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【全頭診断】G1 2023 ホープフルS 出走馬全頭診断/他

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『2023年勝負レース』の推奨理由は
以下の記事から確認いただけます☀️

【スプリンターズS】
・1週前予想:◎マッドクール
🥈
・本予想:◎ママコチャ
🥇

【秋華賞】
・1週前予想:◎リバティアイランド
🥇
・本予想:◎リバティアイランド
🥇

【菊花賞】
・1週前予想:◎ファントムシーフ

・本予想:◎ソールオリエンス
🥉

【天皇賞秋】
・1週前予想:◎スターズオンアース(回避)
・本予想:◎ガイアフォース


【エリザベス女王杯】
・1週前予想:◎ブレイディヴェーグ
🥇
・本予想:◎ブレイディヴェーグ
🥇

【マイルチャンピオンシップ】
・1週前予想:◎ソウルラッシュ
🥈
・本予想:◎ソウルラッシュ
🥈

【ジャパンカップ】
・1週前予想:◎リバティアイランド
🥈
・本予想:◎イクイノックス
🥇

【チャンピオンズカップ】
・1週前予想:◎クラウンプライド

・本予想:◎セラフィックコール

・本予想:〇ウィルソンテソーロ(12番人気)
🥈😢

【阪神ジュベナイルフィリーズ】
・1週前予想:◎ボンドガール(回避)
・本予想:◎キャットファイト

・本予想:◯アスコリピチェーノ
🥈😢

【朝日杯フューチュリティステークス】
・1週前予想:◎ダノンマッキンリー

・本予想:◎ダノンマッキンリー

【有馬記念】
・1週前予想:◎ライラック

・本予想:◎ライラック


【ホープフルステークス】
・1週前予想:本記事の最後に!
・本予想:noteかtwitterに出します!

秋G1は週初めに記事を出せるように頑張ります‼️

2023 ホープフルステークス 全頭診断

■ シンエンペラー(想定1番人気)

【新馬戦】
1,2番手が最下位ワンツーの展開を3番手前受けして押し切り完勝。レースラップがラスト4F 12.4-11.9-11.1-11.0の加速ラップですからレース内容としては優秀。
また走破タイム1.48.1は、翌週の3歳以上1勝クラス同条件で2着馬が同タイムですから走破タイム自体も評価できる内容となりますので、この新馬戦を3馬身差完勝したシンエンペラーは評価していい内容でしょう。

【京都2歳ステークス】
前走と打って変わって後方待機の競馬。レースラップがラスト4F 12.0-11.9-11.9-12.1と大きく減速しない持続力戦のタフな内容。走破タイム1.59.8は、翌日の3歳以上1勝クラス同条件で1着馬が2.00.9と、シンエンペラーの走破タイムが1秒以上も早い内容。ちなみにこの2.00.9で1勝クラスを勝利した馬はその後すぐの2勝クラスも突破してしまいましたから、シンエンペラーの評価も相対的に上げていい内容でしょう。

ここまで2戦を振り返りましたがどちらもレース内容が濃く、その中で評価できる内容のレースを披露していましたから当然GⅠの舞台でも有力視は当然でしょう。前走の着差がクビ差と僅かではありますが、2,3着馬が4角2,4番手の前受け馬だったことを考えるとよく差し切ったと評価していい内容と思いますから、未だ底を見せておらず当然ここも中心。

■ ゴンバデカーブース(想定2番人気)

【新馬戦】
道中先頭からそのまま押し切って1着。レースラップがラスト3F 11.5-11.4-11.8と特別強調する内容ではありませんが、走破タイム1.34.8を比較してみますと、翌日の3歳以上1勝クラス同条件で1着馬が1.34.9ですからゴンバデカーブースはこれより上ですし、さらに上級条件では翌日の3歳以上3勝クラスの4着馬が1.34.9ですから、ゴンバデカーブースの走破タイムをそのまま当てはめると、新馬戦の内容で古馬3勝クラスの3着に食い込めるという破格の内容。この新馬戦は、2,3,4,5,10,12着が勝ち上がるレースレベルがこれを裏付けていますから、新馬戦の内容からゴンバデカーブースを評価していい内容でしょう。

☑️新馬×東京芝1600×1.35.0未満

-1.33.6 グランアレグリア:GⅠ馬
-1.33.9 ダノンファンタジー:GⅠ馬
-1.34.5 ボルケーノ:2歳
-1.34.6 ボンドガール:2歳
-1.34.7 チェルヴィニア:2歳
-1.34.8 ゴンバデカーブース:2歳🔥
-1.34.8 ステルヴィオ:GⅠ馬

【サウジアラビアRC】
ボンドガール、シュトラウスが揃う好レベルメンバー戦。ボンドガールやシュトラウスが強い馬であるという根拠はオッズだけではなくて、しっかり阪神JFや朝日杯FS全頭診断でも根拠を付けて解説していますので興味がある方はご参照いただければと思います。
さてレース内容ですが、ラスト3F 11.7-11.2-11.3と瞬発戦のレース内容でゴンバデカーブースは道中最後方から早め抜け出たボンドガールとシュトラウスを捉えきる内容で1着。走破タイム1.33.4は、同開催の3歳以上1勝クラス同条件で1着馬が1.33.2、3着馬が1.33.4でしたからレースレベルとしても低くはないという評価でOKでしょう。問題は2強のボンドガールとシュトラウスがともに道中掛かりまくっていましたので、これらに勝ったからそのまま能力も上とは素直に評価できない可能性があるということ。

ここまでゴンバデカーブースの戦績を振り返ってみましたが、新馬戦は優秀、サウジアラビアRCは2強が不本意とはいえしっかり差し切って着差を付けて完勝したのは素直に評価していい内容と思います。
それよりもポイントは2戦とも東京競馬場でしたので、今回は左回り→右回り変わり、それと大箱→小箱変わり、と舞台設定は今までとは真逆ですからここの適性判断のほうが今回は重要なのかなと思います。陣営もここを意識して調教してくると思いますので要注目かなと。

■ レガレイラ(想定3番人気)

【新馬戦】
4角1,3番手が2,3着を5番手から差し切り勝ちの内容。ラスト3F 12.0-11.4-11.5とラスト2ハロンからの瞬発戦のレース内容で、瞬発戦が向かずに惜しくも2着だったセットアップは次走未勝利戦→GⅢ札幌2歳Sと重賞制覇まで上り詰めた馬ですから、これをしっかり差し切ったのは評価していい内容。走破タイム1.49.8を比較してみますと、前日の3歳未勝利戦が1.48.9とレガレイラのほうが0.9秒遅いタイムで評価を上げれる走破タイムではないことが分かります。

【アイビーステークス】
4角1,2番手がそのまま2,1着を3番手から3着という内容。ラスト4F 12.0-11.2.-10.9-11.0とラスト3ハロンの瞬発戦で、2番手の馬が上り最速32.7を使えるレース内容でしたから3番手から着差を逆転することは不可能なレース内容と言える意味では、上位3頭の中では一番不利なレース展開と判断しています。3着のレガレイラも上がり32.7を使えていますが、1着馬は馬体重+20kgでこの内容ですからこのレースで1番評価したいのは1着馬という結論になります。

ここまでレガレイラの戦績を振り返ってみましたが、アイビーステークスは一応3着の言い訳は可能ではありますが、だからと言って一番評価したい内容ではありませんでしたので、この馬の評価を大きく上げれるレースが今のところないというのが現状。想定3番人気のレガレイラまでが赤オッズ想定のようですが、正直上位2強とは推奨できる根拠が乏しく、ここは人気通り上位の中では3番手評価でいいのかなと思います。

ただし、新馬戦で見せたような瞬発力が問われる瞬発戦優位なレース内容なら話は別。決して弱い馬という認定をしたわけではなくて、あくまで中山2000m内回り戦なら上位2頭と比較して加点材料が乏しいと判断していますので、王道クラシック戦線に成長して載せてくれば当然主役級。

■ ヴェロキラプトル(想定4番人気)

【新馬戦】
4角1,2,3番手がそのまま1,2,3着の前残りレース内容。ラスト4F 12.1-11.2-10.9-11.7と超スロー瞬発戦のラップ構成に見えますが、道中12.9-12.7という当時の馬場を考慮すれば凄まじい中緩みでしたから結局前が残ってしまうというレース内容でした。走破タイム1.49.3は同開催と比較しても評価できるタイムではありませんし、展開の恩恵を受けてそのまま構想という内容でした。

【野路菊ステークス】
ラスト3F 11.2-11.5-12.5の減速ラップで最後に逃げ馬を捉えて1着という内容。ラスト1ハロンで一気に減速していますから逃げ馬を捉えやすいレース展開でしたので逃げ馬を差し切ったからと言って評価はできない内容。走破タイム1.46.0は、ちょうど1レース前に同条件・3歳以上1勝クラス1着馬が1.44.8でしたし、前週にローズSでレコードタイムが出る超高速馬場であることを踏まえると評価できる走破タイムではないかなと。

ここまでヴェロキラプトルのレース内容を振り返ってみましたが、2連勝の中身は平凡で特別高評価を与えていいようなレースはありませんでした。新馬戦は逃げ切り、野路菊ステークスは好位差しと競馬の自在性があることは経験値が重要な2歳戦では優位ですが、それまでの評価。後は『好走し続けているうちは買い』の母父ジャイアンツコーズウェイでどこまで。

■ センチュリボンド(想定5番人気)

【新馬戦】
4角で前にいた3頭でそのままワンツースリーの結果。ラスト4F 12.2-12.2-12.1-12.2の持続戦でしたので稍重の馬場を考慮しても瞬発力優位の馬は圏内にこることができないレース内容で、適性真逆だった4着馬が次走の良馬場変わりで上り最速1着がこの裏付けになるかなと。走破タイム2.08.3はかなり遅く見えますがタフな稍重でしたのでそれを踏まえると標準的。

【未勝利戦】
4角1,2番手がそのまま1,2着のレース内容。このレースで展開が向かなかった4着のタガノデュードがその後に朝日杯FSで5着の結果ですから展開向いたセンチュリボンドは特別評価に値するレース内容ではありません。

【黄菊賞】
4角1,2,3番手が1,3,4着の前有利なレース内容。センチュリボンドは道中2番手からトラックバイアスの恩恵を受けて1着という内容で、ラスト11.6-11.7-12.1の減速ラップを後続の強襲をしのいで1着ですからある程度は評価していい内容。2着馬が道中6番手から上り最速34.8(※上り2位は35.4)というメンバー抜けた上りを使って惜しい競馬でしたから、次走買いたい馬はどちらかというとこの2着馬の方なのかなというレース内容。

ここまでセンチュリボンドのレース内容を振り返ってみましたが、3戦連続で前が恵まれるレース内容でしたから特別評価できる内容はありませんでした。前走の黄菊賞はラスト3F減速ラップを凌いでいますが、レース展開が不向きだった2着の追い込み馬のほうが評価したい内容でしたので、相手強化でどこまで。

■ ミスタージーティー(想定6番人気)

【新馬戦】
4角1,2,3,4番手が2,3,4,5着の中、大外強襲でミスタージーティーが1着の内容。ラスト4F 11.7-11.7-11.2-11.5と特に差しが届きやすい直線勝負ではなかったですし、道中13.0-12.9-12.8という緩いラップを踏まえても明らかに前有利のレース内容と判断していいでしょうから、トラックバイアス逆行の中で1着は評価していいでしょう。3~4角から鞍上がかなり強めに追い出しているように反応が鈍く直線も粗削りな内容ではありましたが差し切りは素直に評価していいと思います。ここの2着馬が次走の未勝利戦で5馬身差圧勝しているようにミスタージーティーの評価を相対的に高めていいと思います。

ここまでミスタージーティーの戦績を振り返ってきましたが、父キングマンボ×母父サドラーズウェルズの血統構成ですから中山芝の内回り2000mと主流血統が苦戦する舞台というのも後押しですし、新馬戦の内容から決して弱い馬ではありませんので、後は前走の出遅れ癖が尾を引くような馬でなければ何らかの印は回してOKと思います。

■ ショウナンラプンタ(想定7番人気)

【新馬戦】
3~4角からの捲り勝負を1着。ラスト4F 11.8-11.3-11.6-11.7 と特に前・後ろ有利が顕著な馬場ではありませんでした。走破タイムも平凡ですが、この新馬戦で次走を走った2着、6着馬が巻き返していますのでメンバーレベルも低くはありませんし、ここをしっかり着差をつけて勝ち切ったことは評価。特に2着馬のサトノシュトラーセは次走の未勝利戦で5馬身差圧勝しており、新馬戦でこの馬相手にほぼ同じ位置取りから上がり脚で完全上位の脚色でしたから、この馬は高評価していいと思います。

【東京スポーツ杯2歳ステークス】
スタート出遅れ。道中2,3,4番手が1,2,3着の前有利を最後方からのレース。ラスト4F 11.6-11.7-11.7-12.4とラスト1ハロンが減速する消耗タフ戦で差しが届いていいレース内容でしたが4角最後方ではさすがに届かず上り最速も4着までという内容。東京スポーツ杯2歳ステークスは出世レースとして有名ですが、持論として『勝ち馬』よりも『上り最速』が重要ファクターと思っていまして実際にこのレースからの出世馬はいずれも上り最速であればショウナンラプンタに期待してしまいます。

【東スポ杯2歳S:上り最速馬】
-2022年🥉ハーツコンツェルト
-2021年🥇イクイノックス
-2020年🥇ダノンザキッド
-2019年🥇コントレイル
-2017年🥇ワグネリアン
-2016年🥇スワーブリチャード
-2015年🥇スマートオーディン
-2014年🥇サトノクラウン

ここまでショウナンラプンタのレースを振り返ってきましたが、前走の東スポ杯2歳Sで上り最速を出しつつもレース内容はスムーズではなかったことから人気ダウンするこの場面は馬券購入側としては拾い時のように思います。新馬戦は着差付けて完勝、次走はTB逆行も上り最速4着と、典型的な穴をあける馬のように見えますので当日はもう少し人気するのかなと思いますが、人気によらず何かしらの印は回したい存在です。

■ タリフライン(想定8番人気)

【新馬戦】
前崩れの差し展開。ラスト3F 11.8-11.3-11.0 の加速ラップは優秀ですし、そもそも最初の1000mが1.02.0というスローペースでの入りでしたから、前崩れというよりは前が弱すぎたメンバーレベルということを考えると決して差し有利なラップ構成ではないかなと。そう考えればしっかり差し切ったのは評価できそうです。また上がり3F33.4も優秀だと思っていて、同日に行われたサウジアラビアRCを後方一気で勝利したゴンバデカーブースの上がり3F33.5ですから末脚勝負なら互角もオッズ差がこれだけ開くと言う妙味と捉えることも。

ここまでタリフラインの戦績を振り返ってみましたが、新馬戦の内容は着差十分で早い上がりも使えていますから評価して良い内容と思います。2着馬も次走の未勝利戦で一発回答していますからレベルが極端に低いと言うこともないですし、あとは鞍上がマーカンドにダウンしたことと、ホープフルSが上がり勝負になるかどうかが焦点になりそう。

■ シリウスコルト(想定9番人気)

【新馬戦】
4角1,2,3番手が2,4,5着で、1番人気が後方から3着のレース展開を後方から1着で10番人気の大穴。ラスト3F 11.9-11.8-12.0と福島らしい持続勝負戦で、シリウスコルトは4角で前がポッカリ開く恵まれた面がありましたが、それでもしっかり差し切りは評価して良い内容と思います。ただ、同条件のレースが翌日に3走ありましたが走破タイムはそのどれと比べても劣るものでしたから上級条件での通用はどうか。

【新潟2歳ステークス】
アスコリピチェーノの走破タイムが優秀であることは阪神JFの全頭診断で述べた通りでハイレベル戦。
ポイントはこのレースで差し届かなかった馬が次走以降巻き返すお宝レースになっていてシリウスコルトもこれに該当して次走巻き返す背景。

☑️差し届かなかった馬達
1着:阪神JF1着🥇
5着:シリウスコルト
7着:次走GⅡ2着🥈
10着:その後朝日杯FS4着

【芙蓉ステークス】
4角前にいる馬でないとノーチャンスの展開。ラスト3F 12.1-11.6-12.1と中山芝としては特別評価を与えて良い内容のレースではないですし、走破タイム2.03.0についても同日に同条件の2歳未勝利戦での走破タイム2.03.4ですから全体時計もこれと言える協調材料はないと言う印象。

ここまでシリウスコルトの戦績を振り返ってみましたが、2走前の新潟2歳Sを経験できたのは強みになりますが、それ以外には特に加担できるようなストロングポイントがありませんし、鞍上はGⅠでは厳しい戦績の三浦騎手ですから良くて紐まででしょうか。

■ ウインマクシマム(想定10番人気)

【新馬戦】
4角で前にいた3頭でそのままワンツースリーの結果。ラスト4F 12.2-12.2-12.1-12.2の持続戦でしたので稍重の馬場を考慮しても瞬発力優位の馬は圏内にこることができないレース内容で、適性真逆だった4着馬が次走の良馬場変わりで上り最速1着がこの裏付けになるかなと。走破タイム2.08.3はかなり遅く見えますがタフな稍重でしたのでそれを踏まえると標準的。その中でウインマクシマムは3頭の1番外で足を使わされた展開ですから評価して良いのかなと思います。

【未勝利戦】
1,2番手が2,3着の内容で僅差2着の内容。ラスト3F 12.3-11.4-11.2 の加速ラップを踏めたのは評価して良い内容ではありますが、やはりこれを差し切った1着馬の方が評価したい内容かなと思います。前走、今走の内容から未勝利突破は時間の問題と思いました。

【未勝利戦】
逃げたウインマクシマムに捲り勢が襲いかかる展開。ラスト3F 11.9-11.5-11.6ですがら道中13.1の中緩みラップ踏んでいますから前有利なレース展開と判断して良いでしょう。ここは能力通り順当な結果と判断。

ここまでウインマクシマムの戦績を振り返ってみましたが、安定した操縦性とコーナリングの高さから自己条件では信頼して買える存在と思いますが、今回は一気のGⅠ昇格戦となると協調材料に乏しいのが現実。ただ中山2000mの内回り戦ですからこの操縦性が大きな武器となるのは明らか。これを活かせる内枠が欲しい。

■ サンライズアース(想定11番人気)

【新馬戦】
最下位人気で大穴1着のレース。ラスト3F 11.8-11.7-11.7の減速なしラップを逃げ切り完封ですから弱い内容ではありません。2着馬とは3/4馬身差ですが3着には6馬身差つけているように1,2着馬が上位のレースレベルですし、実際に2着馬は次走も好走していて未勝利突破は順番待ち。ただし走破タイム自体は平凡ですので全幅の信頼までは。

ここまでサンライズアースの戦績を振り返ってみましたが、前走は大穴とはいえレースレベルは低くありませんし、京都内回り戦の経験値はホープフルSの中山2000m内回り戦を考えると重要。馬体の大きな馬ですので一度使ってからの上積みもあると思いますので、調教や枠が良ければ抑えても損はない馬なのかなと。

■ サンライズジパング(想定12番人気)

ダート勝ち上がり馬の参戦でドゥラエレーデを彷彿とさせます。この馬の特筆すべきポイントは2つ。1つ目は調教がやたら動くこと。特に栗東坂路では凄まじい時計連発していますので間違いなくいつかは上級条件に来れる馬だと思いますし、もしかしたらドゥラエレーデの再来でいきなりここかもしれませんね。それと2点目ですが2走前0.3差でフォーエバーヤングに敗れましたが、このフォーエバーヤングが次走のGⅠ全日本2歳優駿を7馬身差ぶっちぎる破格の内容で2着馬イーグルノワールとは1.5秒差ですから、この0.3差というのが相対的に輝いて見えます。

ここまでサンライズジパングの戦績を振り返ってみましたが、ドゥラエレーデの前例、栗東坂路の超絶調教、フォーエバーヤングとのタイム比較から買える材料は揃っていますので、ここまで人気しないのであれば馬券に組み込んでも期待値は十分に取れるのかなと思います。

■ ディスペランツァ(想定13番人気)

今回の惑星候補🪐

【新馬戦】
4角先頭集団にいないと難しい展開。ラスト3F 11.9-11.8-11.6の加速ラップですからこのレースで結果を出せた上位馬はそれなりの評価をして良いでしょう。ディスペランツァは終始外を回されて最後は伸びない内を突いたので評価が難しいところではありますが、一つ言えるのは抜けた能力を持っているわけではないと言うことかなと。

【未勝利戦】
早め捲りを押し切るレース展開。ラスト3F 12.3-11.5-11.9と捲り競馬を体現したラップ構成で注目ポイントは2着馬が次走で未勝利戦突破して、その次にオープンクラスも制したという相手だったということ。また阪神内回り2000mの直線急坂コースで結果を出せたのもホープフルSに参戦するとあっては加点材料かなと。

【京都2歳S】
立ち回り戦を一頭だけ800mロンスパ戦。レースラップがラスト4F 12.0-11.9-11.9-12.1と大きく減速しない持続力戦のタフな内容。走破タイム1.59.8は、翌日の3歳以上1勝クラス同条件で1着馬が2.00.9と、勝ち馬シンエンペラーの走破タイムが1秒以上も早い内容。ちなみにこの2.00.9で1勝クラスを勝利した馬はその後すぐの2勝クラスも突破してしまいましたから、レースレベルは評価して良いと判断できます。そんなレース内容を道中最後方から800mロンスパ&大外ぶん回しで届くわけがないのですが、0.3秒差はなかなか強い内容ではないでしょうか。

ここまでディスペランツァの戦績を振り返ってみましたが、前走の内容がなかなかに強烈だと思っていまして、普通の馬なら最後に上位争いにすら参加できないレース内容でしたから下手乗りの中で濃い内容ですから評価して良いと個人的に思っています。それと父ルーラーシップ×母父メダグリアロードですらか、内枠を引いて立ち回り戦が血統面でのテリトリーゾーンの馬にも思いますので、これまで3戦全て外枠を引いていますから、今回内枠を引ければ面白い存在では?と思っています。

■ ニューステソーロ(想定14番人気)

【新馬戦】
4角1,2番手が2,3着のレース内容。ラスト3F 11.2-11.0-11.4のスロー瞬発戦で、前半1000m1.03.4のスローの入りでしたから基本は前有利も瞬発力のある馬には屈するという教科書通りの結果。特にニューステソーロを評価できる内容ではありません。

【未勝利戦】
経済コースを最内枠から逃げ切る内容。ラスト3F 11.9-11.4-11.7ですが、その前の2つのラップが、12.8-13.0と中緩みのラップを踏襲していますから上手い逃げ方だったなと鞍上を評価できる内容。2,3着馬が直線捌けずもたついていたのも大きかったですので馬の能力が高かったとは評価ができない内容かなと思います、

ここまでニューステソーロの戦績を振り返ってみましたが、特に高評価につながるレースはありませんでしたので、このメンバー相手に協調できる加点材料は乏しいのかなと。

■ アドミラルシップ(想定15番人気)

【新馬戦】
前半1000mが1.04.3の超スローで走破タイム2.05.4とかなりの低レベル戦。

ここまでアドミラルシップの戦績を振り返ってみましたが、前走を走破タイムだけで評価するのは難しいので別の視点から見てみますと、まず血統父ゴルシ×母父キンカメですので間違いなく今回の中山2000m内回り戦のが向くと思います。それとすでに美浦ウッドでかなり良いタイムで追い切りができていますので、この辺の加点材料でどこまでといった評価でしょう。

■ インザモーメント(想定16番人気)

【新馬戦】
平凡な内容。ラスト3F 11.4-11.1-12.4の最後の1ハロンで大きく減速する消耗戦で差しが届く内容でしたが逃げ切りはレベルが高くない証拠。

【未勝利戦】
ラスト3F 12.6-11.4-11.6のラスト2ハロンの瞬発勝負。ただし走破タイムや上がりタイムは平凡な内容で特別高評価を与えられるようなレース内容ではありませんでした。

ここまでインザモーメントの戦績を振り返ってみましたが、特別に評価できるレースは経験しておらず、今回一気の相手強化のここで狙うには根拠が乏しいですので、内枠を引くなり、素晴らしい追い切りを披露する形がないと買うまでには至らない対象なのかなと思います。

■ テンエースワン(想定17番人気)

出遅れ癖のあるダート馬。
現状では厳しいかなと。

■ アンモシエラ(想定18番人気)

父ブリックスアンドモルタル、母父ゴールドアリュールのダート血統で、これまで5戦ダートを走ってきての芝GⅠ挑戦。
買い材料に乏しく。

■ カフェグランデ(想定19番人気)

未勝利戦は重馬場で突破、前走は前2,3番手がワンツーの前残り展開でカフェグランデも上がり32.9と限界値に近い足を使っていましたから展開負けの面があるものの真っ直ぐ走れていませんでしたし現時点での完成度の高さを上位と比較したら厳しいのでは、と思います。

■ ホルトバージ(想定20番人気)

1勝クラスの自己条件でも厳しい現状では。

■ ロジルーラー(想定21番人気)

1勝クラスの自己条件でも厳しい現状では。

■ ココナツキュート(想定22番人気)

1勝クラスの自己条件でも厳しい現状では。

現時点での1週前予想

◎:シンエンペラー
◯:ショウナンラプンタ
▲:ミスタージーティー
穴:ディスペランツァ
☆:ゴンバデカーブース
☆:レガレイラ
☆:サンライズアース
☆:サンライズジパング
☆:タリフライン

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