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40代がハマるまち・生野③「鶴橋本通」昭和タイムスリップ

前回は…
生野の商店街と、歴史の物語の世界に入っていこう…「斜めのエレベーター」前で待ってて!

のつづきです!

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近鉄鶴橋駅の高架ホームのすぐ南。おみくじの自販機!(^-^)
今日の運勢を「40代」は気にしたりはしませんが(笑)、おみくじも「自販機」なんや~と、妙に感心。

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おみくじ自販機前から見える「高架下」の商店街(というか市場って言葉が似合う)はこんな感じ!
韓国・朝鮮の食材や鮮魚、蒸し豚、蒸し鶏、干し魚が並ぶ。
それもそのはずここは「高麗市場」と呼ばれている。40代になる前に、韓国旅行に数回行っているが、本場の雰囲気そのままだ。在日コリアンの食の台所と言った感じだが、もちろん!コリアンに限らず!旨いものは旨い!
なんかようわからん…!
と言うものでも(笑)迷わず聞いてみよう!買ってみよう!食べてみよう!

「かおり風景100選」の香りは、焼肉だけではなく、この食材たちの香であることがわかるのである。

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さらに近鉄高架下を南(生野区側)に北(東成区側)に!迷路のような商店街を歩くと飽きさせないお店が満載。
甲子園球場2個分の広さに600軒近くのお店があるそうだ。その名を!
「鶴橋国際市場(マーケット)」
と言う。戦前戦後の「闇市」から発展した市場。コリアンはもちろん、中国、台湾、そして多くの日本人が働く駅回りの市場。それが「鶴橋国際市場」なのだ。
 40代にして初めて!

「ここがコリアタウンではない」ということを知る!

成り立ちが違うんだね。目指すコリアタウンはここから歩いて15分の「御幸通商店街」なのです。
とは言え、商品も豊富!雰囲気抜群!天然の迷路!とても満足なのです。

そうこうしていると「大きな鶴」の看板に出会う。
「本通」
と大書きしてある。写真左は「鶴橋鮮魚市場」だ。
40代になるとここでおかしなことに気が付くのだ。

「本通」なのに駅から遠っ!

その答え(からくり)は簡単。
現在の鮮魚市場のあるところ、がもともとの「近鉄鶴橋駅」だった!!
もう一度写真を見てみよう。

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鶴の看板の左手。白い壁になっているところが現在の「鮮魚市場」。上には近鉄電車が走っている高架下周辺なのです。
そう、ここかつての「近鉄(大軌鉄道)鶴橋駅」がありました。その後!昭和に入って旧国鉄(現在のJR西日本)の「鶴橋駅」が今の場所に作られ、その際に数百メートル西に移転!接続され今の形になったそうです。

つまり、駅があった時代は、この商店街こそが「駅降りてすぐ!」の商店街であり「本通」だったのですね。今も広い「鶴橋国際市場」の一部として「本通商店街」として名を残しています。そして!

「鮮魚市場」ここにも昭和のドラマが!

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近鉄電車では、2020年3月まで!57年もの間写真のような「鮮魚列車」が運航され、伊勢方面から「直通ノンストップ」で魚介類・鮮魚をここに運んでいたのです!隣の上本町駅には「黒門市場」、そして「なんば」は飲食店いっぱい!需要はたっぷりの感じしますね。

行き先表示板の「鮮魚」が良い!もちろん人(乗客)は乗ってないので、時刻表には載ってない!「乗ってないので!載ってない!」

40代になるとこのような「お●じギャグ」的な言い回しに!
身体が反応するのです。

素敵な「鮮魚列車」は今年(2020年)からはこんな形になって、引き継がれているそうですよ!

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行き先表示板に「鮮魚」は出ませんが、1両貸し切り!さらに主張は激しくなっています(笑)
これ、生野区における「ドクターイエロー」(黄色い新幹線:検査用の業務新幹線で、見たら幸せになれるという!)で「ええんと、ちがう?!」

40代。鉄分は少な目のつもり(鉄道マニアではない)が、これは面白い。さらに昭和の雰囲気満載の「生野の商店街」に!ダイブしていこう!

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40代のための生野の「ご近所ツーリズム」
この「かねてつの看板」(てっちゃん、てっちゃん、かねてっちゃん!)前で待ってて!
次回「40代がハマるまち・生野④」へ、つづく。

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