゲームオーバーになりました。
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3人とのバトルに勝利すると、カインが世界に魔獣を呼んだ頃から城には入れなくなってしまったことを告げられる。そして狂王軍は、本当は魔獣を根絶したいとも…。要はアインは主人公たちに力を付けさせて強くなったところで狂王カインを倒して欲しかったということでした。
④狂王カインとの決戦
主人公一行は魔界と化した城へ。変わり果てたカインと戦闘になります。
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勝利を収めたあと驚きの真実を知ることに。常々このゲームは民衆の愚かさというものにスポットを当ててきます。
疫病の苦しみを抑える薬は開発できても、治す特効薬が開発できない状態の中、英雄カインは苦悩していた。王の尽力虚しく、民衆たちが原因を探ろうと一種の魔女狩りのようなものを始めてしまうんですよね。それで、疫病の流行は王の仕業と考える者も出てきて王妃を殺してしまう。
それをきっかけにカインは、人々が不幸に理由を求めるならば自分自身がその理由となることを選ぶわけです。自ら狂王と名乗り、聖王アベルという架空の英雄を創り上げた。最初から聖王アベルは存在せず、民の心の拠り所となる偶像のようなものだったという真実。
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最終的にはそカインも次第におかしくなり始め、神託を称し怪しい言葉を口走るように。その神託こそがプロローグで語られた言葉と今を表す一説。
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完全ではない治療薬を量産・聖王軍が人々に配布するために重税が課されていたというのがこの世界の事実。狂王が斃された今、この真実をどう人々に知らせていくのか。アインは聖王軍の大司教とも繋がっており策は練っているとのこと。
そしてもう一つ。空位となった王座がどうなるか、というのがこの物語の第二章にあたる部分なのかな。
▶︎第一章(?)を終えて
すでにクリアした後にこの記事を書いているので、まんまとミスリードされたな〜と思った箇所も振り返れた。
アインの登場シーン、毎回大袈裟な口上と見得を切ってくれるのがよかった。BGMもそこだけヒーローもの?って感じになって暗いストーリーの中の癒しでした。
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ディン大陸あたりは胸糞だったな。腐り切った支配者層と洗脳される民衆の構図。でもこんなの序の口だよってくらいこの後も重い話が続きます。
次は魔獣王争奪編。ここからシリーズお馴染みの下衆なあの方達が出てきます。
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