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ポテンシャル高いメンバーが揃った新潟2歳ステークスを予想してみる

雨…雨…
本当に雨が多いです!
とはいえそこまで傘を使わないで済んでいる辺りまだラッキーなのかなと思っています。

新潟の天候情報なら曇りですが、雨が降る可能性もゼロではないという状況です。まあ、馬場に影響するような感じではありませんが…

さあ、新潟2歳ステークスです。
当然前走新馬戦が多く占めるレースでありますし、キーンランドカップの方が予想しやすいのでは?と思うかもしれません。
すいません、短距離は普段から見ていますが、予想に自身があるわけではないので…
じゃあ2歳戦得意なんですか!?となりますが、これで「はい!完璧です!」と言えたらそれは強いですよ。

2歳戦は実績のある馬を押さえていたら安心となります。まあ、そうでしょうね。未勝利戦は顕著にその差が出てきますし、1勝クラスは9月以降になってきますが、ここも実績が徐々に人気の要素になってきます。
「徐々に」となりますが、実績だけで見るなら今の時期はあまり意味がないのは周知の事実です。先述通り前走新馬戦や未勝利戦の勝馬がほとんどというメンバー構成になってきますし、この時期に既に2勝以上を上げた馬というのは6頭ぐらいでしょうか。
そうなると基準となるのがポテンシャルになってきます。
ポテンシャル…簡単に考えるのであれば新馬戦の勝ち方に印象があるということになってきますが、慎重に見れば着差とかは無いけど新馬戦にしてはだいぶ良い走りをしているということになってきます。
これが難しくて、本当に走るポテンシャルを持つ馬を前走新馬戦が多く占めるメンバーの中から探さないといけないので…
前走を見る上でポイントとしてはスタート、道中の走り方、スパートの反応と伸び方と1つのレースだけでも見るところは色々と出てきます。それ以外であれば追い切りの動きとレース後のコメントと判断する情報は割とあります。

ただ、このレースはありがたいことに良血馬や期待値が高かったりポテンシャルの高い馬が出てくれるので堅い決着になりやすいという傾向があります。確かに直近3年だけでも勝馬はG1馬が2頭と重賞2勝馬ですからね。勝馬でなくてもG1馬を普通に輩出しています。
とはいえ、札幌記念みたいに荒れることもありますし、去年は1人気で後に2歳女王となったアスコリピチェーノが勝ちましたが2着に10人気で単勝オッズが79倍もあったショウナンマヌエラが2着に入るというような荒れ方もゼロではありません。
思えばそのレースはシリウスコルトは12人気でしたし、ジューンテイクも9人気と本当にその時は評価が低かったです。各々5着と10着で馬券に絡んではいませんでしたが、今となれば重賞では上位の存在になっている馬達だけに、ここでこの先の評価ができないという面でレースとしての面白さがあります。
それほど良い馬が揃っているということも確かで、出世レースと言われたら頷けるところもあります。

今回のメンバーをパッと見て、想定人気通りの決着になってもおかしくありません。むしろ最初はそう思ってしまいます。
ただ、追い切りや前走の内容とレース後のコメントを見てみたら地味でも狙ってみたいという馬がいました。
ただ、あくまでも前走新馬戦を見ただけの評価となるので予想noteとしては内容が薄いかもしれません。まあ、先週の札幌記念も薄かったと思いますが…笑


では、予想は以下の通りに

今だからこその素質か、本物の素質か

本命はシンフォーエバーです。
新馬戦を中山から中継で見ていましたが、パドックからこの馬の迫力が凄くて…
追い切りもダートの新馬戦を楽勝したシンビリーブ相手に手応え良く併せていたこともあってこれは投資の意味も含めて新馬戦の三連単とシンフォーエバーの応援馬券を買って応援していました。
結果は三連単的中、それよりもシンフォーエバーは血統的にダートに行くだろうと思っていますが、スピード乗りが抜群でしたし、直線は残り400から200の間を軽く追っただけで離して楽勝で、ラップタイムも11.6-10.7-11.0で上がり33.3と時計が出る馬場とはいえかなり速いラップを刻んでいました。この馬自身が逃げてラップを刻んでいましたし、数字が形として出た内容でもあったので尚更印象が良いです。しかも逃げたのは気性的なところはありますが、スピードの違いというところもありましたし、メンバーレベルが上がる今回ならどのようなレースをするのか楽しみな部分があります。
今回は前に行く馬はいませんし、もし行くのであれば楽に先手を取れる可能性はあります。そうなれば新馬戦の上がりからこの馬を交わすのは容易ではありません。ただ、これは2歳戦ですし新馬戦の内容からも気性が強い部分があるのでしっかりと押さえることができるのか不安な部分はあります。それでも気性の荒い馬の教育がしっかりとできる岩田騎手が乗るのであればテン乗りになりますがしっかりと走らせることができると思っています。
状態は良いです。新馬戦の良さをキープできていますし、木曜の坂路併せでは序盤スピード乗りが良すぎるところがありましたが、しっかりと押さえて走らせることができていました。まあ、少し怖かったですが…笑
50.2だけどラスト1ハロンが13.4なのはその部分であり、合間に序盤からスピードが乗ってしまった分の11.6を刻んでいましたからね。坂路4ハロンのラップとしては13.1-11.6-12.1-13.4で全体的にも速かったです。でも追っていませんし、むしろ押さえて走らせていたことからコメント通りパワーとスピードは相当なものがあると思います。

対抗はジョリーレーヌです。
この馬も良いポテンシャルがあると思います。新馬戦はドスローからラスト2ハロン勝負でしたが、その2ハロンの中で進路を外に回しながら強めに追うだけでしっかりと反応してラスト10.9の流れを差しきることができた内容はだいぶ強かったと思います。先頭のナクライトは後続を離し始めていましたし、2ハロン勝負の後ろとなれば普通は難しいです。
そうなると時計は地味でも他のメンバーよりはもっと時計を出せる余地が残っていますし、上がりの脚があるメンバーは揃ってもそれを凌ぐ強さがあってもおかしくありません。ただ、この新馬戦はドスローだったことやすんなりと外に回せていたところを踏まえると今回はスローになりやすいメンバーで最内ですし、進路が開くか上手く外に回さない限り怖い部分があります。それでもポテンシャルはだいぶ上だと思っています。
状態は良いです。1週前追いきりは3頭併せで、強めに先行する3歳未勝利の馬を馬なりで0.8追走して0.1先着しましたが、その伸び方はまだ余裕がありましたし、その軽さとスピードは非凡なものがあると思います。また水曜追い切りも3頭併せの中を馬なりで両隣の併走馬を楽に煽って先着していました。これだけ良い動きができるのであれば楽しみしかありません。

三番手はケイテンアイジンです。
悩みました。時計が足りないかなとか思いますが、本質は1200じゃなさそうで?
それにしてもひまわり賞は圧倒的な上がりで勝ちましたし、普通に走ったら意外とヒケを取らないのでは?という部分はあると思います。メンバーもエイヨーアメジストが良い時計を出して強い競馬ができたように上位は割とレベルは悪くないと思います。出遅れたのは隣の馬がうるさかったことが影響した意味でも今回のメンバーならまだマシな感じもしますし、ここは無難に発馬は出ると思います。
そうなると今回はある程度位置を取れて先行を見ながら走れると思うので、あの上がりが本当に良いものであれば勝ち負けになってもおかしくありません。そこは走ってみないとわかりません。
でもコートアリシアンやスターウェーブもいますが、なぜケイテンアイジンを選んだのかというところですが、状態が思っていた以上に良いからです。
水曜追い切りの情報として、ハイラブハンター(古馬2勝)一杯の内0.2秒強め追走1.7秒先着となりますが、普通に考えたらだいぶ良い内容になってきます。なので映像が出るまでどのような走りだったのか気になっていましたし、実際に映像を見ると強めというより促しの馬なりでしたし、併せたハイラブハンターを楽に離していた内容から持っているポテンシャルがワンチャン勝ち負けあるのでは?思わせてくれるほど良い内容でした。1週前も1勝クラスの古馬を0.6差でしっかりと追って先着していますし、完成度が一追いしてだいぶ高くなったと思います。

☆はキタノクニカラです。
人気無し!そりゃそうか。
前走は福島芝1200の新馬戦で時計は地味、今回のメンバー相手を考えると足りないのでは?と思うかもしれません。普通はそう思うのが正解です。
ただ、キタノクニカラは1200の馬じゃないという杉原騎手のコメント通りに前走の新馬戦はスタートをしっかりと出たらずっと促していましたからね。ミドルペースでしたし、それにしても比較的早いペースだったので、1200の馬でなければ新馬戦ということもあって戸惑うところはあったでしょう。それでもその促したままスパートに入って、更に強めに追うとしっかりと伸びていましたし、道中促していれば一杯に追うのかなと思っていたらなんとノーステッキでした。これでしっかりと勝ちきるというところはスピードと操縦性の良さというポテンシャルがあるということですし、実際に杉原騎手もその素質の良さに惚れ込んでいます。
何せよこの馬は新潟2歳ステークスを含めた重賞2賞のキタウイングの全妹であり、姉と同じような重賞級のスピードを持っていることも期待できますし、杉原騎手や助手によれば当時のキタウイングよりもバネや完成度が高いそうです。
そうなると新馬戦を見ればスピードの持続力あると思いますが、距離が延びて余裕が出てくると仕掛ければグッと伸びる瞬発力もあるという可能性が出てきます。
状態は良いです。水曜追い切りで古馬2勝クラスのルーラーリッチ相手に馬なりでしっかりと追い付いてから楽に抜け出そうとしていましたし、スピード乗りと反応共に抜群です。他のメンバーも良い動きをする中でもこの馬もヒケを取らないほど完成度は高く、むしろこの併せで重賞はしっかりとやれると思います。それほど思った以上に完成度は高いと思います。杉原騎手もその手応えに対して強気になっています。

あとは良い素質のコートアリシアンですが、スタートの遅れがあったとはいえ楽勝し、ここでも上位の存在になりそうなのは確かです。とはいえ、ステッキを使ってだいぶ追っていましたし、コートアリシアンみたいに楽勝できるほどしっかりと伸びる馬が揃っているのであれば積極的に狙ってみたいかと言われたら何とも言えない部分があると思います。それでも追い切りは良い動きでしたけどね。

スターウェーブも馬群をこじ開けて伸びるという三浦騎手のコメント通りにまさに古馬みたいな競馬でした。確かに良い内容ですが果たしてそれで再度差せるようなレースが可能かと言われたら少し微妙な部分がありますし、伸び方もインパクトが欠けていると思います。押さえまでかなと…?

操縦性の良さでプロクレイアも面白いと思いますが、やはり伸び方は一つ足り無さは感じます。一応現地で観ていましたし、タイトルの写真はその時撮った新馬戦の写真なので頑張ってほしいです。

買い目
三連単フォーメーション
①④→①④⑦⑪→①③④⑥⑦⑩⑪
馬連ボックス
①④⑦⑪

今回は強気に三連単で攻めてみます。
これが当たったらでかい!

追加
馬連流し
③ー①④⑦⑪

スターウェーブがかなり良く見えたので久々に追加します

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