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特に傾向はない?小倉開催の中京記念を予想してみた

うーん、最近嫌な外し方をします笑
先週の函館記念なんてまさに裏目…
思っていた事と真逆の事が起きましたからね。これに関しては有料予想家達も当たっていたなかったようで…?

じゃあ気を取り直して中京記念!ですが…
まあ傾向がない。それどころか4週連続のハンデ重賞の中で一番ハンデ戦らしい斤量になっているのは面白いです。最低は50、トップハンデは59とその差は9キロもありますからね。

まて、傾向無いなら実力馬とハンデを加味して予想すればいいのか?となってきますが…
うーん、この舞台って坂が無く、4つコーナーの1800のレースということで求められているのは2000よりのスタミナよりマイル向けのスピード、とはいえ1800も走れる馬でなければマイル実績があっても来ませんからね。

そうなると単純な距離延長と短縮はプラスになってこない可能性は割とあったりして、気がつけば「そういえばこいつは本質的に1800」というタイプが上位を占める可能性が出てくると思います。

さて、それを左右させるのが展開となりますが、小倉開催の中京記念は直近の2年がスローからの後半勝負なんですよね。
決め手、スピード、持続力の総合力が求められるまさに難しい展開になっていましたが、今年は敢えて真逆の可能性が出てくることを考えておきます。

個人的に想定している展開は…
序盤の位置取り争いが自然と出てきて、セルバーグが逃げるも実績的に前に居ておきたい馬達が番手、もしくはセルバーグの隣を狙ってくる可能性があります。そうなると自然とペースアップし、気がつかば1000の通過は58前後になり、一気に持続力勝負が確定してしまう展開になります。しかもあくまでもセルバーグの後ろがプレッシャーをかけているだけのこともあって馬群自体はそこまで広がらず、スパートは3,4コーナー中間辺りからジワジワと始まって行きます。馬群が広がらないのであれば焦らないで構えたコンビが最後に捕える可能性も出てきますし、むしろ後ろの争いになってセルバーグが残る可能性もゼロではありません。むしろセルバーグはハイペースを望むタイプであったりします。
えっ、自らハイペースもあり得るのか?ということですが、あり得ますよね。それで後続がどれだけ油断するのか楽しみですよ。

実は傾向が無くても展開次第でかなり面白いのが小倉開催の中京記念です。
そういう小倉開催の中京記念は割と荒れないイメージが出てきますが、前回はそれなりに荒れた事からここも荒れたら楽しいなと思いながら予想した結果として、印は以下の通りに…


実は隠れた巧者

本命はセルバーグにしました。
小回りであれば高い実績を持っています。もっと正確に言えば直線が長い東京や京都以外であればしっかりと粘れるタイプです。まあ、上の舞台に駒を進めるためには克服してほしいところですが…
とはいえやはり走りますよね。去年の中京記念だけでなく今年の小倉大賞典も自らペースを握って3着に入っていますし、その時の斤量は57と今回と同条件ですし、去年の中京記念を勝った時は55で斤量が増えたところから勝負という舞台で走れているのであれば不安はありません。
今年も去年同様にワンペースとなる可能性はありますし、むしろ人気勢は先行から差しまで揃っているのでマークの幅が広がりますし、その間に単騎で得意なハイペースに持ち込んで粘れる可能性があるなら馬券圏内は堅いと思います。また鈴木調教師も1800なら逃げれるということで積極的に前に行くことはわかっていますし、それに対抗しようとする陣営は少ないはずです。そうなるとやはりワンペースになってこの馬の得意な展開に持ち込める可能性があるのです。和田竜二騎手も一度はコンビを組んだことがあるということで、この馬の強みを活かすならしっかりと先行してくれるところも魅力になってくると思います。
状態は良いです。1週前に単走でしっかりと追っていましたが、ピッチ走法として脚の捌き方が良く、グイッと走れている部分では気合い乗りも感じます。また水曜の坂路追い切りも軽く促すだけで力強さが1週前よりも増した状態でしっかりと走っていましたし、タイムも53.8-12.1ならだいぶ上々です。
3番に入ったのであれば前に行くしかありませんし、むしろ1コーナーまでがそこまで遠くないことも踏まえたら内に入れたのはプラスに思えます。

対抗はロングランです。
この馬に関しては1800巧者で、メンバー問わずに結果を出してきているところは魅力に思えます。小倉大賞典も上がり最速でエピファニーの2着、ディセンバーステークスも相手はコスタボニータ、前走の福島民報杯もリフレーミング相手とはいえ展開的に難しいところがありながらしっかりと脚を使ってきている辺り、このメンバーでもその安定感は出せると思っています。勝ち鞍が1800であり、芝ダート問わずに結果を出している辺り小倉大賞典と同じく結果は出せるはずです。
しかもセルバーグが作るハイペースならタイミングよく捲れば勝ち負けもありますし、その点で考えれば8枠に入れたのもプラスです。
状態は良いと思っています。えっ、「思っています」?今年走ってきたレースの追い切り映像無いんですよねぇ…
とはいえ今年に入ってからコース追いでは6ハロン83秒台を安定して出している辺りでだいぶ時計も出して、走りも更に力強さが増してきているのではないかと思います。時計を見る限り1週前と2週前でしっかりと時計を出しているので今週は小倉の芝コースで抑えめですし、キープできていれば勝負になります。

三番手はボーデンです。
ピコチャンブラック強かったですね…
その馬と併せていたのがこのボーデンです。まあ、以前よりも落ち着きが出てきていて去勢効果はあると思います。それが前走の良い結果だったと思いますし、時計も馬場の影響があったとはいえ1.31.8という速い時計を出してきました。ペースが上手く上がった際に上手く差してくるところがあるので、この馬もロングラン同様にセルバーグが作るハイペースにハマるならいきなりやってきてもおかしくありません。本来はそれほど爆発力はありますし、前走で時計を出せたならここでもしっかりと対応してくるはずです。
状態は悪くありません。一息入りましたが、落ち着きが出てきた走りからしっかりと伸びることができていますし、水曜は単走で軽めもリズム良く走っているので力は出せるはずです。

☆はニホンピロキーフです。
この馬も小倉巧者であり、前々走のマイラーズカップでマイルのスピードも対応できると証明されました。56.5というハンデは割と魅力じゃないですか?
まあ、前走は…力んでいたということでスタミナ切れということであれば怖い部分が出てきます。
ただ、この馬もセルバーグの恩恵を受けそうな一頭と考えています。速い時計が出る舞台の適性はマイラーズカップで十分として、ペースが流れるなら力みも上手く解消してくると思いますし、それこそ外から弾けるようであれば勝ち負けです。
状態は良い意味でキープしていますし、1週前と水曜追い切りではいずれも比較的軽めに調整していましたが、素軽い走りから状態は上手くキープしていると思います。

あとは内に入って上手く捌けるか注目のアルナシーム、カテドラルもこのコースは走りますし、ハイペースの恩恵を上手く使うなら再びダークホースとしてやってくる可能性があります。
またエピファニーはハンデ増えましたが、流れに乗れたら上位はあると思いますけどね。力通りに走れるか注目です。
エルトンバローズも59ですが、状態は間違いなく前走よりも上ですし、二枚腰の強みを再び発揮するなら上位に入ってきてもおかしくありません。

買い目
三連複1頭軸
③ー②⑤⑥⑦⑨⑬⑭
馬連ボックス
③⑨⑬⑭

うーん、当たりそう?


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