横浜ベイスターズと出会った話


 自分は山梨育ちです。


 プロ野球というと、山梨は一昔前は巨人一色でした。


 実際、小学校の友人も、中日ファン1人を除き、ほとんど巨人ファンだったと記憶しています。


 そんな環境で、なぜ、横浜ベイスターズが好きになったのでしょうか?


 きっかけは3つあります。


 ①阪神ファンの母親の存在

 自分の親は両親とも巨人ファンではなく、父親はホークス、母親はタイガースファンです。そして、母親は絵に描いたようなアンチ巨人です。そんな母親に育てられたので、巨人を応援する選択肢はありませんでした。


 ②テレビ神奈川(tvk)が映る

 山梨県はtvkが映る地域があります。tvkでベイスターズ戦の中継をしてくれます。野球というスポーツに興味をもち、中継をよく見ていました。


 ③初めての横浜スタジアム観戦で勝った

 これに尽きます。②に挙げた理由で、ベイスターズに興味をもち、父親にせがんで横浜スタジアムへ連れて行ってもらいました。2002年の阪神戦であったと記憶しています。試合終盤に種田の逆転タイムリーで逆転勝ちしました。もうそこから、横浜ファンになりました。当時好きだった選手は、佐伯貴弘に鈴木尚典に吉見祐治、多村仁、タイロンウッズなど…。


 基本的にこれらの理由です。


 2002年ごろからなので、かれこれ20年以上ベイスターズファンです。

 ファンになったころは壊滅的に弱く、父親に『本当にこのチームが好きになったのか…?』と聞かれるほどでした。


 けれど、ホークスファンの父親は、よくベイスターズの試合に連れて行ってくれましたし、グッズも買ってくれて、感謝しかありません。


 2008年〜2012年と5年連続最下位の時期は、本気でファンを辞めるか考えましたが、年1で山梨で試合が見れて、尚且つ勝っていたこともあり、結局辞めることはありませんでした。


 辞めないで良かったと今では思えます。


 とても弱いチームでしたが、愛おしく思えます。


 ここ数年、順位を争えていることは、とても幸せなことです。


 昔は交流戦が終わる頃には最下位当確でした。


 ヴァンフォーレ甲府、千葉ロッテと共に、人生の半分以上の年月を応援してるベイスターズが大好きです。

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