【作らなきゃ損!】100円未満で端末にすぐ保存できる電子名刺カードを作る
こんにちは。
今日は電子名刺カードの作り方をお伝えします。
最近、電子名刺カードを使われる方も増えてきました。
スマホをカードにかざすだけでスマホが情報を読み取り、画面にその方の写真や連絡先、各種SNSなどの情報が出てきます。
かくいう私も、選挙の時からNFCカードを使って連絡先の交換を簡単にする取り組みをしてきました。
NFCカードって?
NFCカードは、近距離無線通信技術(Near Field Communication)を利用した非接触型のICカードです。カードリーダーにかざすだけでデータの読み書きができ、様々な用途に活用されています。
NFCカードには、小さなICチップとアンテナが内蔵されています。カードリーダーが電波を発信すると、カード内のアンテナがそれを受信し、ICチップに電力を供給します。ICチップは、リーダーからの指令に応じてデータを送信したり、リーダーからデータを受信したりします。
NFCカードの主な用途
電子マネー: Suica、PASMO、nanaco、WAONなど、様々な交通系ICカードや電子マネーカードにNFC技術が採用されています。
クレジットカード: Visa payWave、Mastercardコンタクトレスなど、NFCに対応したクレジットカードも増えており、カードをかざすだけで支払いが可能です。
社員証/学生証: 社員証や学生証にNFC機能を搭載することで、入退室管理や図書館の利用などに活用できます。
ポイントカード: ポイントカードをNFC化することで、カード提示の手間を省き、スムーズにポイントを貯めたり使ったりできます。
スマートフォンとの連携: NFC対応のスマートフォンと連携することで、データのやり取りや認証などが可能です。例えば、NFC搭載のスマートフォンにおサイフケータイアプリをインストールすれば、NFCカードの残高確認やチャージなどができます。
NFCカードのメリット
利便性: カードをかざすだけで利用できるため、スピーディーかつ手軽です。
安全性: 暗号化技術により、データの盗聴や改ざんのリスクを低減できます。
多機能性: 電子マネー、クレジットカード、IDカードなど、様々な用途に活用できます。
NFCの種類
カードだけでなく、ステッカーやリングなどでも出ています。
amazonでNFCと調べるとさまざまな形のNFCのアイテムが並んでいるのがわかります。
このNFCに情報を書き込むためにはアプリが必要となります。
NFC書き込み/読み込みアプリ
私はiPhoneユーザーなのでこちらのアプリを使用しています。
🔹「書く」→「+レコードの追加」→「URL (URLレコードを追加)」
次に
🔹「書き込み」コマンド→NFCをかざして書き込む
これだけでNFCの中にデータが保存され、スマホをかざすと読み込めるようになります。
読み込みに手こずる場合もありますが、何度かスマホと接触させていると画面の上部にリンクへの通知が出てきます。
そこを押すことで、リンク先に飛ぶことができる仕組みです。
名刺カードとして求めるレベル
私が最初、選挙の際に使った時には、「litlink」というサイトを読み込んでもらうことを目的としました。
litlinkは無料で利用することができ、自分の好きなデザインで各種SNSへのリンクボタン一覧を表示した名刺がわりのページです。
このページを開いてもらえば、X(旧twitter)やinstagram、youtube、メールアドレス、個数に制限なく必要なものを全て並べることが可能です。
litlinkだけでは物足りない理由
確かにlitlinkを開いてもらうだけでも、自分が利用しているSNSを知ってもらうことはできます。
けれど、それらを登録してもらうにはさらにハードルがあります。
こうした紹介ページの共有の場合、これを見て終わりになってしまうことが多いのです。
さらに1クリックして個別のSNSに飛び、そこでスクロールをしてどんな投稿をする人なのかいくつか確認し、最後のクリックでフォローをしてもらえるまで、最低でも4回の画面タップを乗り越えなければなりません。
名刺の目的は端末への連絡先の保存
また、名刺の本来の目的は、その人の端末に自分の連絡先を保存してもらうことです。
最近の電子名刺カードを利用される方のカードをかざすと、個人の名刺のようなUIのページが表示され、連絡先は写真、各種SNSが表示されます。
そこに「連絡先を登録」のボタンが追加されており、それを押すことで端末にその方の情報が保存される仕組みとなっています。
非常に便利なわけです。
けれども販売されている物にはそれなりの値段がするのです。
では高いサービスを変えない場合には端末への保存を諦めなければならないのか?
実はそうではありません。
次の方法を使うと、無料で端末への保存までが可能になります。
高いお金を払わなくても、1枚100円以内で売っている格安NFCカード1枚さえあれば、十分な連絡先情報を記録したデータをお相手の端末に保存していただくことができます。
100円以内で連絡先を保存する方法とは?
その方法についてお教えします。
この方法は、製品化されているような電子名刺カードのようなユーザーインターフェイスではありません。
皆さんのスマホの連絡先の個人ページがそのままデータとして送ることができるという意味で簡易ですが、おしゃれなUIを保つことはできませんので、おしゃれに連絡先保存までを一貫して行いたい方は、市販のサービスをご利用ください。
また、iPhoneのみの対応となっています。
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