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大混戦!ピンかパーの舞台高松宮記念を予想してみる

さあ、春がやってきました!寒いですけど…
ここから春のG1が始まっていくとなれば予想も尚更忙しくなっていくところです💦
繁忙期終えたのに何か休めない笑
そしてウマ娘5thライブ大阪公演にも行っているので結構バタバタ笑

で、高松宮記念は難しい…
まずペースすら読めません。一応ハナ宣言しているらしいのがテイエムスパーダ、そして先頭を取るだろうと示唆しているのが香港から参戦のビクターザウィナーという時点で読めません。
えっ、お互いにハナを主張したいならハイペースではないの?という感じですが、まず完璧レベルでスタートが良いのはビクターザウィナーです。前走のセンテナリースプリントカップ、前々走の香港スプリントは本当にスタートが速いです。既に1~2馬身抜けているようなスピードは日本のテンが速いスプリンターのジャスパークローネがしっかりと追わないとハナを取れない程本当に速く、この舞台でそのスピードを発揮してくれたらハナは間違いなく取れそうです。その一方でテイエムスパーダはスタート五分ですし、テンのスピードが速いわけでもありません。前走に関しては出ムチを入れてまで先頭を取りましたからね。なのでビクターザウィナー相手にすんなりハナを取れるとは思っていません。本当に無理矢理取りに行くと思っています。

そして、その2頭の番手はルガル、ウインカーネリアンが取りそうかなと思っています。ルガルはメンバーの中でもスタートが良い馬ですし、ウインカーネリアンは短距離参戦になりますが、東京新聞杯などのレースからテン自体は速い馬です。モズメイメイはスタートは速そうでもテン自体が速い馬ではないので…どこまでやれるのか。
ルガル、ウインカーネリアン自体はそこまで積極的ではないと思っていますし、先頭を脅かすような序盤から攻めていく展開にはならないと思っています。モズメイメイがそれなりに押しそうでもさすがにハナに迫るような勢い自体は持っていないはずです。テイエムスパーダ同様に出ムチを入れたらわかりませんが…

そうなってくるとハイペースか?
たぶんビクターザウィナーのリョン騎手はハイペース自体は望まないはずです。むしろテイエムスパーダ辺りがハナを無理矢理取りに来たらその番手にスッと収まる感じに走りそうです。もしくはあまりにもテンのスピードが違いすぎてハナを取りに行くことを諦めるのであればそこからはビクターザウィナーの世界ですよね。早めのミドル、前半の3ハロンを推定33の後半から34前半辺りに押さえて、あとはスピードの持続力を直線で発揮できたらそれこそチェックメイト。そんな展開結構想定できる。これこそ日本と香港の短距離層の違いを物語る可能性が出てきます。

でも読めないというのは、他の馬達がどのような位置を取って、どこから伸びてくるかということです。まだ先団はここまで想定できてもペースや位置取りでビクターザウィナー展開を覆す可能性は十分残っています。

例えばメイケイエール。本当に読めない。
前に行くのかな。ラストランだからこそ思いきったレースを展開してもおかしくありません。個人的には前に行ってもルガルやウインカーネリアンを見る形につけるだろうとは思っていますが、はっきり言ってそんなレースで結果を残しているのであれば既に出しています。
スプリンターズステークスはそれで伸びを欠いていますし、セントウルステークスを快勝した時のような単騎で行きたい部分も欲しいはずです。そうなると欲しいのは先頭かビクターザウィナーの後ろ、たぶん前はバラバラになる可能性もあるためにその位置は取ってきそうです。
もし、その位置を本当に取るのであれば先述したペースもガラリ一変、33前半から後半というペースアップ、そして前が潰れるというある意味お決まり展開になってもおかしくありません。でもそれは簡単に想定できるわけがなく、結局結論を出す時はピンかパーというリスクを選ぶことに…

いやいや、いつも結論出す時はピンかパーでしょ。今までの予想全部それですよ。両方の結論を取ることはしていません。
そうであれば結論は以下の通りになってきそうです。

個人的には良い

本命はビクターザウィナーです。
良いところに入りましたね。コースはたぶんコメント通りに問題ないでしょう。力もありますからね。それにしても本当に良い枠に入りました。陣営は内が良いとは言っていましたが、確かに持ち前のロケットスタートが発揮されるなら内も良いとはいえ、真ん中ぐらいのところから内を締めに行くという先方もありだと思っていたので個人的には歓迎です。しかも4枠にテイエムスパーダが入ったことでハナを取りたい馬を締めることもできますし、ルガルが3枠に入ったことでスタートの良さを活かせればビクターザウィナーの番手につけることも可能ですし、まさにチェックメイト。7枠からテンが速いウインカーネリアンもいることで更にプレッシャーをかけることができるのでペースは想定より上がらないと思っています。
もし、テイエムスパーダが3番手内辺りで落ち着くのであればペース自体は34前半ぐらいになるとは思いますし、そうなればビクターザウィナーの短距離王国香港で強く発揮されるスピードの持続力を活かせば快勝してもおかしくありません。本当に渋いと思います。前走のセンテナリースプリントカップはむしろ突き離しましたからね。これだけ強いなら日本でも勝てるはずです。
状態はかなり良さそうです。香港にいた時よりも調子が良いというコメント通りに芝コースの追いきりでは軽く促して躍動感十分の加速で直線を駆け抜けて行きました。左回り、坂のあるコースという香港にはない部分をどう乗り越えるかという不安を払拭させるような適応力はあると思いましたし、陣営は終始自信持って調整しているだけに私も期待してみたいところです。

対抗はウインカーネリアンです。
今の短距離層は薄いですからね。持ち前のテンのスピードと持続力を活かせばこの馬にもチャンスはあると思っています。特に前走からブリンカーを着用して挑んでいますが、本当に行きっぷりが変わりました。その結果として更なるテンのスピードアップや直線に入ってからの粘りも変わりましたし、東京新聞杯を使ってここに挑むという臨戦過程、間隔的にだいぶ上昇してきているのではないかと思っています。それで7枠なら序盤から揉まれる不安はありませんし、むしろビクターザウィナーやルガル辺りを見ながら動ける辺りでは初めての1200でも流れに乗りやすいと思っています。むしろビクターザウィナーが行くという展開を考えているからにはむしろ忙しすぎないペースで運べる可能性があるだけに面白いですし、マイルで走っていた頃の1400までの通過を考えれば短距離はむしろ合ってもおかしくありません。ここで三浦騎手の初中央G1勝利も?
状態はかなり良いです。三浦騎手の前走より更に良いというコメントにある通り、動きが更に躍動感上がりましたね。当然前走同様にブリンカーを付けて追いきりを行っていますが、その時は海外帰り初戦ということもあってまだ良くなる余地はあると思っていました。それでも動きが良かっただけに今回の更なる上昇はメンバートップの良さを感じます。むしろここで結果を残さないと割りとキツいのでは?

三番手はソーダズリングです。
たぶん短距離走りますよ。前走見ていたら本当に強かった。武豊騎手のエスコートの上手さも際立ちますが、ナムラクレアに交わされずに食い下がって勝ったという内容は本当に評価できます。しかも勢いが良かったのはナムラクレアですからね。そこに勝てるなら今回は1200とはいえ求められる力的に1400以上の要素もあるだけに面白いはずです。
今回は4枠ですが、内過ぎず、しかも前に行きたい馬が周辺に固まっているだけに序盤の位置は取りやすく、競馬はしやすいはずです。そうなれば4コーナー辺りから外目に進出して伸びてくる余地は十分にありますし、カレンチャン以来の牝馬制覇は内に入ったナムラクレアよりソーダズリングに軍配が上がると思っています。
この馬も本当に状態は良いです。坂路で50.9-11.7って何これ。しかも徐々に軽く促してからの加速力は本当に良いです。これなら高松宮記念だけでなく他でもタイトル取れるのでは?と思わせてくれるほど本当に良い加速をしています。むしろこれで走らない理由となれば前詰まり以外考えられないかもしれません笑

☆はルガルです。
この馬に関しては当初から微妙な位置付けでした。本当に強いのかわからなかったからです。ただ、シルクロードステークスの好スタートからしっかりと番手を確保できたのはかなりの収穫だったと思っています。というのも西村騎手に変わってから先行策に出ましたし、今回も継続騎乗として先行していくと思っています。展開面での予想から何度もルガルも前に行くことについては述べていますし、それこそビクターザウィナーの後ろに入れたらチャンスは大きいはずです。シルクロードステークスの時は唯一前で残った馬だけに先行したら本当に面白いはずですけどね。
それでも完全に軸にできるかと言われたら微妙な部分はあります。控えて末脚勝負となればトウシンマカオの方が軍配上がりますし、西村騎手の作戦次第なところはありますが、あれだけの好スタートを切ったのはわけがあるはずで、そこに期待してみます。
状態はかなり良いです。今回も直前は坂路メインにしっかりと追って、1週前も併せで突き離してしっかりと先着しました。時計も前走より大きく詰めてきているので、本当に状態は良いです。まあ、調教自体は走る馬なので過信できない部分はありますが、やはり魅力に思えます。

押さえとして…
ナムラクレアは追いきりが…善戦しますけどね。さすがに崩れそうな予感はするので押さえまで。
このメンバーならワンチャンでシャンパンカラーもありだと思っています。今回の追いきりは良かったですし、NHKマイルカップかそれ以上ぐらいに調子は上がっているはずです。前走も度外視できますし、重馬場で流れに乗れたら一発も?
ロータスランドもメイケイエール同様にラストランで、常に安定して上がりはありますし、仕掛け次第では大駆けあってもおかしくありません。状態も本当に良いです。
ウインマーベルは重馬場に外枠…状態は間違いなく上がっていて本当は積極的に狙いたい馬だけに…うーん、押さえまで。

重馬場でビクターザウィナーのペースならトウシンマカオはむしろ厳しい感じがします。前がミドルで余力勝負になりそうな展開でどこまで伸びてくるのか。
メイケイエールは…調子も読めないし、無事に走ってくれるだけでいい。
ママコチャも同様に重馬場キツそう。良馬場なら普通に候補でしたよ。

買い目
三連複フォーメーション
⑥⑧⑩⑬ー⑥⑧⑩⑬ー③⑥⑧⑩⑫⑬⑯
馬連ボックス
⑥⑧⑩⑬

買い方はいつも通りの馬連ボックスと手広く三連複フォーメーションで

ビクターザウィナーの単勝もありかなぁ

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