9月の後半に思うこと。

気がついたら外には秋の風が吹いていて、ああもう季節は冬に向かっているんだなと。コロナ禍での夏は体感2週間だった。だけど私は夏が世界で3番目ぐらいに嫌いなので全く問題はない。

春学期が終わり、大学二年生も残り半年。少しずつ聞こえる就活の足音を無視するのはもう限界かもしれない。いい加減向き合わなくてはならない自分の将来。院進してまで考古学がやりたいのか、親に言われるがままに公務員を目指すのか、今興味がある社会学についてもっと勉強してみたいとか。

やりたいことは沢山ある。だけどそれを実際に行動に移せないもどかしさ。周りを見て焦っているのに、目の前にあることすら消化できていない毎日。

ここに書いていることは所詮言い訳で。そんなことはわかっていて。ずっと大学生でいたいけど、そんなことはまあ無理で。きっと大学にはたいして行けないまま2年生が終わっていくし、こんな時代に大学生になってしまったことは悲しいなあなんて思ったり。

全てのことから目を背けたい時期は必ずあって、そこに正面から向き合ったときに、少しずつ現実を知って、大人になっていくのだろうか。

自分の生き方を自分で決めることができる。だけどそこにある見えない不自由に気づいてしまったとき、その矛盾に苦しむのかもしれない。

でもこんなことは何も言わず大学に入れてくれた両親がいて、何不自由無く生活している大学生の贅沢な悩みだから。こんなことで悩むのはちょっと違う気もするし。

どんなことも立場が違えば分かり合えなくて、私はきっと恵まれているし、将来への不安とか、自由の矛盾が苦しいとか、たいした悩みじゃないよなって思いながら。



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