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今の自分があるワケ

『大学生では、絶対1番になってやる。』

人より優れていたい、早くから行動しておきたい、ただの承認欲求から勢いで行った大学1年生の夏、ニュージーランドへのインターンシップ。

高校の時の私は勉強そっちのけで好きなことしかしてなくて落ちこぼれだった。大学も適当に選んだ。だからこそ、大学では変わりたかった。明確な目標はないけど、変わりたかった。

でも目標がない割には、期待を裏切るように変わってしまった。

ニュージーランドは私の第二の故郷。

今となってはそう自信を持って言える。本気で海外への興味が出たのも、今の私があるのも、全部ニュージーのおかげ。


それでもインターンするからには多少の目標は持っていかなきゃなって思ってて、自分の英語力を確かめる、文化の違いを学ぶ、海外の接客を知るってたしか出発1週間前くらいに決めたっけ、(笑)

不安とワクワクと、半々の気持ちだった。
とりあえず積極的に頑張りたい、それだけだった。

仕事が始まった。空港で海外観光客に向けてSIMカードやレンタル携帯を販売するVodafoneで働いた。

携帯の知識なんて、1ミリもない。(笑)
よく分からない情報とともに英語もよく分からなかった。(笑) 3週間たった頃、やっと慣れてきたけど最後まで完璧だったかと言われたら自信もって縦にくびは振れないなぁ〜

ただ一つだけ言えるのが、英語の能力は関係なく、自分に自信がついたってこと。理由は、同じ職場のスタッフがめちゃくちゃフォローして仲良くしてくれたから。

いつも、「仕事はいいからほかの店の人と話しておいで!間違えは気にしなくていいから!」って言われてた。

空港だったこともあったから、カフェ、お土産屋さん、レンタカー、いろんな店があって沢山の国籍の人と友達になって話した。

もちろん、最初から話せたわけじゃない。通りかかったら笑顔で手を振って話しかけてくれる、その積み重ねで自分からHello!の一言が言えるようになった。自信がついた。

人が温かい国なんだなって実感した。

実は、インターンシップ期間中、ホストファミリーにもお世話になった。

私、なんの縁もないただの日本人なのに家族みたいに温かく迎え入れてくれた。

観光ではゴールドラッシュが有名で歴史的な町アロータウンとか、ワカティプ湖が一望できるクイーンズタウンのスカイゴンドラに乗ったりしたんだけど、どこ行っても目合ったらみんな笑顔でニコ︎︎☺︎ってしてくれた!

湖と空に吸い込まれそうになった。食べ物が美味しくてたまらなかった。ホストファミリーとの朝のウォーキングが楽しかった。マザーはまた絶対ニュージーランド来るのよ!って言ってくれた。

いちいち全てのことに感動した。

写真を見返したらそのときの情景感情会話、全部が蘇ってくるのは、きっと私にとってそれが初めての経験だったから。人生を変えたから。

出発1週間前に決めた目標はあんなにテキトーだったのにその目標以上の財産が得られた。

素晴らしい自然と景色のおかげで世界はこんなにも広いんだってことが知れた!温かい人柄のおかげで自分に自信が持てた!!ワーホリっていうでっかい夢もできた!!!

お仕事でお世話になったスタッフに絶対会いに行こう。自分の成長した姿をみせるんだ。温かくしてくれた分、何かしらの形で恩返しがしたい。まだまだ見てない素晴らしい景色が必ずある。

ニュージーランドに戻りたい。
ニュージーランドに、住みたい。

私の帰る場所ができた、だってみんな待ってくれてるんだもん。だから、

ニュージーランドは私の第二の故郷。

たくさんの人が湖のほとりで日光浴してて、そこを「ビーチ」って呼んでる、そんな自由な国に必ず戻ると誓います。

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