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レベルが微妙なヴィクトリアマイルを予想してみる

NHKマイルカップは気持ち良く○◎▲で取りました!
戸崎騎手の運び方は言うことありません!さすが戸崎騎手!愛してる!

さあ、好調な流れで今週はヴィクトリアマイル!
これ、メンバーレベルどう表現できますかね?
個人的にはかなり微妙なんですよ。揃っていないと言えず、でも豪華と言えず…
予想も結構悩みますよ。強く根拠を述べることができる馬が本命以外いないだけにどのような予想をすればいいのか…
そうなると普段は書くことないなとか思っていても気づいたら3000文字を突破していますが、今回はどうなるんですかね…

で、悩んだ挙げ句に単純に考え始めました。
誰と走っていたのかということを

そうなると22年世代はまず上位に入ってきます。特にナミュール、スタニングローズは二冠共に良い勝負をしていましたからね。相手はスターズオンアースでしたし、これは強いですよ。むしろ今回のメンバーだからこそあの時のクラシックを醸し出すような好勝負が見れたりして…?
23年世代はリバティアイランドが抜けた以外はどうでしょう?マスクトディーヴァは堅実に走ってきそうですし、当然上位の評価だと思っていますが、他は…?
信頼に値する成績だと言えるのか微妙なところも?
あとは牝馬限定戦のレベルを踏まえたら去年のヴィクトリアマイル組はだいぶ優秀ですし、リピーターが来るレースなので…?

あとは距離短縮組ですね。本命やダークホース関係なくデータ的には有利です。
確かに基本的な事とはいえ東京マイルは見た目以上にタフな一面もありますからね。
そうなってくると面白いと思う馬達が候補に上がってきます。

そもそも何でこのレースは波乱が起きるのか。
思えば牝馬限定だから?
去年や一昨年、その前のグランアレグリアやアーモンドアイみたいに豪華メンバーなら堅めの傾向になりますからね。
それを除けばよっぽど良いメンバーじゃなければ波乱になってきます。牝馬限定ならレベル差がないという意味でこれは面白い。15年並みに荒れなくても普通に荒れるレースだからこそ一発狙いたいなぁ…
今年は本当に微妙なメンバー、即ち絶対的な馬なんていませんからね。なので今年は去年以上に捻ってみます。

このメンバーだからこその捻り方

本命はスタニングローズです。
去年はスタートを出遅れて後方から、馬場も重かったことも考えたらこの馬にとっては終始厳しい展開になりましたし、さすがに度外視できます。そこから1年弱の休養明けから今年の大阪杯に挑んで0.5の8着でしたが、休み明けにしては完成度が高かったですし、力負けのイメージがあっても押し出されるように逃げて前に目標ができず、展開的にはやや不利な面があったと思います。それでも並ばれてからもう一度粘るような根性を見せる競馬でしたし、内容は思っていた以上に悪くありません。しかも去年は使いたかったレースということを踏まえたら今回のヴィクトリアマイルに参戦するまでの臨戦過程は文句なく、去年以上の状態で持ってきていることは確かで、これは高野調教師のコメント通りだと思っています。
思えばクラシック期でオークスはナミュールに先着してスターズオンアースの2着、秋華賞はG1制覇で相手はナミュールとスターズオンアースだったことを踏まえたら走ってきたメンバーはだいぶ優秀ですし、本来はこのメンバーなら上位に立てるほど優等生な走りをするはずです。前走に続いて西村騎手が乗ってくれる面では好位で運んでくれるイメージは持てますし、大阪杯は逃げましたが今回なら前に行く馬はいるので目標もあります。そのような意味では2枠は当然歓迎ですし、すぐ外にコンクシェルがいる面でも良いところに入った印象があります。またミドルぐらいのペースから後半に上がるラップ構成を考えているだけに位置を取れたら展開面的にも有利に立ってくると思います。東京コースもオークスとサウジアラビアRCのレース内容からむしろ前走より適性が高い舞台になりますし、西村騎手も前走は坂で苦しくなったところがあった意味では緩やかな坂と距離短縮で再び強いレースを展開できる可能性があります。またマイルは上がり最速をマークし続けた舞台だからこそ本来は問題なし、むしろ東京コースと共に起爆剤になる可能性があります。
状態はかなり良いです。1週前に坂路で終いにしっかりと追って54.3-12.0、終われてからの伸びは抜群でしたし、この時点で前走よりも完成度が高くなるのではないかと思いました。そして水曜追い切りはまずタイムだけを見て、53.5-11.8でまた1週前と同様に追ったのかなと思ったらまさかの馬なりです。今までこのようなタイムを出すときはしっかりと追って出していた馬だけに、馬なりでこのタイムを楽に出せるほど状態の良さが目立ちます。後に映像でも確認しましたが、本当に軽く弾んで走っているような馬なり…
この弾むような走りを西村騎手はイルカのようだとコメントしていたそうですが、エルトンバローズなど他にも普段から追い切りが良い有力馬に乗っている西村騎手からこのようなコメントが出るとは私も想像できませんでした。そのような意味から前走以上どころか今まで以上の可能性もあります。これなら今回は大きく狙ってみたいです。

対抗はナミュールにしました。
スタニングローズと同期であり、同じ厩舎という意味ではお互いに良い刺激になっていそうですよね(?)
さすがに去年のヴィクトリアマイル、安田記念は不完全燃焼の部分はありましたし、これはスタニングローズ同様に度外視できる部分があります。そうなればこのメンバー相手なら当然1枚上のものはありますし、ちゃんと結果として発揮されています。海外でも香港マイルとドバイターフでも上位に走ってきましたし、やはり強い。今までなめてましたすいませんでした。
これ、藤岡康太騎手が乗っていたら…という部分は確かにあります。それでも武豊騎手の運び方は去年の不完全燃焼のことを思えば文句ない乗り換わりです。どこで仕掛けるか、どの位置で運ぶかという面では横山武史騎手より安心できますし、先週みたいな不運がなければ最低限上位は持ってこれるはずです。
本来はそれほど今回のメンバーの中では抜けている部分はありますし、むしろナミュールかそれ以上レベルの馬達が集えばそれこそ去年並みの豪華メンバーですし、直線の勝負とかかなり見応えがあったはずです。なのでこの馬が抜けた完勝だとしても驚きませんし、むしろ本当に強い馬が強い競馬で勝ったというザ・競馬というシーンを息を飲んで見ることになると思います。それも良き良き
状態は良いです。海外帰りとはいえデキ落ちはありません。むしろ上手くキープできていると思います。日曜は馬なり軽めで55.8-12.3、そして水曜追い切りは軽く促して54.0-12.0で、弾むような走りでしっかりと状態の良さが表れています。
さすが牝馬に強い高野調教師、2週連続でタイトルを取りに来ているだけに余念がないです。

三番手はマスクトディーヴァです。
去年現れたリバティアイランドの実質2番手として、相当な力はあると思っています。ローズステークス、秋華賞で見せた末脚は確かですし、東京新聞杯は出遅れが大きく響き、それでも前走は位置もしっかりと確保して良い末脚を発揮してくれました。牝馬の中では当然上位に入ってきますが、更に強化されたメンバーでどこまでやれるのかは未知な部分はあります。というのもこの世代はリバティアイランドが抜けすぎたという部分もありますし、そういう意味では前走のメンバーぐらいは勝ってくれないとリバティアイランドの2番手として不甲斐ない結果と言えました。同期のウンブライル、モリアーナも良い脚を使うタイプとはいえ、走ってきたメンバーを考えたらここでも上位に上がれるか疑問な部分はありますし、阪神牝馬ステークスはまだマスクトディーヴァの方が着差以上に良い内容で勝っていたことを踏まえると4歳の中では有力になってきますし、さすがに力を出しきれるのであれば勝ち負けしてくれないと…
状態も良いです。自己ベストを楽に出してきたので、言い訳は尚更できないはず。あのお嬢さんに迫った1頭としてここはしっかりと結果を出して再び挑戦してほしいところもあります。

☆はコンクシェルです。
だいぶ周りは侮っているのでは?
個人的には5人気ぐらいにいると思っていましたし、単勝も10倍台ぐらいなのかなと思っていたらだいぶ人気がありません。
いや、去年みたいな豪華メンバーによるハイレベルじゃない今年の舞台であれば距離短縮組の重賞馬は結構狙い目ですよ。しかも逃げる馬もだいぶ限られている中ではこの馬のワンペースで運ぶことも可能ですし、単騎で行けた時の直線に入ってからの伸びは条件戦とはいえ初音ステークスや不知火特別の内容を見れば上位に入れる要素は十分にあります。特に初音ステークスに関しては11.3-11.6-11.4ということも踏まえたら単騎で行かせたらだいぶ怖いです。だから中山牝馬ステークスも勝てましたし、単騎逃げに関しては既に重賞級の力はあるということになりました。後方になった秋華賞やレコードが出るほど厳しい流れになったローズステークスはこの馬に関しては度外視できますし、前に行く馬で言えばサウンドビバーチェは5枠も積極的なイメージはありませんし、フィールシンパシーも必ず逃げなくてもいいタイプで外枠にいるということを踏まえたら単騎の可能性は尚更高まりました。スローでなくてもミドルで運べるのであれば残れる脚はあるはずですし、むしろハイペースでない単騎逃げになるのであればチャンスはあると思っています。
状態は悪くありません。もう少し動けそうなイメージはありますが、水曜追い切りは軽く促して追走してくる馬に先着できましたし、その時の走りは前走勝った状態をキープできているようにグッと頭を使う走りでした。力は出せると思います。

さあ、あとは△になります。
ライラックはマイルとはいえ、ここは東京コースという意味では一発あるような距離短縮に加えて内枠東京マイルと相性が良い戸崎騎手が乗ります。また、馬体重もプラスに戻るなら面白いはずです。
ルージュリナージュも大穴ですが、オープンに上がっても堅実に上がりは使って来ますし、ターコイズステークスは前が完全に有利だった中で上がり最速、また東京新聞杯もスムーズに行かなくても上がり3位で末脚を使えていた意味では決して見劣りするようなタイプとは思わないです。中山牝馬ステークスもスタート直後の不利で気持ちが切れていたそうで度外視できますし、牝馬同士なら面白いと思います。

だいぶ捻りました。
買い目もちょっと変えてみます。

三連単フォーメーション
③⑥⑩→③⑥⑩→①③④⑥⑩⑪
馬連流し
③ー①④⑥⑩⑪

スタニングローズの良さを考えたら今回はいつもより前のめりで

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