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過去の時計こそ傾向があり?関屋記念を予想してみた

何か、色々ありましたよね…
無事に過ごせることが如何に大切か実感できる部分があります。

そして暑い!そして日曜はコミケということで倒れないように頑張らないと…
戦利品も予想も良い結果を出してきたいです!

何か変なスタートになりましたが、関屋記念の予想に移ります。
タイトル通り、過去の時計こそ傾向があると書いてありますが、この時期の新潟は基本的に速い時計が出ます。毎年レベルでレコードが出ていますし、時計を持っている馬こそ強いというイメージがあるかもしれません。

じゃあ実際の時計を見てみると…

19年:ミッキーグローリー(1:32.1)良
20年:サトノアーサー(1:33.1)良
21年:ロータスランド(1:32.7)良
22年:ウインカーネリアン(1:33.3)稍重
23年:アヴェラーレ(1:32.1)良

何か、思っていた以上に時計が出ているわけでもありません。連日レコードが出ているし、重賞となればもっと速い時計が出てもおかしくないと思っていましたが…
それでも1:32.1は普通に速いですけどね。

そこで注目したいのは前半4ハロンのペースです。
1:32.1を出したミッキーグローリーとアヴェラーレの前半4ハロンを見たら46.5で通過しています。
これ、速いのか?と言われたらそうじゃないと言えるんです。では比較のために1:31.8を出した16年を見てみたら45.7という1秒弱ぐらい離れていることがわかります。ちなみにこれでもミドルペースぐらいですけどね。
タイム的には0.3の違いですが、後半で如何に速くなっているかわかるような内容になっています。
更にサトノアーサーの時は46.3、ロータスランドの時は46.6という時計が出ています。

本当のハイペースは44秒台で、それこそ1分31秒前半以上コースですよ。

では、今回のメンバーで考えてみると…
まあスローよりだと思います。
トゥードジボンぐらいしか逃げる馬がいないメンバーですし、後半の勝負になるでしょう。
ただし、必ずしも決め手勝負になるとは限りません。この後傾ラップには続きがあります。
後半4ハロンから仕掛けるか、3ハロンから仕掛けるかでまた違う結果になってきます。

当然4ハロンから仕掛ければ最後は持続力が問われますし、3ハロンならそれこそ決め手勝負になってきます。
過去の関屋記念では前残りも多いと思いますが、後傾ラップになりやすいこそ前に余力があり、前にいる馬の上がりが速くなる傾向があるということです。それこそ決め手がある馬が前にいたらそれを交わすには31秒台に匹敵するぐらいの上がりを出さなければいけません。
この時点で差し馬こそ末脚があってもあまり重要視したくないですし、決め手のある先行馬を中心視したいところではあります。

では、サトノアーサーやプリモシーンなどが勝てたのは何があったのか…ですね。
それこそ4ハロン勝負で持続力が問われていました。確かに後傾ラップ、それでも問われているのは持続力という傾向が強いレースです。

そうなると持続力がある差しは強いのかということになってきます。

トゥードジボンや全体がどこから仕掛けるのか、それ次第では結果も違ってくるということから実は難しい予想になってきます。

割と悩みましたが、このメンバーなら展開的に決め手勝負になると考えて、結論を出すことにします。
印は以下の通りに

堅い?波乱含み?

本命はジュンブロッサムです。
上がり馬でいきなりの相手が割とレベルが高いので不安要素ではあります。それでも持ち時計と時計が出る馬場でも差しきれる力があるという力があるという意味ではいきなり通用してきてもいいのかなと思っています。
去年の休み明けの夏から上がりは32.4、32.7、32.6というタイムを安定して出して来たこと、またその32.6という上がりが出た3走前のロードカナロアMではトゥードジボンが作るスローからの決め手勝負展開で勝てたという意味では今回もトゥードジボンが作る展開となるのであれば有利に働くはずです。そのトゥードジボンも京都金杯3着や米子ステークスを自らの展開で勝った実績があるので、比較的にオープンでも結果を残せる力があると考えられます。
思えばそのロードカナロアMは前半4ハロンが46.8というスローからラスト4ハロンは11.8-10.9-10.9-11.4という決め手勝負で勝っているところも印象が良いです。まあ、富士ステークスや京成杯OHとなれば嫌う要素ではありますが、今回の舞台がそもそもペースが速くなりにくい部分とトゥードジボンが逃げ想定ならスロー辺りで考えられるというところで評価が上向きになるということです。
状態は良いです。一息入りましたが、1週前にコース追いの単走で6ハロン81.1からの終いは強めで11.6-11.1という時計を出して、その走りはだいぶ軽くなっていましたし、グーンと伸びている印象が強かったです。その分水曜追い切りはだいぶ軽めでしたが、普段から無理をさせないという追い切りをしているので不安はありません。

対抗はトゥードジボンです。
先述した通りに展開の鍵を握る馬であり、スローで逃げさせてくれるのであれば決め手もあるので上位の可能性は十分にあります。いや、逃げさせてくれないと外れます()
米子ステークスは楽な展開と言われていますが、関屋記念も同じようなスローからの決め手勝負という部分が強いので有利に働くはずです。ロードカナロアMは先述したので省くとして、米子ステークスは46.6というスローから11.4-11.4-10.9-11.2という時計で快勝している部分があるので、万が一4ハロンから徐々に動き始める形となっても持続力があるので押しきりも狙えます。あとは新潟がどこまで時計がかかるかですね。あくまでもこのラップは馬場が速かったこともあって過信は禁物な部分は確かにあります。それでも2週続けて新潟は時計が出ますし、すぐに荒れるということはないので時計が出る馬場で結果を出してくると思います。
状態は悪くありません。1週前に併せで1勝クラスの古馬相手に0.5差を馬なりで追走して先着して82.6からの11.4で、リズムよく走っていました。ただもう一段階上がりそうな感じでしたし、あまり強気にはなれませんが走れる態勢は整ったと思えます。水曜追い切りは無理をせず軽めに追って脚の捌きは悪くありません。

三番手はプレサージュリフトです。
力的には上位のものがあると思いますけどね。一見地味に思えますが、もとは重賞勝馬で今でも上位に入っていますし、上がりも33秒前半は安定して出せるので決め手もあります。しかも前走後のコメントとして、スタートがかなり速くなったとコメントしていることから位置も取れるような競馬も可能になってきている意味ではスローからの決め手勝負なら先行抜け出しも考えられます。そこに何かをするルメール騎手ですからね。先週は不発でしたが、力上位のこの馬に乗るならアクションはあるはずです。
状態は良いです。1週前はジオグリフと併せて追走からの併入していますし、水曜追い切りは3頭併せの中から手応えよく並んでいました。むしろ押さえきれないところがあった意味では気合い乗りもだいぶ良いです。これなら並ばれてからも伸びる脚はあると思いますし、期待できます。

☆はメイショウシンタケです。
安定的な上がりを持っていますし、思っている以上に負けていません。いずれも展開的な負け方というところで恵まれない部分はありますが、前走の米子ステークスによる決め手勝負だったとはいえ32.8の上がり最速で5着に来ましたし、去年の京成杯OHも前が有利な展開かつソウルラッシュやウイングレイテストなど良いメンバー揃う中でも上がり最速で4着と力はしっかりとありますし、末脚の安定感はメンバーの中でもトップクラスのものがあります。
今回も恵まれないと難しいところはあるかもしれません。それでも元は決め手がだいぶ問われる舞台ですし、上がりの安定感から上位に入ってくるチャンスはあると思います。3枠がネックですけどね…
状態は良いです。水曜追い切りがメインで終い重点の内容でした。脚の回転が早くてスピード乗りが抜群に思え、安定感のある末脚に繋がる良い伸び方だったと思います。

あとは△として、サクラトゥジュールとアスクコンナモンダも安定的な決め手があり、押さえる必要性は高そうに思えます。デュオも米子ステークスのように位置を取って決め手を発揮するタイプなので要注意と思えます。

ディスペランツァも決め手はありますが、最内に加えてデムーロ騎手上手く捌けるか不安な部分があります。まあ、来たら諦めです。
ロジリオンはNHKマイルを見る限りだと最後は伸びを欠きそうな部分がありそうですし、パラレルヴィジョンは決め手勝負で上位に行けるタイプじゃないと思っています。

三連複フォーメーション
⑤⑥⑬⑮ー⑤⑥⑬⑮ー④⑤⑥⑫⑬⑭⑮
馬連ボックス
⑤⑥⑬⑮




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